あやかしトライアングル 第95話 感想

※この記事はネタバレを含みます。

どうも、重平です。

あやかしトライアングル第95話「内なる獣」の感想です。

[95話]あやかしトライアングル - 矢吹健太朗 | 少年ジャンプ+
不思議な妖怪「妖(あやかし)」がいる日本。妖と戦う忍者「祓忍」の風巻祭里は、幼なじみで妖が好きな少女・花奏すずを守るべく日々妖と戦う。だがそこに猫の妖シロガネが現れて...?
あやかしトライアングル 9 (ジャンプコミックス)
自分がいないと祭里とシロガネを元の姿に戻せないと言い出したカゲメイ。友達になろうという彼女の申し出に祭里とすずは…!? そして学校では水泳の授業が! 止まるところを知らないすずの想いが暴走して…!?

あやかしトライアングル第95話「内なる獣

追い詰められるすず

さて、一週間ぶりのあやトラですね。

前回は律太が妖に憑かれ悪夢を見せられてしまい、そんな律太を助けるためにすずとシロガネは律太の夢の中へと入って行きましたね。

しかし、夢の中へと入ったはいいものの今度はすずが妖に襲われてしまい、律太の不安を元に作られた悪夢は、想い人の祭里に襲われるというすずにとっての悪夢になってしまいました。

夢の中とはいえ、好意を持っている相手から本気の殺意を向けられるというのはかなり心に来そうですよね。しかも偽祭里はすず(妖巫女)を倒すべき妖として本気で祓いに来てますから、その攻撃の破壊力からして殺意高めなのが伝わってきます。

対して、すずは相手が祭里ということもあり、完全に悪夢の雰囲気に飲まれてしまい逃げ惑うばかり。夢の中という特殊な状況もあり、妖巫女の力を発揮する余地などありません。

すずは成す術なく追い詰められ、偽祭里の凶刃がすずに迫る。その時、すずを助けに入ったのは弟の律太でした。

まだ小6の小柄な体で必死に祭里の腕にしがみつき、すずへの攻撃を止める律太。祭里の動きを止めながら、律太は祭里とすずがキスしているところを見ていたことをすずに打ち明けました。しかしその直後に律太は振り払われ、偽祭里の攻撃の標的になってしまいました。

律太の行動、そして不安の原因を知ったすずはついに覚醒。イメージで折神を具現化すると、律太へと向けられていた偽祭里の攻撃を受け止めました。

律太の心の隙を作ってしまったのは自分であると気付いたすずは、この事態を解決するために、”本当の姉ちゃん”を見せる決意を固めたのでした。

すずの”内なる獣”

“本当の姉ちゃん”を見せると決意したすず。

すずはシロガネに声をかけ許しを得ると、己の中の”内なる獣”を解放しました。

すずが”内なる獣”を解放すると、なんと夢の世界は”ピンク色”に!(ん?ピンク色!???)

さらに、祓忍装束を着ていた祭里は白ビキニへと強制フォルムチェンジされ、さらに追い打ちをかけるようにすずは”練乳”を召喚し、偽祭里にこれでもかと白い液をぶっかけました。

世界をピンクに塗りつぶし、祭里に白ビキニを着せたうえに練乳をぶっかけまくったすずは最後にこう言いました。

「やってみたかったの・・・ミルク祭里♡」

ほう、「ミルク祭里」ですか。やってみたかったなら仕方がないですね。

じゃねーよッ!!なんつー卑猥な妄想を具現化してんだこのハレンチ巫女はよぉ!!!

“本当の姉ちゃんを見せる”と言って見せてきたのがコレである。弟に見せる”本当の姿”とやらがそれでいいのかお姉ちゃん…。

しかしながら、悲しいかな悪夢にとってはこれが最適解でもありました。

夢の世界では思念の強さこそがものを言います。現実とは違い、自分の想像力次第で服装もパワーも自在に変化させられますし、刀から練乳まで欲しいと思ったものを何でも生み出すことができます。

そんな世界ではすずの妄想力はまさしく”最強”。花奏すず”1000年の色欲”によって、すずは瞬く間に世界をピンク色に塗り替え、偽祭里から襲われる立場から偽祭里を襲う立場へと逆転してしまいました。

思えば、日照り神の猛暑を克服した時も(祭里にサンオイル塗りたい)、カゲメイによる身体の支配から逃れた時も(祭里とキスしたい)、すずは祭里への想いの強さから逆境を乗り越えてきましたね。

