あやかしトライアングル 第112話 感想

※この記事はネタバレを含みます。

どうも、重平です。

あやかしトライアングル第112話「妖具・紅葫蘆(ようぐ・べにひさご)」の感想です。

[112話]あやかしトライアングル - 矢吹健太朗 | 少年ジャンプ+
TVアニメが各種動画サイトにて好評配信中! 不思議な妖怪「妖(あやかし)」がいる日本。妖と戦う忍者「祓忍」の風巻祭里は、幼なじみで妖が好きな少女・花奏すずを守るべく日々妖と戦う。だがそこに猫の妖シロガネが現れて...?
あやかしトライアングル 11 (ジャンプコミックス) | 矢吹 健太朗 |本 | 通販 | Amazon
Amazonで矢吹 健太朗のあやかしトライアングル 11 (ジャンプコミックス)。アマゾンならポイント還元本が多数。矢吹 健太朗作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。またあやかしトライアングル 11 (ジャンプコミックス)もアマゾン...

あやかしトライアングル第112話「妖具・紅葫蘆」

人の心

以前、カゲメイが「愛粉(ラブパウダー)」の効果によって祭里に恋してしまったことがありましたよね。今回はあの時の騒動について意外な事実が明らかになりました。(愛粉の回は109話を参照)

あの時用いられた愛粉ですが、ビル子によると実は人間用の惚れ薬だったようで、本来妖には効果のないものだったようです。しかし、カゲメイにはしっかりと効果が表れていました。そのことを知ったビル子は驚き、カゲメイにもまだ人の心が残っているとカゲメイに言ったのです。

これはまあ、お話を読んでいる読者からすればわかりきっていたことですが、自覚のなかったカゲメイにとっては衝撃的な一言だったことでしょう。なんせカゲメイは比良坂命依の人間への恨みでもって存在しているわけですからね。

人を恨むことはあっても、人を好きになったり思いやったりする心を持つはずがない。当然カゲメイは「そんなはずない」とビル子の発言を否定していましたが…川を見つめるカゲメイの表情はどこか物憂げに感じました。

人類から排斥され続けてきた命依(カゲメイ)が人類に恨みを持っているのは確かですが、その反面、人に対する興味やもっと深く関わりたいという気持ちもまだ残っているようです。

愛粉のせいとはいえ、祭里に恋心を抱いたことやビル子の発言によって徐々に自分の中にある人の心を意識していくカゲメイ。彼女はその心の存在を否定していますが、これからさらに祭里達と関わることでどんな変化が表れるのか楽しみですね。

穢れた河童

さて、今回は久しぶりに”穢れ”が出てきましたね。今回穢れに侵されてしまったのは、すずたちとも交流がある河童の「ドンパ」でした。

普段はデフォルメされた姿で酒ばかり飲んでいるので全く強そうには見えないのですが、流石に”穢れ”に侵されると一味違いました。

そもそも”河童”というのは日本では水神としても崇められる有名な妖です。画楽もそうでしたが、妖は知名度が高い(人から認識される、信仰の対象になる)ほど力が強くなるので、河童ほど有名な妖ともなればその潜在能力は計り知れません。

ドンパは”穢れ”によってその潜在能力を引き出された結果、超ゴリマッチョになり見た目的にもめっちゃ強そうになりました。

しかし、厄介なのはゴリマッチョになったドンパではなく、ドンパの持っていた”妖具”の方でした。

その妖具というのが、河童の間で伝わっていた禁断の宝「紅葫蘆(べにひさご)」でした。紅葫蘆は見た目はお酒を入れるためのひょうたんなのですが、名前を呼ばれて返事をしてしまったものを吸い込み、中で溶かしてお酒に変えてしまうという恐ろしい妖具でした。

人とのいざこざを生む恐れがあるため、かつてシロガネがドンパの祖先に命じて封印させたものでしたが、”穢れ”に侵されたドンパはその封印を破って紅葫蘆を持ち出してしまったのです。

そして何も知らないすず達に近づき、すず、カゲメイ、ついでに祭里を瞬く間に紅葫蘆に吸い込んでしまいました。紅葫蘆の中では祭里たちがそれぞれ装束を身に纏って溶かされまいと抵抗を試みたものの、紅葫蘆の能力が強力なのか装束が溶けていくのを止めることはできませんでした。(というか、今のところ都合よく装束しか溶けていないのでただのハレンチ展開ですね)

