※この記事はネタバレを含みます。
どうも、重平です。
あやかしトライアングル第96話「歳上のお誘い」の感想です。
あやかしトライアングル第96話「歳上のお誘い」
穢れ
前回、花奏すず”1000年の色欲”によって解決した悪夢の一件。”穢れ”によって暴走し、すずと律太を襲った”獏”の妖の「バク蔵」はすっかり正気に戻り、今回の騒動についてすずたちに謝っていました。
バク蔵曰く、何故すずを襲ったのかは自分でもわからないとのこと。気が付いたら穢れていて、すずたちを襲っていたようです。
そもそも”穢れ”とはなんなのでしょうか。
“穢れ”とは、「負の残留思念に支配された状態」であり、いわば「闇堕ち」であると清玄おじいちゃんは言いました。また、シロガネも清玄おじいちゃんに同調するように「小さな異魂にでも憑りつかれたのかも」と言っていました。
このふたりの発言からすると、”穢れ”というのはやっぱり”異魂”や”異妖”絡みの問題なんですかね。ただ、憑りつかれる側の妖（バク蔵）も気づかないうちに憑かれていたというのが少し気になります。今回も殆ど情報が出てきませんでしたが、だからこそ余計に不気味な感じもしますね。
とはいえ、とりあえず目の前の「バク蔵」は正気に戻ったし、気にはなるけど解決したから問題なし！と思いきや、清弦おじいちゃんは何やら気がかりなことがある様子。おじいちゃんの気がかりは、バク蔵から抜け出た”穢れ”の行方でした。
バク蔵から抜けた”穢れ”はおそらく律太の中に残っていると考えた清弦おじいちゃん。このまま放っておいては律太の心身に不調をきたしてしまいかねないため、律太を治療するべくすずは律太を呼びに一旦家へ帰ったのでした。
律太の性癖が！！
律太は家でゲームをして遊んでいましたが、すずに頼まれて祭里の家に忘れたすずのスマホを引き取りに祭里宅へとやってきました。
まあ、スマホを忘れたというのは嘘で、実際は律太を祭里のもとへ呼び出すための口実なのですが。律太は妖が視えませんから本当の事を言う訳にもいきませんし、仕方がないのでしょう。
そうして祭里宅へやって来た律太は祭里に誘われて家の中へ。祭里は律太を家に上げると、「肩凝ってるだろうからとっておきのツボを押してやる」と言いながら律太の身体をまさぐり始めました。
微かな”穢れ”の痕跡を探すための大事な触診。下心などあろうはずもありません。
…と、頭ではわかっているのですが、どう見ても絵面が事案以外の何者でもありませんでした…。
いきなり家に上げられたと思ったら、美人の汗だく巨乳スポブラお姉さんに密着されて全身サワサワされる小6男子…。書き方のせいかもしれませんが、言葉に表すと犯罪臭がヤバイですね。
“穢れ”の痕跡を探す祭里は真剣そのものである一方、事情を知らない律太は祭里に密着されてドッキドキ。姉の好きな人にドキドキしてはいけないと己を律しようとする健気な律太。ただ、男であればその状況でドキドキするなという方が難しい話でしょう。
そして、ついに”穢れ”の痕跡を見つけた祭里は、そこへ向かって背中から指を押し込み、体内の”穢れ”を祓う忍法「扇浄指（せんじょうじ）」によって律太の体内に風を送り込み、見事律太の中の”穢れ”を祓ってみせたのでした。
ただ、魂力を送り込まれた律太は妙に気持ちよさそうで、なんか絶頂してましたね（笑）。
その後、スマホを回収し帰路に就く律太はどこかボーっとしていて、フラフラとした足取りで帰っていきました。果たして、こんな経験をしてしまった小6の律太はこれからマトモな性癖を得ることができるのでしょうか。律太の将来が少し心配になるようなお話でした。
感想/まとめ
律太の性癖が危ないお話でした。
悪夢のお話といい、今回のお話といい、ここ最近のあやトラは律太の性癖をぶち壊しにきてますね。ショタを拗らせてそんなに楽しいかい！？ええ！？見てる分にはめっっっちゃ楽しいよ！！！
律太君にはマトモに育ってほしいなぁと思いつつも、もう戻って来れないんだろうなと諦めかけている私がいます…。
そしてオチのすず！「扇浄指」が気持ちよさそうだからって自分もやってもらおうとするんじゃあない！シロガネも言ってましたが、すずは頭の中が不浄すぎる（笑）。
それと、”穢れ”についてですが、気になってはいたものの今回はあまり情報は出てきませんでしたね。清弦おじいちゃんとシロガネの発言からしてまた”異魂”絡みなのかなとは思いますが、バク蔵も穢れた理由はわからないみたいですし、まだ何とも言えないですね…。これからの情報の開示に期待したいです。
この悪夢の騒動がこれからどのような展開に繋がっていくのか、これからのお話も楽しみですね。
それではまた次回！
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