今回の窮地からの逆転劇も、「ミルク祭里をやりたい」という祭里への強い想いがあったからこそ乗り越えられたものなんですね!(`・ω・´)キリッ

ていうか、なんだ“1000年の色欲”って(爆笑)。

妖の正体

さて、律太の不安から生み出された夢の世界は、すずによって悪夢から淫夢へと生まれ変わりました。ある意味妖にとっての悪夢ですね。この惨状を前に、悪夢を見せてきた妖もついにその正体を現しました。

この悪夢の世界を作り出した妖、それは「獏(バク)」という夢を食べる妖でした。

ついに現れた”獏”は、真っ黒で巨大な体躯を持ち、見るからに禍々しい雰囲気を漂わせていました。が、しかし、シロガネ曰く本来”獏”とは悪夢を食べる温厚な妖とのこと。”獏”に異変を感じたシロガネは瞬時に獏が”穢れている”ことに気が付きました。

しかし、シロガネが”穢れ”に気付いたのも束の間、獏についていた穢れはすぐに消え、そこには身体が小さくなり本来の姿に戻った獏が倒れていました。

その後、悪夢から覚めたすずと律太は和解し、姉弟の仲は元通り。悪夢を見せていた獏もシロガネの隣で反省している様子で、これにて一件落着となったのでした。

ところで、律太はどこまで夢の内容を覚えているのでしょうか。「すずが祭里のことを大好きだった」ことは覚えているようなのですが…まさか「ミルク祭里」は覚えてませんよね…?

小6にあの光景は刺激が強く、今後の性癖に重大な影響を与えかねないので、律太には全てを忘れてもらって健全に育ってほしいものですね(笑)。

感想/まとめ

花奏すず”1000年の色欲”が暴走したお話でした(笑)。

序盤の緊張感あふれる祭里とすずの鬼ごっこ。すずからしてみれば精神的に相当キツかったでしょうね。なんせ自分の大好きな人から本気で殺されそうになってるわけですからね。

そこに姉を助けるべく祭里に飛びついた律太がかっこよかった。今まさに目の前で人が殺されそうになっているところに飛び込んでいける一般人などそうそういるとは思えません。あの局面で動ける男は将来大物になりそうです。律太がどんな男性になるのか、5年後10年後が気になります。

そして、そんな律太の勇気ある行動からの、すずが本領を発揮。

“本当の姉ちゃん”が見せてくれたのはピンク色の世界。そして「ミルク祭里」とのイチャイチャでした。(もうやだこのハレンチ巫女)

妄想を垂れ流す前にシロガネに許可をとったのは、シロガネにイチャイチャの妨害を我慢してもらうためだったんですね。確かに、普段イチャイチャストッパーとして機能しているシロガネが何の前触れもなくピンク色の景色を見せられては発狂してしまいかねないですものね。すずが声を掛けたのは正解だったでしょう。

そして、花奏すず”1000年の色欲”によって悪夢は淫夢へと変わり、律太とすずは無事に(?)窮地を脱することができましたね。夢の世界を丸々塗り替えるだなんて、すずはなんて恐ろしい想像力をお持ちなのか…。ていうかこの「ミルク祭里」、「やってみたかった」ってことは、夢の世界で発散できなければ現実の祭里が練乳まみれになってた可能性があったってことですかね?…祭里、命拾いしたなぁ…。

さて、こうしてすず達は悪夢の世界から逃れたわけですが、最後に悪夢を見せていた妖の正体が”獏”だということが判明しましたね。

しかし、ここで気になるのは獏に憑りついていた“穢れ”です。体も小さく普段は温厚な性格で悪夢を食べてくれるはずの獏が、逆に悪夢を見せ人を襲うほど凶暴化するだなんて、この”穢れ”とは一体なんなのでしょうか。

前回のお話を読んだ時点ではこの獏がすずに敵対している妖かと思いましたが、どうやらそういうわけではなさそうです。ただ、これはまた強大な敵が現れる前触れと捉えることができそうですね。

次は一体どんな敵が現れるのでしょうか。”穢れ”の見た目からしてまた”異魂”や”異妖”なのかなとも思えますが、塵塚怪王のように古くから存在していて妖巫女の存在を知っている妖という可能性もありますよね。

また、この”穢れ”というのはどういったものなのか。敵意を持った妖が意図的にばら撒いて他の妖を操っていると考えることもできますが、この”穢れ”自体には特に意思はなく、たまたま”妖巫女を知っていた獏が暴走した”だけと捉えることもできますよね。まあ、現時点では情報がなさすぎるので妄想の域を出ませんから、これからのお話の中で”穢れ”について明かされていくことを期待しています。

全体的な印象としてはピンク色のお話だったものの、最後に不穏な気配も残していきました。この”穢れ”とは一体なんなのか、そして、花奏すず”1000年の色欲”はどこまでイってしまうのか、これからのお話も楽しみですね。

連載2周年キャンペーン!

