※この記事はネタバレを含みます。
どうも、重平です。
【推しの子】第52話「カレシカノジョ」が更新されました!
メンゴ先生のTwitter告知にもありましたが、カラーページてぇてぇ!てぇてぇよおおおおお!!!
アクアとあかねちゃんのデートシーンでしょうか。
ビジネスとは言え、やっぱり美男美女のカップルは見ていてとても尊いですね。
ホント、目の保養です。視力が0.5くらい良くなったかもしれません。
そして、1~4巻で【推しの子】が150万部突破!
おめでとうございます!!
4巻が出た時点で100万部突破していましたから、あれから数か月でさらに50万部も伸ばしたんですね。
いや~素晴らしいッ!
これから【推しの子】がどれだけ盛り上がっていくのか楽しみです。
そして!
連載一周年突破とのことで、こちらもおめでとうございます!
あれ?確か【推しの子】って4月に始まったような…。
まあ、”突破”だし、細かいことは気にしない気にしない!
そして最新第5巻の発売も目前に迫っていると。
今回はめでたいことが盛りだくさんで、最初のカラーページだけで盛り上がってしまいました。
それでは本編の感想を書いていきましょう!

【推しの子】第52話「カレシカノジョ」
料理上手なあかねちゃん
倒れたアクアを介抱し、五反田監督の家に転がり込んだアクアとあかねちゃん。
お世話になった監督へのお返しか、あかねちゃんは晩御飯を作るため、エプロン姿で五反田家のキッチンに立っていました。

可愛いッ!!!!可愛いいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!
エプロン姿と髪を後ろに束ねた髪型が可愛いいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!!!!!
しかし、いくらエプロン姿が可愛くとも、肝心なのは味であります。
可愛いエプロン姿は、いつもウーバーを頼んでいる重曹ちゃんでもできるのです。
あかねちゃんは随分と美味しそうなハンバーグを作ったようですが、果たしてそのお味は・・・。

うん!監督のお母さんも認める美味しさ!!100点満点!!
ここへきて唐突に女子力の高さを見せつけてきました!
アクアもあまり食欲がないと言いながら、一口食べて「うまい・・・」と。なるほど。
これは胃袋掴まれちゃった感じですか!?
あかねの覚悟
夕食後、監督の部屋でアクアの昔の演技を見たあかねちゃんは、夜風に当たるアクアに「どうして演劇をやっているのか」と声を掛けました。
周知の事実ですが、アクアが演劇をやっているのは復讐のため。
アイを死に追いやった自分の父親を見つけ出し、自分の手で殺すことです。
最初は役者をやる理由を話しても理解してもらえないからと話す気のないアクアでしたが、あかねちゃんが一向に引かないため、
「もし」と前置きしたうえで、目的が「人を殺すことだ」と理由の一部を明かしました。
普通の人なら、こんなこと言われたらドン引きするか「そんなことさせない」的なことを言いそうですが、あかねちゃんは違いました。

なんだろう、すごくアビスを感じる。
予想外の返しに、流石のアクアも目を逸らします。
やはりあかねちゃんは底抜けに優しい。
いや、”優しい”という表現が適切かどうかはちょっと怪しいですが。
アクアが何を言おうと、正しい正しくないではなく、アクアのありのままを受け止める。
想像とはいえアクアの過去を垣間見たあかねちゃんだからこそ、このような発言ができるのだと思います。
覚悟はいいか?私はできてる。
あかねちゃんはたとえビジネスだとしても、アクアと共に罪を背負う覚悟ができていたのです。
捉えようによってはめちゃくちゃ重い女と思われそうですが、あかねちゃんは一度アクアに命を救われていますからね。
歴史ものとかでよくある「あなた様に救われたこの命は、既にあなた様のもの」ってやつになっても、そこまで不自然ではないのではないでしょうか。
しかし、それだけの覚悟を持ってカノジョをやっているあかねちゃんは、アクアにもカレシの責務を求めます。
あかねちゃんがアクアに求めるもの、それは、一緒に「姫川・有馬コンビ」を打倒することでした。
「負けたら悔しくて死んじゃう」
そう言ったあかねちゃんを見殺しにしないため、アクアはあかねちゃんと共に打倒「姫川・有馬コンビ」に向け、苦手な感情演技を克服するべく動き始めるのでした。
でも、こんな発言をしちゃうあかねちゃん、やっぱりちょっと重いかも…?
心境の変化
さて、ここでアクアのあかねちゃんに対する心境の変化を見てみましょう。
あかねちゃんが五反田監督の部屋で「アクアの出てる映画を見せてほしい」と言ったとき、五反田監督は少し見せるのを躊躇いました。
それは、アクアが昔の演技をあまり人に見せたくないことを知っていたからです。
高校で再開してまだ間もなかった頃の重曹ちゃんにも見せなかった昔の映画ですが、アクアはその映画を「自分のいないところでなら」という条件付きで見せることを許可したのです。
これには五反田監督も少し驚いたようです。