“穢れ”に侵されているということは、ドンパの狙いは当然妖巫女。すずとカゲメイを吸い込んだ今、残すは名前を呼ばれても返事をしなかった「かなで」のみ。

かなではすずの身体がないと妖巫女の力を使うことができないため、ゴリマッチョになったドンパから逃げ回ることしかできませんでした。

ドンパを早く何とかしなければ紅葫蘆に吸い込まれたすずたちが溶かされてしまうという危機的な状況。かなでが何とかしようにも逃げ回ることしかできない中、そこに颯爽と恋緒が現れました。

ドンパの前に立ちはだかる恋緒。果たして何か秘策があるのでしょうか…。(あと、最後名前呼ばれて返事してましたが大丈夫なのでしょうか…)

感想/まとめ

カゲメイの心の気付きと、ドンパがゴリマッチョになったお話でした。

カゲメイ、今は人の心の存在を否定していますが徐々に自覚し始めているのは大きな変化ですね。祭里たちと学校生活を送り、人と触れ合ってきた成果が出始めているように思います。

カゲメイは一見恨み100%に見えますが、その反面、人への興味やもっと知りたいという気持ちがあるのはすずの感じたとおりなのでしょう。これからさらにカゲメイとの仲を深めていけば、自分の中にある人の心の欠片に気付く日が来るかもしれません。

それを受け入れるには少しばかり葛藤があるかもしれませんが、いつか自分の心を素直に受け入れて、祭里たちと楽しく学校生活を送ってくれたら嬉しいですね。

さて、ここからは”穢れ”の話になりますが…何の前触れもなく久しぶりに出てきましたね。

今回は河童のドンパが”穢れ”に侵されてしまったようです。今回もやはりすず(妖巫女)に近い妖ばかり侵されてしまったわけですが、やはり何者かの意思を感じますね。

ドンパはいつもはデフォルメされた見た目をしているので全然強そうではありませんが、”穢れ”の影響で潜在能力を解放されてゴリマッチョになるし、なにより封印を破って持ってきた「紅葫蘆」が厄介極まりないですね。あんなん初見殺しもいいところですわ。

しかも、紅葫蘆は封印されていただけあって、祭里の祓忍装束やカゲメイが自分の妖力で作った装束を易々と溶かしてしまうなどかなり強力な妖具のようです。

これはさすがに祭里たちもピンチなのではと思ったその時、颯爽と恋緒が登場。祭里たちを解放するべくドンパに立ち向かってくれました。これは次回、恋緒がどんな秘策を披露するのか楽しみです。

さて、次回の展開が気になるところではありますが、来週のあやトラは休載です。いつものサイクル休載ですかね。

恋緒の活躍と”穢れ”についての新情報に期待を膨らませつつ休載明けの更新を楽しみにしていたいと思います。

P.S.

ニノ曲先輩に恋するヤヨ…良い…。いろいろと複雑な人間関係ではあるけれど、私はヤヨの恋路を応援したいと思います。

それではまた次回!

単行本発売中!

あやかしトライアングル 11 (ジャンプコミックス) | 矢吹 健太朗 |本 | 通販 | Amazon
Amazonで矢吹 健太朗のあやかしトライアングル 11 (ジャンプコミックス)。アマゾンならポイント還元本が多数。矢吹 健太朗作品ほか、お急ぎ便対象商品は当日お届けも可能。またあやかしトライアングル 11 (ジャンプコミックス)もアマゾン...

あやかしトライアングルはジャンプラで!!

[1話]あやかしトライアングル - 矢吹健太朗 | 少年ジャンプ+
2023年1月9日よりTOKYO MX他にてTVアニメ放送開始! 不思議な妖怪「妖(あやかし)」がいる日本。妖と戦う忍者「祓忍」の風巻祭里は、幼なじみで妖が好きな少女・花奏すずを守るべく日々妖と戦う。だがそこに猫の妖シロガネが現れて...?

☚前回のお話                                 次のお話☞

これまでのお話はこちらから

あやかしトライアングル 各話一覧
あやかしトライアングルの各話一覧です。 話数サブタイトル記事タイトルコミック巻数1祭里とすずと妖矢吹先生の新連載! 第1話感想12オンナトモダチ 第2話感想13納得できない 第3話 感想14幼心の君 第4話 感想15神速の祓忍 第5話 感想...

コメント

タイトルとURLをコピーしました