デカダンス 第4話感想 ナツメが本当に変えたかったものとは

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※この記事はネタバレを含みます。

どうも、重平です。

デカダンス第4話「transmission」が放送されました!

transmission」の訳は「伝染(感染)」。

何やら不穏な気配のするサブタイトルですね…。

前回は地下に落ちてしまったパイプを追ってナツメとカブラギも地下へ下りましたが、地下では既にガドルとの戦闘が始まっていました。

果たして、パイプを無事に救出することはできるのでしょうか。

それでは感想を書いていきましょう!

デカダンス 第4話 「transmission」 あらすじ

逃げ出したパイプを追って戦場へと飛び込んだナツメは、初めて《ガドル》と戦うことに。最初こそパニックに陥るナツメだったが、すぐにカブラギの教えを思い出し……。

TVアニメ「デカダンス」公式サイトより引用

デカダンス 第4話 「transmission

地面の亀裂に落ちたパイプを追って洞窟へ潜るナツメとカブラギ。

しかし、洞窟内では既にガドルとギアたちの戦闘が始まっていた。

ナツメも装備を手にガドルと戦うが、訓練後初めての戦場に動揺し、パニックに陥ってしまう。

一旦物陰に隠れ、カブラギの言葉を思い出し心を落ち着けたナツメは再度戦場へ挑む。

ナツメの戦いぶりは初陣とは思えないほど素晴らしい動きだった

ナツメは立ちはだかるガドルを次々突破しながら進み、ついにカブラギと共にパイプを救い出すことに成功する。

ガドル達を退けた後、ナツメは最強のタンカー「クレナイ」に戦いぶりを賞賛され、ついに念願の「かの力」に入隊することができた。

それから暫くの後、デカダンスは最大級のイベント「ガドルの巣-ネスト攻略」が開催されることとなる。

デカダンス総司令官のミナトから、ネスト攻略は難易度が高く、”多くの戦士が死に、クリア不可能なイベント”だということを聞かされたカブラギは、ナツメを死なせたくない一心で作戦に参加しないようナツメに忠告する。

しかし、どうしても作戦に参加したいナツメはカブラギと揉めてしまい、カブラギに戦闘で使用する「タンク」を壊されてしまう。

自分を応援してくれていたカブラギが急に態度を変え、「タンク」まで壊されたことで、ナツメは一度は作戦への参加を辞退しようとクレナイの元を訪れる。

しかし、「本当に変えたかったのは世界ではなく自分」ということに気づいたナツメは再びクレナイの元を訪れ、作戦に参加することを決意する。

そして、人類とガドルの大規模な決戦が幕を開ける。

カブラギの静止もむなしく、ナツメは戦場へと赴くのでした。

カブラギの想い

今回、カブラギはナツメを死なせたくないという気持ちを抱き、ナツメを戦場から遠ざけようとしました。

ナツメが戦えなくなるように戦場で必要な「タンク」を壊してまで作戦への参加を諦めさせようとしました。

これは凄い心境の変化だと思います。

普通にゲームをしていた場合、プレイヤーがゲーム内のNPCにここまで感情移入することはないと思います。

実際、最初の頃の全てを諦めていたカブラギであればここまでナツメを心配することはなかったでしょう。

カブラギにとって、ナツメはかつての仲間と同等かそれ以上に大切な存在になっていたのですね。

重平的には、こういう最初は特に興味なかったけど段々と情が移っていつの間にか大切な存在になっているような心境の変化は大好物なので、とても良いシーンだと思いました。

ナツメが本当に変えたかったもの

「世界を変えたかったんじゃない」

「私、本当は自分を変えたかったんです」

ナツメが自分の本当の気持ちに気づき、一度は辞退した作戦へもう一度参加するためにクレナイの元を訪れた時に言った言葉です。

ナツメはこれまで「ガドルとの戦いを終わらせ、世界を変えるため」に戦いたいと考えていました。

しかし、本当は今の自分が嫌で、自信を持ちたい、自分を変えたいと思ったことが戦いたいと思う理由でした。

正直、かなりグッときました。

今の自分を変えようと行動するナツメの姿はとてもカッコ良く見えます。

重平も今の自分に不満を感じていて、何か自分を変えることができたらと思ってこのブログを始めたので、ナツメの想いにはすごく共感できます。

元々アニメ「デカダンス」には「生きる世界は自分で決める」といったキャッチコピーがあり、自分の道を進むだとか、決められた運命から抜け出すといったテーマが作品に組み込まれています。

ナツメには自分の気持ちの赴くままに頑張ってほしいと思います。

でも、それ以上に死なないでほしいですね…。

まとめ

デカダンス第4話「transmission」でした。

ナツメの初陣、パイプの救出、ナツメの「かの力」への入隊が全てAパートに収められていたからでしょうか、今回のお話は随分とスピーディーに進んだような気がしました。

パイプを救出するシーンやナツメが念願の「かの力」に入隊するシーンは、個人的には1話分使ってもっとドラマチックに描いてほしかったと感じました。

しかしその分、Bパートでは大きな戦いの予兆やカブラギの“ナツメを死なせたくない”という想い、そしてナツメの本当の気持ちなど、キャラクター達の心境の変化や次の展開に向けての布石がしっかりと張られたように思います。

次のお話からは物語もまた大きく変化し、キャラクター達の関係性も変わってくるかもしれません。

来週の放送が楽しみですね。

それではまた次回!

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