これはやっぱり夕飯のハンバーグで胃袋掴まれちゃったからなのでは…?
しかし、この時点ではまだ少し距離があるように感じました。
あかねちゃんがアクアが役者をやる理由を尋ねた時、アクアは最初理由を話そうとしませんでしたからね。
ですが、あかねちゃんの「一緒に殺してあげる」発言で、また少し心境に変化が起きたように思います。
そうでなければ、あかねちゃんの打倒「姫川・有馬コンビ」の話には乗らなかったでしょう。
アクアはできれば感情演技を避けて「姫川・有馬コンビ」に勝つ方法を模索したかったようですが、打倒「姫川・有馬コンビ」と聞いた時点で感情演技克服が必須条件なのは察していたはず。
それでもカレシの責務を果たすためにあかねちゃんの話に乗ったのは、あかねちゃんに心を開きかけているからではないでしょうか。
まあ、あかねちゃんのヤンデレか?ってレベルの発言で仕方なく納得させた感もありますが、そこはよしとしましょう(強引)。
これ、やっぱりワンチャンあるんかな?
アクアの事情を悟り、良いも悪いも全て受け止めてくれるあかねちゃんにアクアは少しずつ心を開いていき、やがてビジネスではない本当のカップルになる未来が。
これまで身の回りの人は勿論、家族にも誰にも話せなかった”役者をやる理由”まで受け入れてくれる存在はアクアにとって相当大きいはず。
アクアのあかねちゃんに対する態度がどのように変化していくか、非常に気になるところです。
感想/まとめ
アクアのあかねちゃんに対する気持ちの変化が垣間見えたのと、アクアがトラウマに立ち向かうことを決意したお話でした。
アクアが役者としても人としても一皮むけるために必要なステップ。
傍で支えるのはアクアの過去を知り、罪すら受け入れる覚悟のあるあかねちゃん。
一方、重曹ちゃんはアクアの過去を知らないのは勿論、舞台上では敵対する立場にいる、か。
やはり、アクアの過去を知っていることと、ビジネスとはいえ”カノジョ”という立場にいるのは大きかった。
これは重曹ちゃんが危うい状況とも捉えられますが、恋愛的な観点で見るとどうなんだろう?とも思います。
(さっき「ワンチャンあるか?」とか言ったばかりではありますが…)
というのも、あかねちゃんが重曹ちゃんのように、明確に恋に落ちた瞬間が描かれていないからです。
これまでのあかねちゃんの態度からしてアクアのことが好きというのは間違いないのでしょうけど、好意の向け方はどちらかというと”恩返し”に近いような…?
アイをトレースして演じた時も「アクアの好きな女性を演じたら喜んでくれるかな」と考えていたり、今回も「アクアの助けになろう」と考えていたりするところを見ると、好き好き大好き!というよりは恩返しの方がしっくりくるのかなとも思いました。
それに、かぐや様の最新話でも「推し」の概念について語られていましたからね。
「好き」にも色々な形があり、恋だけが「好き」の形ではない。
「推し」という言葉に対しそういった考えを持つアカ先生ですから、タイトルに「推し」が含まれているこの作品にも、その考え方は当然含まれているはず。
そうすると、重曹ちゃんとあかねちゃんのアクアに対する「好き」は、もしかすると全然違う方向に向かっているのかな?なんて考えたり。
まあ、この先アクアとあかねちゃんの関係がどうなろうと、重曹ちゃんにとっては辛い時期が続きそうですけどね。
さて、前回の休載(祝日によるヤンジャン自体の休刊は除く)から4回目になるので、次号は休載です。
今回は合併号なので来週はヤンジャンが休刊で、再来週の38号も休載と…。
えっ!?2週間空くんですか…?
ちちちちょっと長いですね…。
でも、18日には【推しの子】第5巻も発売しますし、単行本を読み返して凌ぎましょう!
P.S.
最後にこれだけは言いたい。
私もあかねちゃんに「あーん」されたい人生だった。

それではまた次回!
単行本発売中!
第5巻は8月18日(水)発売!
【推しの子】はヤンジャン!アプリやジャンプ+アプリで読めます!(ジャンプ+は一週間遅れの更新です)
チケットで無料とか、初回無料とか、結構無料で読めるのでおススメです。


これまでのお話はこちらから

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