あやかしトライアングル 第62話 感想

※この記事はネタバレを含みます。

どうも、重平です。

あやかしトライアングル第62話「画呪術」の感想です。

あやかしトライアングル 6 (ジャンプコミックス) | 矢吹 健太朗 |本 | 通販 | Amazon
Amazonで矢吹 健太朗のあやかしトライアングル 6 (ジャンプコミックス)。アマゾンならポイント還元本が多数。矢吹 健太朗作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。またあやかしトライアングル 6 (ジャンプコミックス)もアマゾン配送...

あやかしトライアングル第62話「画呪術

惚れた弱み

画楽、裏切りました。カゲメイが”人妖”であるとわかったうえでの裏切りなので、思ったよりもしっかり自分の意思で裏切ってました。

画楽は出会い頭に祭里の術を”画呪術”で封じると、「風神」、「雷神」を描いて召喚し、祭里の命を奪わんと攻撃を始めたのでした。

画楽がカゲメイ側に寝返ったのは「惚れた弱み」と画楽は言いました。画楽にとって祭里たちも大切な仲間であったはずですが、命依はどれだけ会いたいと願っても会うことの叶わなかった初恋の相手。多少悪い方へ変質していたとしても、命依と同じ姿、声、記憶を持つカゲメイと出会った時の衝撃を考えると、カゲメイ側へついてしまうのは仕方のない話なのかもしれません。

まさしく、”恋愛は好きになった方が負け”なのですね。

そんな画楽の恋心を知ってて仲間に引き入れているのですから、カゲメイはつくづく罪な女です。

すずとシロガネの連携

画楽に追い詰められた祭里。その祭里のピンチ救ったのはすずとシロガネでした。

シロガネが変化の術で自分の本来の姿で現れ、画楽に一瞬の隙を作らせたところですずの”折神”で風神雷神を解除。そしてカゲメイも使用していた、オモカゲを使ったフェイント攻撃で画楽の筆を折るという素晴らしい連携でした。

すず強くなってんなぁ…。

前々から思っていましたが、やはりすずのセンスは抜群に良いですね。戦闘スタイルも妖巫女の力の使い方も短期間でかなり上達しています。数か月前まではただのお菓子好きの女子高生だったはずなのに、この飲み込みの早さは素晴らしいですね。

ただ守られるだけじゃないヒロインって感じでとても良いです。そのうち、すずが比良坂命依を超える日が来るのでしょうか。すずの成長が楽しみです。

そして、祭里ですが、彼(彼女)はいつも大事な局面で役に立たないことがありますね。いや、最後にはちゃんと決めてくれるのですが、その過程で一度死んだり、母親にビンタされたり、今回も初手で術を封じられていますからね。すずとシロガネがいなければどうなっていたことか。これではどちらが主人公なのかわかりません。

最近は敵もどんどん強くなってきていますし、どんな時でもすずを守れるように、祭里には頼れる主人公としての実力をしっかりと身に着けてほしいですね。

いや、まてよ?

ラキスケの巻き込まれ体質…すずよりもピュアな恋心…もしやあやトラはすずが主人公で祭里がメインヒロインなのでは!?

次なる刺客

すずに筆を折られカゲメイのもとへ撤退した画楽。祭里を仕留めそこなったことを報告した後、暫くはカゲメイの回復のサポートをすると申し出ました。画楽に祭里を殺す気が無かったことを察したカゲメイは、次なる刺客としてショタ想介を送り込むことに決めたのでした。

ふむ、なるほど。カゲメイと画楽のやり取りからして、画楽に祭里を殺す気がなかったのは確実でしょう。祭里にかけた”画呪術”は水で洗っても効果が残るため戦えない状態は続くものの、命を奪うようなものではありませんからね。

それに、祭里を確実に殺したいのであれば、まだ信用されているうちに不意打ちで”龍”のような強力な絵を召喚して攻撃するか、命を蝕む”画呪術”を身体に刻んだ方がより確実です。わざわざ祭里達に敵対宣言をする必要はありません。そう考えると、やはり仲の良かった相手を殺めるのは良心が痛むのでしょうか。

それとも、画楽は画楽なりになにか考えがあるのでしょうか。画楽は以前、塵塚怪王に従うふりをして祭里たちを裏切ったように見せて油断させ、怪王を一撃で倒したことがありましたから、今回もカゲメイに従うふりをしているだけで実は別の目的があるという可能性も捨てきれません。

