※この記事はネタバレを含みます。
どうも、重平です。
「あやかしトライアングル」第7話「妖巫女の憂鬱」の感想です。
あやかしトライアングル 第7話 「妖巫女の憂鬱」
前回、ヤヨを散々転ばせるいたずらをしていた低級妖「とっくり転がし」。
祭里たちはとっくり転がしを山へ帰すため、人に悪さをしないよう妖を驚かす「おそろしの儀」を行う。
清弦(祭里のおじいちゃん)曰く祓忍たちは全ての妖を罪と思っているわけではなく、特に悪質で害のある妖だけを祓い対象としているそうで、あまり害のない妖は脅かして山へ”追い払う”ようにしているそうだ。
さて、とっくり転がしも山へ帰しヤヨ転倒事件も一段落。
「花鳥風月」の4人で学校の屋上で昼ご飯を食べていた時、ヤヨがとあるドラマを皆に勧める。
ヤヨの勧めたドラマは、”シーズー犬になってしまった彼氏をヒロインのキスで元に戻す“というものだった。
祭里は「結婚前の男女がキスなんてダメだろ」と、今どきの若者にしては古風な意見を返す。
食事も終わり皆で教室へ戻りながら、祭里の恋愛観がこじれているのではないかと悶々とするすず。
その時、ニノ曲宗牙の式鬼「ニノ曲ポ之助」が祭里に宗牙からの電号を伝えに現れた。
宗牙からの伝言を聞き、祭里は弁当箱をすずに預けて1人で宗牙の待つ校庭へ向かう。
宗牙が祭里を呼び出したのは、ある情報を共有するためだった。
それは、「妖巫女は”人であり妖”である可能性がある」という情報だった。
すずが妖である可能性が浮上してきた以上、シロガネ同様に警戒し、場合によっては祓いの対象になり得る警告する宗牙。
その言葉を聞いた瞬間祭里は怒って宗牙の胸倉を掴み上げるが、祭里の胸が自分に当たっていることに気づいた宗牙は動揺し姿を消してしまう。
その夜、すずはシロガネ用の「すずだんご」作りに精を出す。
シロガネを「すずだんご」の虜にし、すずを食べるのを諦めさせることが祭里を男子に戻すための近道であると考えているからだ。
「すずだんご」作りで疲れたすずは、ドラマみたいに祭里の術がキスで解けるならかんたんなのにな」と考えながら眠りにつく。
眠りについたすずの体は不思議な光を纏っていた。
すずが眠りについた直後、シロガネと清弦は妙な気配を感じ取っていた。
その頃、祭里は宗牙から聞いた「妖巫女が”人間であり妖”」という話が気になり、なかなか寝付けないでいた。
すずのことを考えながら瞼を閉じた祭里だったが、ふいにすずに呼ばれたような気がして目を開ける。
すると目の前にすずがいた。
祭里は一瞬シロガネの変化かと疑うが、一度偽物を経験した祭里は目の前のすずが本物であると確信する。
いきなり目の前にすずが現れて驚く祭里に、すずは「「私に任せて」と言ったかと思うと祭里の唇にキスをした。
すずが祭里にキスをするその瞬間を、シロガネは戸の隙間から覗き見ていたのだった。
まとめ
あやかしトライアングル第7話「妖巫女の憂鬱」でした。
前回ヤヨを転ばせていた「とっくり転がし」も山へ帰し一件落着。
祭里はヤヨルーと昼飯を食べてますし、仲良くなれてなによりでした。
それにしても、今回はすずの悶々とする気持ちの描写がよく描かれていました。
祭里はいろいろな情報筋からすずに関する様々な情報を仕入れますが、すずを気遣ってかその内容をすずに話そうとしません。
すずも祭里が自分を守るために行動してくれていることは分かっていますが、好きな相手が何かを秘密にしているという状況は少し辛いですよね。
そんなすずの気持ちが募った結果か、すずは祭里の部屋にいきなり現れ、祭里の初キスを奪いました。
随分と大胆な行動に出たものです。
美少女同士のキスシーン…。眼福眼福。
しかし、こんな大胆な行動を取る前にすずの体には不思議な力が宿っているように見えましたし、シロガネや清弦も何かの気配を感じとっています。
これが、宗牙の言っていた「妖巫女は”人間であり妖”である」可能性があるすずの力なのでしょうか。
さて、文章を占める前にもう一つ。
祭里がなかなか寝付けないでいるシーンにちょこっとだけ「スイッチ陰陽師」の漫画が映っていたのですが、その漫画を見た時に重平は驚いてしまいました!
なんと!漫画の作者名に「結城才倍」の名前があったのです!!
「結城才培」と言えば、前作「Toloveる」の主人公「結城リト」の父親であり売れっ子漫画家!
そんな彼の名前が漫画に書かれているということは、「スイッチ陰陽師」の漫画は「結城才倍」先生が連載していることになります。
以前はアイドル動画に「ルン」らしき人物も映っていましたし、どうやらこの「あやかしトライアングル」の世界は「Toloveる」の世界と繋がっていると考えてよさそうですね。
いやぁ、好きですねぇ!
今後もこういった前作からの友情出演が期待できそうです!!
それではまた次回!
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