※この記事はネタバレを含みます。
どうも、重平です。
【推しの子】第22話「自称アイドル」が更新されました!
兄のアクアが恋愛リアリティーショーに出演している間、ルビーとかなちゃんは事務所で何をしているのか。
今回は、未だ”自称”アイドルのルビーとかなちゃんのお話です。
とんでもなくキャラの濃い新キャラも登場します!!
【推しの子】 第22話 登場人物
- 星野 愛久愛海(ほしの あくあまりん)
以下、アクア
アイの子供で双子の兄。ゴローの生まれ変わり。
鏑木Pからアイの情報を得るための交換条件として恋愛リアリティーショーに出演する。
今回は出番なし。 - 星野瑠美衣(ほしのるびぃ)
以下、ルビー
アイの子供で双子の妹。さりなの生まれ変わり。
“自称”アイドルから脱するため、有馬と共に体を張る。 - 有馬かな(ありまかな)
以下、有馬
別名:重曹ちゃん(重曹を舐める天才子役)
苺プロ所属の女優でありアイドルの「10秒で泣ける(元)天才子役」。
“自称”アイドルから脱するため、ルビーと共に体を張る。
暇なときに読む本は「よくわかるエリマキトカゲ」(第1巻)。 - 斎藤 ミヤコ(さいとう みやこ)
以下、ミヤコ
芸能事務所「苺プロ」の社長であり、アクアとルビーの保護者。
実績作りに悩むルビーと有馬にネットという道を示し、協力者として「ぴえヨン」を紹介した。
- ぴえヨン
ひよこの覆面を被ったマッチョ。
覆面筋トレ系ユーチューバーとして小中学生からの人気を集める。
見た目はヤバイが実力派本物で、舐めた口をきく有馬を一言で黙らせる。
—————————————————————————- - 星野 アイ(ほしのあい)
以下、アイ
アイドルグループ「B小町」の元センターであり、双子の母親。
20歳の誕生日とドーム公演当日、ストーカーに襲われ亡くなる。 - ゴロー
産婦人科医師。病院に入院したアイの担当医師。
アイの出産日当日に何者かに襲われ命を落とし、気が付くとアクアに生まれ変わっていた。 - さりな
ゴローの勤める病院に入院していた患者。ゴローとは仲が良かった。
アイの大ファンであり、ゴローがアイのファンになるきっかけとなった人物。
享年12歳。
【推しの子】第22話「自称アイドル」
アクアが恋愛リアリティーショーに出演している間、ルビーと有馬は未だアイドル活動に着手できずにいた。
そもそも有馬はまだアイドルに転身する踏ん切りがついていないこともあり、ユニット名すら決まっていなかった。
実績の無い状態で自称アイドルを名乗るのが恥ずかしいとゴネる有馬の声を聞き、”みやえもん”こと苺プロの社長ミヤコが颯爽と登場。
「じゃあ実績を作りましょう」
そう言うとミヤコは”ちゃちいカメラ”を取り出し、「まずはユーチューバーになって名前を売る」ことを提案する。
しかし、ミヤコの案にノリノリのルビーに対し、有馬は「ネットを甘く見すぎじゃないか」と難色を示した。
だが、そこは問題ない。
実は、苺プロは多くのティックトッカ―やユーチューバーを抱えるネットに強い事務所だったのだ。
「ネットで活躍するためのノウハウはある」と言ったミヤコは、ルビーと有馬に協力者となる人物を紹介する。
ミヤコに呼ばれて現れた協力者は、ひよこの覆面を被ったマッチョだった。
想定外の人物の登場に思わず「変質者だーー!!」と叫ぶ有馬。
しかし、変質者などとんでもない。
彼は変質者ではなく、小中学生からの人気を集める覆面筋トレ系ユーチューバーの「ぴえヨン」だったのだ!
