※この記事はネタバレを含みます。
どうも、重平です。
「あやかしトライアングル」第12話「歌川画楽」の感想です。
新キャラクター
歌川画楽(うたがわがらく)
以下、画楽
日本を代表する有名画家の一人。
各地を旅して気ままに絵を描いている。
「あやかしトライアングル」第12話「歌川画楽」
河童と会話し、妖巫女である花奏すずについて情報を集め、お礼に似顔絵をプレゼントする男がいた。
その人物こそ、絵を描きながら旅をする歌川画楽その人である。
さて、祭里はどうしているかというと、ニノ曲からある相談を受けていた。
「花奏すずに惚れてしまった」
ついにニノ曲にも春が訪れていた。
女性に免疫のないニノ曲は、以前すずと2人で会話した際にあの女神のような包容力に完全に絆されてしまったらしい。
*第9話参照
すずが祭里にとって非常に重要な人物であることを知っているニノ曲は、祭里には知らせておく必要があると思い、祭里に自分の気持ちを話したのだ。
祭里はニノ曲の気持ちを知ったうえで「俺はあいつのそういうことに口出しする立場ではない」的なことを言った。
祭里のその言葉を「告白しても問題ない」と捉えたニノ曲は、祭里の了解を得たうえで、すずに告白しに行ったのだった。
すずは校庭でシロガネを撫でて悶絶させていた。
ニノ曲は勇気を持って「風巻とともにこれからは俺がお前を守る」と告白しようとした。
が、緊張のあまりニノ曲の口から出た言葉は「風巻は俺が守るッ!!」だった。
すずに告白するのではなく、すずに対するライバル宣言になってしまったニノ曲は、突然の発言に驚く祭里とすずを残してその場を去ってしまった。
その頃学校内には歌川画楽が取材に訪れていた。
生徒とも触れ合ってみたいと思っていた画楽は、丁度廊下で出くわした祭里とすずに学校内の案内を依頼する。
祭里とすずが画楽と出くわしたのは偶然ではない。
画楽は人の姿をしてはいるが、祭里の風車が探知した、妖力の底が見えない妖だったのだ。
すずは学校案内の途中、画楽に妖なのになぜ人間に化けているのかと質問する。
すずの質問に「気になるかい?妖巫女としては」と返した画楽に祭里は警戒心を抱き、とっさにすずを自分の後ろに隠した。
しかし祭里の警戒をよそに、画楽は祭里の表情が気に入ったと似顔絵を描き始めたり、床に寝転がったりとマイペースだ。
話はシロガネの話になり、画楽はシロガネと知り合いであることが判明する。
といっても、シロガネは画楽のことを「嫌なやつ」と言っており、今回は画楽の前に姿を現さなかった。
シロガネから嫌われていることに軽いショックを受けつつもシロガネには王の座に居てもらわないと困ると言った画楽は、「封神の巻を渡せ」と言ったかと思うと、特別な筆を取り出し一瞬で床にタコの絵を描いた。
そして画楽が「画現術(がげんじゅつ)」と呟くと、描いたタコ触手が地面から生え、祭里を絡めとった。
「封神の巻」を探すため、祭里の服を脱がし全身をまさぐるタコの触手。
見た目的にだいぶ危険な状態になっていた祭里だが、そこに現れたニノ曲がタコの触手を切り落としたことで窮地を脱する。
ニノ曲は「風巻は俺が守る!!」という宣言通り有言実行し、画楽と対峙したのだった。
まとめ
「歌川画楽」というキャラクターが初登場した回でした。
自由気ままに旅をして絵を描く日本を代表する画家の一人。
しかしその正体は人型の妖でした。
しかもシロガネとは知り合いで、祭里曰く底知れない妖力を持っているとのこと。
もしかしたらシロガネに匹敵するレベルの大妖怪かもしれません。
今後、祭里達にどのように絡んでくるのか気になりますね。
他にも、主要人物の関係性に少し変化がありましたね。
そう、ニノ曲先輩がすずに恋心を抱いてしまったのです!
女性に免疫の無いニノ曲先輩にもついに春が訪れました。
祭里の気持ちを考慮してすずに告白する前にわざわざ祭里に伝えに行くだなんて、ニノ曲先輩は顔は怖いですが非常に誠実で律儀な人ですね。
結局すずへの告白は緊張のあまり失敗してしまいましたが、ニノ曲先輩のそういうところも重平は好きですよ。
それにしても、祭里は全く素直でないですね。
このままではニノ曲にすずを取られてしまいますよ(告白失敗してるので暫くは何もないと思いますが)。
妖が絡まずとも、祭里にはこういうところで「すずは渡さない」と強く出てほしいものですね。
さて、「封神の巻を渡せ」と攻撃を仕掛けてきた歌川画楽。
タコの触手で祭里の体中をまさぐるというえっちぃ展開になったにも関わらず、脱がし方も中途半端にニノ曲先輩が祭里を助け、画楽と対峙します。
祭里とニノ曲先輩の共闘が見られるのか、この一件はどういった形で落ち着くのか、次のお話も楽しみですね。
それではまた次回!
これまでのお話はこちらから

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