※この記事はネタバレを含みます。
どうも、重平です。
あやかしトライアングル第54話「ふれあい」の感想です。
あやかしトライアングル第54話「ふれあい」
さあ、やって参りました今週のあやかしトライアングルの時間です。
先週は休刊でしたので一週間ぶりの更新となりました。
前回は、すずが祭里をベッドに誘って一緒に寝るという大胆な行動にでましたが、果たして祭里はちゃんと寝ることができるのでしょうか。
今回はちょっとドキドキするお話になりそうです。
ストレッチ
ベッドにINした祭里とすず、案の定両者とも寝つけておりません。
隣に好きな人が寝ているわけですからね、思春期の男女としては当然の反応ですね。
ああっと、ここですずが祭里に声を掛けました。
どうやら、なかなか寝付けないので、ストレッチを祭里に手伝ってもらおうとしているようです。
いつもは寝る前に行っているストレッチですが、今回は祭里がいますからね。忘れていたのか、それとも、単純接触効果を狙うためにわざとやり忘れたのか。
たぶん忘れてただけだと思いますが、すずならワザと狙った可能性も否定できませんね。
すずのストレッチを補佐する祭里、お顔が真っ赤っかであります！
好きな女の子の身体を揉みほぐせるとか、私もこんな青春を送りたかったです。
背中、腕と続いて、なんと次はふとももです！
これはすずが大胆な行動に出たぁ！！
ふとももはちょっと、ふとももはちょっとヤバイですね。
これは祭里の理性が試されるッ！
必死に「女友達だから問題ない」と自分に言い聞かせています！
健気ですねぇ。
しかし、これは思春期男子には刺激が強すぎる！
祭里が耐えられなくなるのも時間の問題でしょうか。
だいぶ目がヤバいことになってきています。
このまま無事にマッサージを終えることはできるのか！？
と、思っていたらいきなりすずに抱き着く祭里！
キターーーーーー！！
ついにやってしまいました祭里！！！
このまま少年誌の限界を越えてしまうのか！！！？
いや、よく見ると祭里はマッサージを辞めてすずの隣に寝そべっています。
これは祭里の妄想です。
むむっ、やはり少年誌の壁を越えることはできませんでしたか。
しかし、惜しいところまではいきました。
祭里の妄想に拍手を送りたいと思います。
決断
さて、マッサージを辞めてしまった祭里。
前回は女のままでもいいかもなんて言っていましたが、やっぱり心はまだ男の子のままみたいですね。
せっかく女であることを受け入れ始めたかと思ったのですが、まだまだでしたね。
さあここで種明かしだ。
どうやら、すずは祭里の心の状態が「男」なのか「女」なのか確かめるためにこのような大胆な行動に出たようです。
ずいぶんと身体をはりましたね。
ですが、その甲斐あって祭里の心が「男」のままだということが分かって少し安心したのではないでしょうか。
そんなすずの献身的な行為によって、祭里は見失っていた自分を再度認識できたようです。
ヤヨルーに自分が「男である」と打ち明けると決断したようです。
一度は隠した真実ですが、大事な存在だからこそ打ち明ける、祭里らしい考え方です。
打ち明けるとは言ったものの、どんな反応をされるか怖がっている祭里の手をすずが優しく握って安心させる。
理想の夫婦みたいな感じで微笑ましい光景です。
祭里とすずの持ちつ持たれつ的な感じがいいですね。
さて、祭里とすずがいい感じに眠りについたタイミングで弟の宗太の登場だ。
トイレの帰りにすずの部屋を覗きに行く。
いくら弟と言えど、夜中に姉の部屋を覗きに行くなんてただのスケベ野郎としか思えませんね。
おおっと！すずが寝ながら祭里に抱き着いていろいろやっています！これはやらかしています！
しかし、なんとも懐かしい光景。
リト先輩を思い出しますね。
やはりあやトラは主人公がラキスケを”される側”というのが堪りませんね。
宗太も驚いたのか、その二人の様子を見て足元にいたシロガネを連れて退散していきます。
なかなかわかっている弟でなによりです。
それぞれの反応
さあ、早速ヤヨに男であることを打ち明ける祭里
ヤヨはどんな反応をするのかドキドキしますね。
事情を打ち明けたところ、ヤヨは怒ったり引いたりするどころか泣いて同情してくれました。
うーん、流石はヤヨ。
祭里の境遇を受け入れて、かつ同情までしてくれるとは！
しかも、前に一緒にお風呂に入ったことを「まあいっか」で流せる器の大きさはあっぱれです。
続いてルーにも打ち明けに行きますが、ルーは祭里の話を全く信じていないようです。
ルーは妖が視えるわけではありませんからね。
オカルト系が大好きで、妖や性転換などを一番信じそうなルーが実際には信じないというのが面白いですね。
感想/まとめ
さて、今回はなかなかドキドキするお話でしたね。
まあ、少年誌ですから一線を越えないことはわかっていましたが、思ったよりギリギリは攻めてましたね。
ベッドでイチャコラした結果、ヤヨルーに男であることを話す決断をした祭里ですが、ヤヨに受け入れてもらえてよかったです。
ルーには信じてもらえませんでしたけどね（笑）。
ヤヨはもっと驚いたり恥ずかしがったりするのかなと思いましたが、すんなり受け入れてくれて器の大きさを感じました。
本当に優しい子なんですね。
ヤヨとルーの視える、視えないの違いは今後の物語になにか影響してくるのでしょうか。
ヤヨの出番は増えるでしょうね。
妖が視えるうえに祭里が実は男だということも知っているわけですから、私生活でも妖戦でも色々とサポートしてくれそうです。
反面、ルーは妖が視えず、祭里の事情もまだ信じていないようですから、どういった扱いになるかはちょっとまだわからないですね。
ただ、前に異魂に憑りつかれた（妖と精神的に接触した）ことがあったり、オカルト系の話が好きだったりと、祭里たちの側に引き込みやすそうな条件はあります。
このままだとルーの出番だけ減ってしまいそうな気もしますので、どういう手法を取るかはわかりませんが、祭里達をサポートできる立場になるよう話が動くのではないでしょうか。
これまでの騒動は祓忍や妖だけで対処してきましたが、妖の視える一般人のサポートが得られるようになればまたお話の幅が広がりそうですね。
さて、来週は胸躍る新展開！
ついに3体目の古の妖が登場か！？
一体どんな妖なのか楽しみですね。
来週の月曜日は振り替え休日で祝日となりますから、ジャンプの発売日は8月10日（火）。
間違えないよう注意したいです。
それではまた次回！
単行本発売中！
最新5巻は8月4日（水）発売！
ジャンプ読むならジャンプ+！
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