※この記事はネタバレを含みます。
どうも、重平です。
昨日、次にくる漫画大賞のニコ生がありましたね。【推しの子】もノミネートされていたわけですが、気になる順位は!
次にくる漫画大賞 コミックス部門 第1位!
おめでとうございますううう!
めでたい!愛で鯛!!メデタイ!!!
いつも楽しませていただいている漫画が1位を取るだなんて、なんと喜ばしいことか!
【推しの子】のさらなる発展をお祈りするとともに、微力ではありますがこれからも【推しの子】を”推して”参りたいと思います。
とか盛り上がっておきながら、実は筆者は生放送があることを知らず、放送後にアーカイブで視聴したんですよね。
アーカイブを教えてくれたフォロワーさん、ありがとうございます!
放送めっちゃ面白かったです。
どうやら本屋さんのツイートなどで事前に1位がわかっていたらしく、1位の【推しの子】が発表されたときに「知ってた」コメントが流れまくってて笑いました。
あと、アカ先生と一緒に登壇した編集のサカイさんがメンゴ先生と間違えられていたのは面白かったです。
「本日は会場に赤坂アカ先生と横槍メンゴ先生がいらしています!」って紹介からアカ先生とサカイさんが出て来たものだから、一瞬「ん?」ってなりますよね(筆者もなりました)。
サカイさんと間違えられたことをメンゴ先生ご自身もネタにしていて、本当に見ていて飽きない方達だなぁと思いました。
なお、ニコ生を見逃した方はWebやアプリでアーカイブを視聴することができますので、まだ視聴できるうちに是非ご覧ください!
また、次にくる漫画大賞受賞記念で、8月25日(水)より書店や電子書籍でキャンペーンが実施されています。
書店ではポストカードや缶バッジやステッカー、電子書籍では壁紙など、どれも魅力的です!
詳細は次マン公式サイトやメンゴ先生のTwitterをご確認ください。
(メンゴ先生のツイートは情報が多くて助かる)
そして、同タイミングでコミックの発行部数が200万部を突破したとのことで、こちらもおめでとうございます!!
5巻発売直後に200万部突破!勢いが留まるところを知りません!
それだけ人気が上がってきたところに今回の次マン1位ですから、これからますます人気に拍車がかかりそうですね。
“推しの子の子”が増えて、【推しの子】がさらに盛り上がるのが楽しみです!
さて、1位受賞と200万部突破で盛り上がったところで、【推しの子】第53話「軟派」の感想を書いていきましょう!
【推しの子】第53話「軟派」
実に2週間ぶりとなる【推しの子】の最新話。
嬉しくてぴえヨンブートダンスでも踊りたくなってきますね。
さて、前回をざっくり振り返ると、アクアがあかねちゃんの手料理で少し心を開いて、「有馬×姫川」コンビに対抗するため感情演技克服に向けて動き出しましたね(雑過ぎる)。
その後、アクアとあかねちゃんがどんな特訓をしているのか非常に気になるところですが、今回はアクア達はお休みです。
代わりに、鳴嶋メルト君や、最近出番がなかったルビー達に焦点が当てられています。
忍び寄る妹
アクアが感情演技克服に向け、毎日夜遅くまで頑張っていた頃。
ルビーは帰りが遅いアクアを心配し、友達の寿みなみを連れて兄の稽古場の前まで来ていました。
そこで出会ったメルトの「アクアとあかねちゃんがよく一緒に帰っている」という発言から、アクアとあかねちゃんがエッチなことをしていると思ったみなみ。
アクアがえっちな事をしていると言われて一瞬動揺したルビーでしたが、すぐに「お兄ちゃんは軽はずみにそんな事しない」と反論したのでした。
ふむ。ルビーがこのような反応を示すのは、その生い立ちを考えれば当然のことであります。
アクアとルビーの母親であるアイも16歳の頃に2人を産み、そして最後には悪質なストーカーの手によって凄惨な最期を迎えてしまったわけですから。
そして、そこには高校生のアイと子供を作り、裏でストーカーを手引きしていた自分達の父親が居るわけで。
そんなアイの人生を知っているアクアが、軽はずみに未成年の女性に手は出さないとルビーは信じているのです。
それにしても、ルビーの「心から軽蔑する」という発言とこの表情。
年頃の女の子が「えっちなのは不潔!」と言うシーンはラブコメ作品などでよく見かけますが、それと比較するとルビーの態度は明らかにテンションが低いですね。
これまでルビーが父親をハッキリ意識した描写は描かれていなかったような気がしますが、もしかしたらルビーも”アイを殺したのは父親である”と察しているのかもしれませんね。
そんなやり取りで少し思いつめたルビーは、メルトの許可を得て稽古場のトイレを借りたのでした。
鴨志田朔夜
ルビーの思いつめた表情を見て、トイレにはついて行かず、外でルビーを待つことにしたみなみ。
そこに声をかけてきたのは、2.5次元俳優の鴨志田朔夜でした。
こいつっ!ナンパする気満々じゃあないか!!
