[あやかしトライアングル] 第40話 感想

※この記事はネタバレを含みます。

どうも、重平です。

「あやかしトライアングル」第40話「シロガネの風邪」の感想です。

あやかしトライアングル第40話「シロガネの風邪

サブタイトルを見て思った。

妖も風邪ひくんかい!!

まあ、それはさておき、扉絵ではラチカちゃんとウーちゃん(雲外鏡)があっかんべーをしていました。

私服姿も似合ってますし、年相応って感じで可愛い扉絵です。

画楽に預けられたラチカ&ウーちゃん

さて、先日のラチカ暴走騒ぎの後、行く当てのなかったラチカと雲外鏡は、すずの口利きで画楽のアトリエに住まわせてもらっていました

あの後どうするのかと思っていましたが、どうやら良い形で落ち着いたようですね。

自分の傘下に加わった妖をほったらかしにしないすずは素晴らしい王ですね。

そんなラチカ達はアトリエに住まわせてもらう代わりに家事や掃除を手伝っていましたが、今はラチカ達との雪合戦が原因で風邪をひいたシロガネの看病をしていました。

妖も風邪をひくんですね。

肉体があるわけではないから病気とは無縁なのかと思ってました。

ていうか、シロガネは雪合戦中「超・冬毛モード」でもさもさになっていましたが、あれは何の意味もなかったんですね…。

さて、そんなシロガネの看病をするラチカちゃんですが、シロガネに熱があるからと部屋の気温をマイナス5度にして風邪をさらに悪化させてしまうなど、どうやら看病には不慣れな様子。

丁度シロガネの様子を見にやってきたすずと祭里に注意されてしまいました。

すずに注意されてシュンと落ち込むラチカと雲外鏡。

悪気があったわけではないのですが、病人にマイナス5度はやりすぎですね(笑)。

今回は注意されてしまいましたが、次の機会には是非今回の経験を活かしてほしいです。

性転紋の異変

シロガネが体調を崩してから、祭里のお腹にある性転紋にも異変が起き始めていました。

始めはお腹の当たりがぼんやり熱くなる程度でしたが、シロガネの体調がさらに悪化したことにより燃えるような熱さを感じるようになってしまいました。

祭里曰く、「へそから熱湯を注ぎこまれている」ような状態だそうです。

これは結構辛そうです。

経験したことも、経験したくもない状態ですね。

どうやら祭里にかけられた“性醒流転の術”とシロガネの体調はリンクしているようで、シロガネの妖気が乱れると術も不安定になるようです。

これはシロガネも想定していなかったことでした。

さすが「秘術」というだけあって、術者(シロガネ)の妖力と術は密接に関わっているようですね。

まあ、祭里はただのとばっちりなので可哀想ではありますが。

責任を感じるラチカ

シロガネに続いて祭里まで倒れてしまったこの状況。

ラチカは責任を感じ、自分になにかできることはないかと悩んでいました。

そんなラチカの心労を和らげてくれたのは、祭里の「お前のせいじゃない」という言葉でした。

祭里とは折り合いが悪かったラチカですが、祭里の相手を労わる優しさに触れ、「カザマキも優しい女の子なんだ」と祭里の認識を改めました。

ラチカは雲外鏡を連れて部屋の隅へ行くと、「(看病は)どうしたらいいか」と相談を始めました。

今まで凍らせることくらいしかやってこなかったラチカちゃんですから、こんな時どうしたらいいのかわからなくても無理はありません。

そこへ、話を聞いていたすずが登場。

すずは、「むずかしく考えなくていいんだよ」と言うとラチカにタオルを手渡し、祭里の汗を拭いてくるようにお願いしました。

すずは本当に教え方が上手というか、相手の気持ちに寄り添って考えることができる素晴らしい人間だと筆者は思います。

「妖術なんて使わなくても気持ちを伝える方法はある」という言葉は、今まで他の妖や人と関わったことのなかったラチカにとって目から鱗だったでしょうね。

すずのアドバイスでラチカちゃんもどうすればよいかわかったようですし、看病、うまくいくといいですね。

ラチカが見たモノ

すずがラチカにアドバイスをしている頃、シロガネは大きなくしゃみを一つしました。

すると、祭里のお腹にある性転紋がぐるんぐるんと勢いよく周り始め、祭里の身体にある異変が発生しました。

祭里が己の身体に生じた変化に驚いていると、丁度そこへタオルを持ったラチカが登場。

祭里の身体を拭いてあげようと正面から祭里に近付いたラチカですが、そこでラチカは衝撃的なモノを目にしてしまいます。

なんと、祭里の股間に当たる部分にはどっちもついていたのです。

生まれて初めて目にするソレに驚き、錯乱状態のままソレを氷砕しようとするラチカ。

しかし間一髪、性転紋が正しい位置に戻り、祭里に生じたソレはなくなったのでした。

その日の夕方、事前に画楽が飲ませていた薬湯の効果でシロガネの風邪はすっかり治り、シロガネも祭里も元気になりました。

しかし、ラチカは刺激的なモノを見てしまったショックから、すずに抱き着いて離れようとしませんでした。

そして、すずは怯えるラチカを慰めながら「見たかったな・・・」と考えていたのでした。

感想/まとめ

えっっ!!??そうなんの!!???????

えっ!?性転紋が不安定になるとそうなんの!!??

いやーまさかまさかの…生えてきましたね…。

これには筆者も驚きましたわ。

TS物ってだけでも濃い属性持ってるのに、さらに凄い属性を付与してきましたね。

途中までラチカちゃんが看病を通して成長していく良いお話だったはずなのに、最後のオチで全部持ってかれてしまいました。

矢吹先生、末恐ろしいお方です…。

ていうかすずさん、あんた祭里のアレ「見たかったな」って!

いやまあ、すずだから今更そんなに驚くことでもないけれど。

でも、やっぱすずさんも侮れないお人やで…。

さて、衝撃的なオチとなった今回のお話。

まあビックリしたもんですが、次回も次回で「すずに夜這いを仕掛けろ」という忍務が祭里に下るそうで。

いったい何をやらかす気なのでしょうか。

次回も楽しませてくれそうです。

それではまた次回!

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