画楽は飄々としていて何を考えているかわからないところがありますから、純粋に好きな人の傍に居たいから寝返ったのか、それとも何か目的があってカゲメイ側についたのか、画楽の行動の真意が明らかになるのはまだ先になりそうですね。

そして、次なる刺客に選ばれたのはショタ想介君。流れ的にショタ想介が選ばれてもおかしくはないように思いますが、カゲメイの「いいコト思いついた」という発言が気になります。

カゲメイはショタ想介をポンコツ呼ばわりするなどかなり雑に扱っていますから、ショタ想介を信用して祭里抹殺の任務を与えたとは考え難いです。一体何を思いついてショタ想介を送り込むことに決めたのか、知りたいような知りたくないようなちょっと微妙な気持ちです。

命を狙われている祭里も心配ですが、ショタ想介も五体満足でいられるか心配になってきました。杞憂であればいいんですけどね。

感想/まとめ

画楽の裏切りと撃退のお話でした。

すずは話数を追うごとにどんどん強くなっていますね。比良坂命依の実力を超える日も近いのではないでしょうか。今後のすずの成長が楽しみですが、一方で想介に攫われたりカゲメイに憑りつかれたり、すずは強くなる前に敵に狙われる傾向がある気がするのですが、気のせいでしょうか…。

そして、画楽はやっぱり何を考えているかわからないところがありますね。純粋に恋のためにカゲメイ側についたとも思えますが、祭里を殺す気がなかったことからして、何か別の目的があるようにも思えます。

画楽の真意はちょっとわからなくなりましたが、画楽が人間側に戻って来る可能性はありそうです。

筆者としては画楽がまた仲間に戻ってきてくれると嬉しいなーと思うと同時に、今回の失敗でカゲメイから酷い扱いをされなければいいなとも思いました。

ショタ想介を笑顔で蹴ったり殴ったりしている様子からして、カゲメイは同じ妖の仲間でも、自分の意にそぐわない行動をとる相手を傷つけることになんの罪悪感も抱かないのでしょう。今回の失敗のペナルティとして、命依の姿と声で画楽を傷つけ、幻滅させるようなことだけはしないであげてほしいですね。

さて、そんな酷い扱いを受けているカゲメイから次の刺客として選ばれたショタ想介君。カゲメイが「いいコト思いついた」と言った直後に名前を呼ばれていましたが、一体何をさせられるのでしょうか。ショタ想介が五体満足でいられるか心配です。

なんて、ショタ想介君の心配をしていましたが、命を狙われている祭里も術を封じられてロクに戦うことができません。

弱体化していようとポンコツ呼ばわりされていようと、ショタ想介は”異魂”の最上位種である”人妖”ということに変わりありません。果たして、戦えない祭里はこの難局をどう乗り切るのか。

次のお話が楽しみですね。

今週の”ToLOVEる原画展”のお知らせ

週刊少年ジャンプ 2021年44号 あやかしトライアングル第62話より引用

ハレンチ風紀委員長(古手川)のイラスト!やっぱり可愛いですね!

ToLoveる原画展は11月6日(土)~15日(月)の期間に東京ソラマチ5Fで開催!新作グッズもあるそうなので、ファンの方は必見ですね!

それではまた次回!

単行本発売中!

あやかしトライアングル 6 (ジャンプコミックス) | 矢吹 健太朗 |本 | 通販 | Amazon
Amazonで矢吹 健太朗のあやかしトライアングル 6 (ジャンプコミックス)。アマゾンならポイント還元本が多数。矢吹 健太朗作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。またあやかしトライアングル 6 (ジャンプコミックス)もアマゾン配送...

ジャンプ読むならジャンプ+!

少年ジャンプ+|人気オリジナル連載が全話無料!の最強WEBマンガ誌
アプリなら『SPY×FAMILY』『チェンソーマン』『怪獣8号』などオリジナル連載が初回全話無料で読める!人気マンガを毎日無料で更新中「少年ジャンプ+」。

☚前回のお話                                 次のお話☞

これまでのお話はこちらから

あやかしトライアングル 各話一覧
あやかしトライアングルの各話一覧です。 話数サブタイトル記事タイトルコミック巻数1祭里とすずと妖矢吹先生の新連載! 第1話感想12オンナトモダチ 第2話感想13納得できない 第3話 感想14幼心の君 第4話 感想15神速の祓忍 第5話 感想...

コメント

タイトルとURLをコピーしました