デカダンス 第10話 感想 ガドルの消滅で揺れ動く心と情勢。

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※この記事はネタバレを含みます。

どうも、重平です。

デカダンス第10話「brake system」の感想です!

brake system」(ブレーキシステム)というと、”止まる”とか”停止する”というイメージがありますから、散々暴れ回ったカブラギ達に対し、何かしらの圧力がかかるのかもしれませんね。

因みにこれは余談ですが、重平は最初「brake」(ブレーキ)を「break」(ブレイク)と読み間違えていました…。

おお!ついにサブタイでシステム破壊を示唆してる!?と思ったらただの読み間違いでした…。

英語の読めない重平でございます。

さて、それでは感想を書いていきましょう!

デカダンス第10話「brake system」 あらすじ

すべての《ガドル》が死んでいくなか、デカダンスの正体を知ったナツメは大きなショックを受ける。カブラギはさらに《システム》自体のシャットダウンを試みるが……。

TVアニメ「デカダンス」公式サイトより引用

デカダンス第10話「brake system

カブラギから世界の真実を聞かされ、ショックのあまり気を失ってしまったナツメ。

今まで生きてきた世界が作り物だったという真実は、到底すんなり受け入れられるものではなかったようだ。

過呼吸になり、白目をむいて倒れてしまったナツメは、果たして次目覚めた時に正気でいられるのだろうか心配だ。

ガドル消滅の影響 – システム管理ルーム

一方その頃、サイボーグ達は大混乱。

特にデカダンスシステム管理ルームのサリーとソニーはまた面倒毎の対応をする羽目になったようだ。

それが仕事とはいえ、毎回大量の汗を流しながら大慌てで対応をする様は少しかわいそうになってくるものである。

ガドル消滅の影響 – ガドル工場

ガドル工場の職員たちも工場のデータの転送を完了し、工場から脱出(ログアウト)しようとしていた。

「GGS」の影響で今にも息絶えそうなバグガドルを放置して脱出しようとする所長だったが、バグガドルは最後の力を振り絞り、所長の腹に2本の触角を突き立てた。

所長に散々いじめられていたバグガドルは最後に一矢報わんと所長を睨みつけるが、その攻撃は所長に「痛てぇ」程度のダメージしか与えられず、バグガドルは触角を掴まれ壁に投げつけられてしまう。

普通のガドルとは違うせいか戦場に出ることなく工場内で所長にいじめられ続け、死に際に最後の抵抗をするも壁に叩きつけられ後は死を待つのみだなんて、バグガドルの悲惨な人生に同情を禁じ得ない。