これだからイケメンは!!(偏見)
鴨志田は迫る。グイグイ迫る。
みなみちゃんがちょっと困ってるのにグイグイ迫る。
かぁーーッ!これだからイケメンは!!!(偏見)
そうした鴨志田の圧に押され、みなみちゃんが連絡先を交換しようとしたところ、すんでのところでメルトから「舞監が呼んでる」との呼び出しを受け戻っていく鴨志田。
みなみちゃんも一安心。
ホント、女性を困らせる男ってなんなん!??
さて、メルトの呼び出しを受けて急いで戻ってきた鴨志田ですが、あの呼び出しは”嘘”だったとメルトから明かされます。
メルトは、鴨志田がアクアの妹の友達に手を出すのはまずいと思い、ナンパの邪魔をしたのです。
メルトの意見を聞いても全く悪びれない鴨志田を「俺たちはプロなんだから」と窘めるメルト。
しかし、鴨志田の反応は反抗的でした。
「自分が一番下手なの自覚してる?」「お前には何が出来んの?」とメルトを罵る鴨志田。
ないわー!!ホントないわー!!!
なんなんこいつ!なんなんこいつ!
いやね、自分より下だと思っている人間から説教されるのはムカつくという感情は同じ人間なので多少理解できますが、それでもこの反応は酷いです。
自分がやろうとしていた事の危うさを全く理解できていませんね。
ルビーの友達に手を出しても舞台に影響はないかもしれないけど、そこからルビーにまで何か影響があったらアクアお兄ちゃんが黙ってねぇぞこのヤロウ!兄のシスコンなめんなよ!!
自分が多少演技できるからってイキっちゃたんですかね。
しかし、悲しいかな。実際の世の中にもこういった事例はそれこそいくつもあるんでしょうなぁ…。
「上に行くほど謙虚でなくてはいけない」というのはいろんな所で言われていますが、まさしくそれは真理であると、このシーンから学べます。
こういったある意味人間らしいところまでしっかり描いてくれるのが【推しの子】の魅力ではありますが、筆者にはまだまだ受け入れられる度量が足りないようです。
鳴嶋メルト
さて、鴨志田に散々言われてしまったメルトですが、鴨志田に言われずとも、そんなことはメルト君本人が一番わかっていました。
「今日あま」でアクアと共演してからずっと、メルトは自分が足りない人間だとわかっていたのです。
だからこそ、「今日あま」が終わってからの9ヵ月間自分なりに努力し、成長して今回の舞台に臨んだのです。
それに、「今日あま」があまりにも酷すぎて未だにあらゆる場所でネタにされていますが、彼は雷田さんから「なかなか仕上げてきてる」と評価されています。
あの擁護のしようもないほど酷かった頃と比べると、最初にしっかり挨拶をして、演技も評価されるまでになっている。人間的にも役者的にも成長しようとしている姿勢は認められるべきだと思います。
そういったメルト君の背景が透けて見えるからこそ、鴨志田の言い方にはムカッ腹が立ちますね。
ただ、鴨志田の言葉はメルト君のドツボを突いた言葉。
多少演技は上手くなれど、未だに大根のレッテルは貼られたままですし、今回の役者たちの仲では下手くその部類。
まだまだメルト君は実力不足です。
でも、自分が足りないことを自覚しているからこそ、これからのメルト君には期待ができます。
舞台公演当日までにメルト君が劇的に上手くなる、ということは考えにくいですが、何かしらの形で活躍し周りを見返してくれることを期待しています。
B小町が教える教訓
さて、稽古場から苺プロの事務所へ帰ってきたルビーちゃん。
トイレから出た時に会ったのでしょうか、鴨志田と連絡先を好感したことを嬉々としてかなちゃんとメムさんに伝えました。
ルビーから話を聞いたかなちゃん。「人格者な役者さんは大勢いる」ことを前提としたうえで、こう続けました。
そうだ!かなちゃんとメムさんの言うとおりだ!そいつは高確率でヤリチンだー!!
イケメンぜってえ許さねえからな!(ただのひがみ)
悪い男の餌食にならないよう、皆さんも十分お気をつけください。
感想/まとめ
てっきりアクアの特訓風景がくると思っていましたが、他のメンバーに焦点を当ててきましたね。最近出番のなかったB小町メンバーを久々に見られて、筆者もとても嬉しかったです。
さて、主にメルト君視点で展開されたお話でしたが、これはメルト君ちょっときついですね。メルト君は何にも悪くないんですけどね。鴨志田がああいうキャラだったので…。
このまま舐められっぱなしは筆者も悔しい!
悔しいですが、心を入れ替えたメルト君ならきっと過去の自分を乗り越え周囲を見返してくれると信じていますので、これからも見守っていきたいと思います。
鴨志田の言葉なんかに負けるんじゃないぞ!メルト君!
ただ、人間としては鴨志田よりもメルト君の方が上である。これだけは断言しておきたいですね。
さて、来週はかなちゃんとあかねちゃんの意外な関係性が明かされるとのこと。
果たして、有馬、黒川両推しの筆者は次のお話に耐えられるのか。
次回のお話も楽しみです!
P.S.
メンゴ先生…ダメですよ…。これはダメですよ…。
そりゃあ止まらんて……………..。
それではまた次回!
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