【推しの子】第65話感想 アクアの感情演技!!

【推しの子】

※この記事はネタバレを含みます。

【推しの子】第65話「後悔」が更新されました!

アクアの発作のトリガーが”罪悪感”であることが判明した前回。みんなが芝居を楽しみながら成長する中、アクアはその逆を行くというのが印象的でしたね。

演技を辛く苦しいものとしながらも天才役者たちに食らいついていくアクアは、これからどんな演技を魅せてくれるのでしょうか。

そして、次回予告によれば今回のお話で「東京ブレイド」公演は最高潮に。最高潮ということは、いよいよアクアの感情演技が出てくるのでしょうか。

感情演技の件でアクアが一度倒れてから随分経ちましたからね。どういったシーンになるのか非常に楽しみであります。

それでは感想を書いていきましょう!

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【推しの子】第65話「後悔」

アクアの感情演技

次回予告で最高潮と言われていただけあって、やはりアクアの感情演技がメインのお話でしたね。

いやぁ…アクアの感情演技、凄かったですねぇ…。

自分が実際に経験した、トラウマになるほどの強烈な感情が演技に反映されると凄い。元々アクアは器用に演技を掛け合わせてそれっぽい演技ができる役者ですから、そこにほんまもんの感情を乗っけてきたらまあ凄いことになりますよね。

ブレイド(姫川)との戦闘シーンでは“大切な人を失って、怒りと悲しみに駆られる”演技。ここの感情はアイが襲撃された時の感情とも重なりますし、実際に大切な人を目の前で奪われた経験のあるアクアの演技はこの時点で相当に凄いものだったのでしょう。

重曹ちゃんも「凄い」って思ってますからね。重曹ちゃんが思ってるんですからアクアの演技は「凄い」に決まってます。

週刊ヤングジャンプ2022年No.2号 【推しの子】第65話より引用

ただ、アクアは演技を辛く苦しいものと捉えていますし、感情を出そうとすればするほどトラウマも引っ張り出されてくるわけで、そういった辛い感情も伝わっていたようです。

大切な人を失った時の感情ですから演技としては正しいと思うのですが、重曹ちゃんがちょっと心配そうにしているところを見るに、もしかしたら見るに堪えないほど辛そうな演技だったのかもしれませんね。

真に迫った感情演技ができるのは素晴らしいけど、あんまり重曹ちゃんに心配かけるなよアクア。

叶うはずのない夢

アクアの”大切な人を失った時”の演技も勿論素晴らしいのですが、本当の見せ場はここから。

死の淵にあった鞘姫が奇跡的に目を覚ますシーンのアクアの演技には、ええもう本当に涙が出ましたよええ!!

かつてアイが襲撃された時に何もできなかったアクア。中身はアラフォーだとしても体は無力な子供。当時の惨状を前にしてもただ泣き叫ぶことしかできず、辛くて苦しくて、アイを救えなかったことを後悔することしかできなかったアクアは、「あの時アイを救えていたら」と都合の良い夢を見るわけですよ。本心から思ってるわけですから、それこそ何度も何度も。

でもどれだけ願ったところでそれはただの夢。現実には起こりえないし、どれだけ願ったところでもうアイは帰ってこない。

けれど、そんな叶わないはずの夢を鞘姫が目覚めるシーンと重ねることで、アクアは疑似的に奇跡を体験することができたんですよ!

この時のアクアの感情は「嬉しい」とか「喜び」とか、そんなありふれた言葉では言い表せないものだと思います。実際「あああああ」と「アイ」しか言ってませんでしたが、そんな状況下でかっこいい言葉なんか紡げませんよね。語彙力が失われて当然だと思います。

そこに至るまでのアクアの苦しみや葛藤を時間をかけて語ってきて、最後の最後に叶うはずのない夢がかなうわけですから、一読者としてもアクアの感情にのめり込んでしまって「よ゛か゛っ゛た゛ね゛え゛え゛え゛!!!」としか考えられなくなりました。

だって筆者もアイに死んでほしかったもん!生きててほしかったもん!!

現実には鞘姫を抱きしめているシーンで、アイが生き返るなんてことはありませんが、そんなアイが助かるシーンを絵で描き起こされてしまってはこれはもう泣くしかないでしょう。

そんな奇跡が叶った喜びの感情を乗せた演技ですから、きっとアクアの演技は会場中の注目の的になったでしょうね。というか、最後のアクアの表情と涙は演技って呼んでいいんですかね。演技じゃなくて本物じゃない?

自分自身のトラウマで発作を起こすほどの感情を使ったアクアの感情演技。溜めに溜められただけあって、素晴らしかったです。

週刊ヤングジャンプ2022年No.2号 【推しの子】第65話より引用

アイが動いとる!!

週刊ヤングジャンプ2022年No.2号 【推しの子】第65話より引用

うおおおおお!!!アイが!!アイが動いて喋っとるぅぅぅううううう!!!!

いつぶりだ!?アイが喋るなんていつぶりだ!!?

回想とはいえ、これは嬉しいですね。久々にアイの台詞が見られてマジで嬉しいよ(泣)。

願わくば、アイには生きててほしかった。「私はこんなんじゃ死なないよ」とか本当に言ってほしかった。本当に言ってほしかった(大事なことなので二回言いました)。

故人だから仕方ないですがアイはマジで本編に出てこないし、単行本のおまけの番外編でも全然姿を見ませんからね。これからも定期的にアイを摂取していきたいところです。

感想/まとめ

アクアの感情演技が爆発した今回、これは神回と呼んでもいいのではないでしょうか。

最近神回連発されすぎて正直読者としては嬉しい限り。今回は特に久しぶりに喋るアイも見られましたからね。

メンゴ先生の画力も回を追うごとに増しているように感じられて、迫力満点の描写に大満足です。

さて、アクアの感情演技も披露され、舞台ももう終盤。長かった2.5次元舞台編もそろそろ終わりですかね?

メルト君の成長、重曹ちゃんの覚醒、アクアの感情演技といろいろなことがあった舞台編ですから、これから彼らの関係性がどう変化していくのか非常に楽しみです。

あ、でも単行本収録の10話にはあと5話足りないし、まだもう少し続くのかしら?

そういえば「劇団ララライ」とアイの関係とかも語られていませんし、そういった伏線の回収も気になるところですね。

最高潮を迎えた舞台の後、お話がどのように展開していくのか楽しみですね。

楽しみなんですが、来週は休載!

前にメンゴ先生が年末の調整などで少し忙しい的なことをつぶやいてましたし、仕方なしですかね。

来週はジャンプラで65話も掲載されるでしょうし、改めて65話を読み返しつつみなさんの感想を読んで楽しみましょう!

それではまた次回!

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