なかなか可愛らしい見た目をしていただけに、余計に辛いものがある。

因みに脱出を試みた所長たちはその後、エレベーターで移動中に工場の崩壊に巻き込まれ、ログアウトする前に素体は死亡した。

こういっては不謹慎だが、ざまぁみろである。

とはいっても、素体は死んでも本体は無傷だから何とも言えない気持ちだが。

長年培ってきたゲームデータが消えたと考えれば結構なショックだと思うので、是非メンタルにダメージを負っていてほしいものだ。

ガドル消滅の影響 – デカダンス

地上のガドルも次々と消滅していった。

ギアやタンカー達が驚きを隠せない中、デカダンスではエラーコードが確認され、暫くサービスを停止することに。

総司令官のミナトは1人でお気に入りの場所に立ち、カブラギを思いながら煙草をふかした。

ナツメの心境

日の傾く夕方、カブラギとナツメは車で移動していた。

ナツメが動けない状態でどうやってガドル工場を脱出するのかと思ったが、そこは何とか脱出できたようだ。

移動中の車の中で、ナツメは目を覚ます。

そして運転席に居るカブラギの傷を見て、これまでのことが夢ではなかったと認識する。

ナツメはこの真実を早くタンカーの皆に知らせたいと思ったが、カブラギは”真実に近づきすぎたタンカーは処理されてしまう”ことをナツメに伝え、断念させる。

と、ここでカブラギからナツメの父の話が出る。

そう、ナツメの父は真実に近づきすぎたが故に、システムに処理されたタンカーだったのだ。

ナツメは父の死の真相とカブラギが全てを知っていた上で自分を欺いていたことを知り、これまで自分を変えようと必死に努力してきたことが全て無駄なことのように思えた。

そして、「こんなことなら何も知りたくなかった」「カブラギの事を信用しなければよかった」と、怒りを滲ませ、絶望したのだった。

そして日は暮れて

カブラギがデカダンスの自宅に帰ると、家を出る前にごちそうを頬張っていたパイプは、服を残して消えていた。

正直パイプだけは特別で、消えることなく何事もなかったかのようにカブラギを出迎えるという展開を期待していたが、そんなことはなかった。

ガドル工場のバグガドルも消滅していたし、パイプもバグとはいえ、例外なく消えていたのだ。

現実は非情である。

カブラギはパイプの服を拾い上げ、パイプに黙とうを捧げると、ログアウトして現実に戻ろうとする。

その時ふと、前にナツメから貰った手紙が目についたカブラギは、今度は自分がナツメに手紙を書こうと思い立ったのだった。

その頃、ナツメはガドル絶滅を祝して盛り上がるタンカー達を遠くから眺めながら浮かない顔をしていた。

宴会場のそばを離れようとするナツメはクレナイと鉢合わせるが、宴会場に向かうクレナイの手を振り払って路地裏に駆け込み座り込む。

ナツメはまだ、現実を受け入れることができていなかった。

ナツメへの手紙を書いていたカブラギは、ゲーム警察が動き出しているから早く戻ってこいと催促の連絡を受ける。

カブラギが急いでナツメへの手紙を書いている中、タンカーの街を一望できる場所では、フギンがナツメを抹殺しようと作戦を考えていた。

さらにその頃、ガドル工場からの脱出に失敗した所長の素体の腹の中では何かがうごめいていた。

所長の腹を突き破って出てきたものは、なんと所長にいじめられていたバグガドルだった。

バグガドルは所長や職員の死体を見ると、その死体を引き裂き、捕食したのだった。

バグガドルはおそらく所長に触角を突き立てた時に自分の細胞か何かを所長の体内に送り込み、所長の素体から養分を吸い取って成長したのだろう。

しかし、核が無くても生存できるものなのか?

それとも、所長の体内にいる間に核が再生したのだろうか?