さらに言えば、苺プロの稼ぎ頭でもある凄い人なのだ。
だが、ぴえヨンが多少ふざけた格好をしているせいか、ルビーからの説明を受けても有馬は特に態度を変えることはなく、ぴえヨンに対し舐めた発言を繰り返した。
そんな有馬にぴえヨンから一言。
「ボク年収1億ダヨ」
有馬は速攻で謝った。
ぴえヨンの協力を得て、ルビーと有馬は本格的にネットで売れるための方法を検討し始めた。
しかし、ルビーたちには「動画を毎日投稿する根気も知名度も無い」とぴえヨンに言い切られてしまう。
そこでぴえヨンが提案したのが”有名ユーチューバーとのコラボ”。
つまり、ぴえヨンのチャンネルに出演することだった。
話はチャンネル出演時の企画の話になり、ぴえヨンは2人が一応アイドルだということを加味して「寝起きドッキリ」企画を提案した。
しかし、「寝起きドッキリ」が実は事前に連絡が行っているものだという真実を知ったルビーは、アイドルとしての初仕事で「嘘は嫌だ」とこれを拒否。
その結果、ルビーと有馬もひよこの覆面を被り、「ぴえヨンブートダンス1時間ついてこれたら素顔出してヨシ!」という企画をやることになった。
ハードな筋トレ系ダンスを覆面を被って踊るというかなりキツい企画。
有馬は酸欠になりそうだったが、普段走り込みなどで鍛えているため何とか耐えられた。
それよりも、有馬はズブの素人であるルビーの事を心配していた。
しかし、ルビーは「きっつ!!死んじゃう!!」と叫びながらも楽しそうに笑っていたのだった。
ヘロヘロになりながらも激しいダンスについていくルビーを見て、有馬は何か思うところがあるのだた。
そして、2人は本当に1時間踊り切った。
ぴえヨンの合図で覆面を取り、ルビーと有馬はそれぞれ「自称アイドルです」と自己紹介をすることができたのだった。
撮影後、ぴえヨンはルビーと有馬に対し、「ホントは編集して1時間踊ったことにしようとしていた」と胸の内を明かしたうえで、本当に1時間踊り切った奮闘を労った。
最後にぴえヨンからユニット名を聞かれたルビーと有馬。
ルビーの頑張りを認めたからなのか、踊った直後で疲れたからなのか、有馬はユニット名の命名をルビーに一任する。
「好きに決めていい」と言われてルビーの出したユニット名は、かつてアイが所属していたアイドルグループと同じ名前の「B小町」だった。
こうして、ルビーと有馬のアイドルユニット「B小町」が結成されたのだった。
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「今日あま」撮影現場でのアクアとかなちゃんの活躍がまるっと読めます!
さらに!アイと幼少期のアクアとルビーのスペシャル書下ろしも収録されています!
母と子供たちとの何気ないひと時…こういうのがたまらんのや…。
是非ご一読ください!
まとめ/感想
今回は、ルビーとかなちゃんの知名度アップのための奮闘、そしてアイドルユニット結成のお話でした。
まず言いましょう。
おみごと!
よくぞ1時間も踊り切った!!
覆面をつけて呼吸がしずらい状態でハードなダンスを1時間も踊り続ける…重平には到底マネできそうにありません…。
本当に1時間踊り切った2人に、ぴえヨンも良いことを言っています。
「視聴者には伝わらん事だけどさ、やっぱ現場の人間は見てるワケで」
「僕は君ら好きよ?」
まさしくその通り。
本気で売れようとする2人の努力が垣間見れて、重平はとても嬉しくなりました。
それに、こんなハードな企画になったのは、ルビーが「嘘は嫌だ」と言ったからなんですよね。
本来であれば編集でどうにでもなるので、こんなにハードなダンスをやる必要はなかったんですよね。
それでもルビーは正直を貫き、ハードな企画を選んだ。
「嘘」がテーマのこの作品において、ルビーはアイやアクアとは全く違う道を歩もうとしているように感じます。
いきなりぴえヨンが出てきてふざけ倒したお話になるかと思いきや、しっかりとツボを押していく。
これだから赤坂アカ先生のお話はクセになりますね!
このルビーの真っ直ぐな情熱は周りの人達や作品自体にどのような影響を与えていくのか。
この先の展開が楽しみですね。
・その他
感想に書こうと思ったけど話の腰を折りそうだったのでその他と言うことで書いときます。
「ぴえヨン」ってどっかで見た「ぴえんのホラーゲーム」のキャラに似ているような気もするが…そこはあまり触れないでおこう。
それから、ダンスを踊り切り、覆面を外して自己紹介をするときのルビーがすんごくエロかった。
流石横槍メンゴ先生。眼福です。
以上、その他でした。
それではまた次回!
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これまでのお話はこちらから
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