あやかしトライアングルが連載2周年を迎えました!おめでとうございます!!

つい先日連載が始まったと思ったらもう2周年。早いものですねぇ…。

昨年末にはアニメ化が決定したり、直近ではジャンプ本誌からジャンプラへ移籍したりするなど大きな出来事もあり、あやトラはますますの盛り上がりを見せてくれています。

そして今回、あやトラは2周年を記念して3大キャンペーンを実施してくれました!!

内容は次の通り!

①扉絵シチュエーションコンテスト!

自分の好きなキャラクター、シチュエーションを書いて応募すると、選考された上位3案が実際に描かれ、扉絵として使用されるというなんとも夢のある企画!!これは推しを描いてもらう千載一遇のチャンス!

しかも、扉絵採用者や、採用されなかった人から500名にはプレゼントもあるとのこと!これは応募するしかありませんね!!

詳細情報、応募については、あやかしトライアングル第95話をチェック!

あやかしトライアングル95話 2ページ目より引用
[95話]あやかしトライアングル - 矢吹健太朗 | 少年ジャンプ+
不思議な妖怪「妖(あやかし)」がいる日本。妖と戦う忍者「祓忍」の風巻祭里は、幼なじみで妖が好きな少女・花奏すずを守るべく日々妖と戦う。だがそこに猫の妖シロガネが現れて...?

②矢吹健太郎描き下ろし!ドローイング動画!

そして、矢吹先生描き下ろしのドローイング動画が、6月20日18時より、YouTubeジャンプチャンネルにて公開中!

以前も矢吹先生のドローイング動画を拝見したことがありますが、先生は本当に絵がお上手でついつい動画に見入っちゃうんですよね。矢吹先生がどんな感じで絵を描いているのか、気になる方も気にならない方も是非一度ご覧ください!

【あやかしトライアングル 2周年記念】矢吹健太朗先生が描く「風巻祭里&二ノ曲宗牙」【ジャンプ作家の神ワザ】/“Ayakashi Triangle” Time-lapse Drawing Video
『あやかしトライアングル』連載2周年を記念して、矢吹健太朗先生が描く「風巻祭里&二ノ曲宗牙」ドローイング動画をお届け!美麗なテクニックを余すことなくお見せします。★戸松遥さん&矢吹先生が実況!『ララ&祭里』の作画動画はこちら★あやトラ✕ToLOVEる コラボ...

③壁紙プレゼントキャンペーン!

さらに!6月20日より5週間にわたって、矢吹先生の公式Twitterにてスマートフォン用の壁紙を配布するとのこと!

これは非常に嬉しいファンサービス!毎回欠かさずチェックしてありがたく頂戴しましょう!

詳細は矢吹先生の公式Twitterをチェック!!

連載から2周年を迎え、これほどのキャンペーンを展開してくれたあやかしトライアングル。

アニメ化も控えていますし、これからますますの盛り上がりを見せるあやトラを応援していきましょう!

それではまた次回!

単行本発売中!

あやかしトライアングル 9 (ジャンプコミックス)
自分がいないと祭里とシロガネを元の姿に戻せないと言い出したカゲメイ。友達になろうという彼女の申し出に祭里とすずは…!? そして学校では水泳の授業が! 止まるところを知らないすずの想いが暴走して…!?

あやかしトライアングルはジャンプラで!!

[1話]あやかしトライアングル - 矢吹健太朗 | 少年ジャンプ+
不思議な妖怪「妖(あやかし)」がいる日本。妖と戦う忍者「祓忍」の風巻祭里は、幼なじみで妖が好きな少女・花奏すずを守るべく日々妖と戦う。だがそこに猫の妖シロガネが現れて...?

☚前回のお話                                 次のお話☞

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あやかしトライアングル 各話一覧
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