何にせよ、バグだからこそできる芸当であろう。

そうなると気になってくるのがパイプだ。

パイプもバグなれば、ただ単に消滅しただけではなく、今後何かしらの形でナツメやカブラギに力を貸してくれるかもしれない。

パイプの再登場を割と本気で願いたいところである。

立ち直るナツメ

路地裏で蹲るナツメに声を掛けるクレナイ。

真摯に話を聞いてくれるクレナイに、ナツメは自然と自分の胸の内を明かしていく。

クレナイは、

「あんたが聞いて、見て、感じたことは、あんたにしかわからない。他人の意見なんて関係ない」

「それはあんたのもの。大事にしてあげな」

という言葉をナツメに送る。

クレナイの言葉を聞いたナツメは盛大にお腹の音を鳴らし、クレナイの差し出したご飯を泣きながら頬張ったのだった。

気分の落ち着いたナツメは、クレナイに言われた言葉を反芻し、これまで自分が見てきた出来事を思い出す。

これまでの出来事に思いを馳せ、最後にカブラギに調整してもらった義手を見つめたナツメは、一体何を思ったのだろうか。

一方、デカダンスからウンコ工場へ戻ってきたカブラギを含む囚人達は、ゲーム警察が迫る一刻を争う状況の中、ウンコ工場からの脱出を急いでいた。

つるつる滑る床や時間差でウンコが落ちてくる仕掛けなどで看守達を足止めし、囚人たちは無事に車でウンコ工場からの脱出に成功したのだった。

ウンコ工場からの脱出に成功したものの、途中で車にオキソンを注入するために足を止めるサイボーグ達。

1人佇むカブラギに、ドナテロはサルコジが最後に作ったオキソンリカーを差し出す。

初めて飲んだオキソンリカーを飲んだカブラギの感想は「酷い味」で、それを聞いたドナテロは「目ん玉が潰れる奴がいるくらいだ」と大声で笑ったのだった。

その頃、所長の腹から這い出たバグガドルは地上まで出てきており、地上に転がるギアの死体を食べては体をどんどん大きくしていた。

何やらよからぬことが起こりそうである。

バグ認定を受けて

車での移動中、この後はどうするのかとカブラギに問うジル。

カブラギの目的はやはり、ガドル工場が再建される前にシステムを破壊することだった。

ジルはシステムのガチの喧嘩には付き合わないと言っていたが、もはや立派なバグ仲間。

今後も巻き込まれる予感しかしない。

ジルがバグ登録者リストを見ている様子を横目で見ていたカブラギは、そのリストの中にナツメが含まれていることを知る。

一刻も早くナツメの元へ向かうため、カブラギ達は次のアジトへの移動を急いだのだった。

タンカー達の祝杯も終わり、皆が酔って眠る頃、自宅に戻ったナツメは家の前に置かれた手紙を見つける。

その手紙はカブラギからの手紙だった。

手紙には、ナツメ達人間を欺き続けて来たことへの謝罪、ナツメと出会う前の無気力だった頃の自分のこと、ナツメと出会いその生き方に惹かれ、生きる希望をもらったこと。

これから世界のルールを壊すために限界まであがいてみようとすることなど、カブラギの想いが綴られ、最後に「お前は大丈夫だ」という言葉で締めくくられていた。

最後まで手紙を読んだナツメは怒り、カブラギの家まで駆けつける。

カブラギの家のドアを無理やり開けると丁度目の前にカブラギがおり、カブラギはドアに思い切りぶつかった。

なぜカブラギが動けていたのかというと、本体のカブラギ達も無事に次のアジトである”昔のデカダンスの残骸”まで辿り着いたため、カブラギはジルを急かして準備させ、デカダンスにログインすることができたのだった。

額を押さえて立ち上がったカブラギに、ナツメは手紙を読んで訪ねて来たことを伝える。

そして、言いたいことだけ言ってまたどこかへ行こうとしているカブラギに不満を爆発させる。

「言いたいことだけ言って逃げるなんて卑怯だ」「何が[お前は大丈夫だ]だ。全然大丈夫じゃない!」と。

ひとしきり手紙への不満をカブラギにぶつけたナツメは、これまで共に過ごしてきた自分の知っているカブラギを信じ、世界のルールってやつと戦うなら私が協力すると胸を張って言った。

世界の真実を知った時はショックを受けたナツメだったが、聞いただけの真実よりも共に見聞きし、良く知っている装甲修理人で戦闘が上手なカブラギを信じることにしたのだ。

ナツメの想いを受け止めたカブラギは、きっとナツメに「一緒に来い」と言いたかったのだろう。

しかし言葉を紡ぐ途中でカブラギは後ろから胸を貫かれ、そのまま意識を失ってしまう。

カブラギの体を受け止めるナツメ。

そして背後にいたのはゲーム警察のフギンだった。

フギンはナツメがカブラギの家に来ることを予想し、待ち伏せていたのだ。

ナツメが絶体絶命の状況にある中、素体を壊されログインできなくなってしまったカブラギ。

カブラギがどうしたらいいのかと頭を悩ませていると、不意に大きな物音がして空に影がかかる。

音の方を見ると、そこには山のように巨大化したガドル工場のあのバグガドルがいた。

巨体を手に入れたバグガドルは、夜空に向かって雄たけびを上げたのだった。

まとめ

デカダンス第10話。

今回は真実を知ったナツメの心境と、ガドルが消滅したことにより混乱に陥るサイボーグ達の様子が見どころでしたね。

一度は絶望のどん底に落ちたナツメですが、最終的にはカブラギを信じ、立ち直ってくれて本当によかったです。

ただ、そんないい話をしている時に後ろからフギンの攻撃が。

というか、カブラギはナツメが狙われていることを知って駆け付けたはずなのに、何開けっ放しのドアに背を向けて会話始めてるんですかね。

ちゃんとドア閉めや!もうナツメしか見えてないってか!?

さて、かなりヤバい状況ですが、ナツメは上手く切り抜けられるのでしょうか?

さらに、ガドル工場でいじめられていたバグガドルも巨大化してしまいました。

結構可愛らしい見た目だったのに、めっちゃ怖くなっちゃいました…。

まあ、久々に大型ガドル戦が見られそうなのは楽しみですけれど、あんなに可愛かったのになぁ…。

というか、これまで食べてきたのはギアの素体とはいえ、人型の肉を平気で食べるってやばいですな。

大型ガドルと化したバグガドルが一体どんな影響を与えてくるのか、次の放送も楽しみですね。

パイプ帰ってきてくれーー!!

それではまた次回!

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