【推しの子】第42話感想 台本読み合わせでかなちゃんの本領発揮!!

【推しの子】

※この記事はネタバレを含みます。

どうも、重平です。

【推しの子】第42話「読み合わせ」が更新されました!

GW明けの【推しの子】はじめ。

今年のGWは丁度先週の木曜日から入りましたからね。

一週間お待ちしておりました。

GW中は楽しかったですが、やはり【推しの子】の更新がないと少し物足りなさを感じてしまいました。

本日から仕事が再開する人も多いと思いますが、【推しの子】が読めるならまた頑張れそうですね。

それでは感想を書いていきましょう!

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【推しの子】 第42話 登場人物

  • 星野 愛久愛海(ほしの あくあまりん)
    以下、アクア
    アイの子供で双子の兄。ゴローの生まれ変わり。
    有馬と共に人気漫画「東京ブレイド」の2.5次元公演に向けての顔合わせに参加する。

  • 有馬かな(ありまかな)
    以下、有馬/かなちゃん
    別名:重曹ちゃん(重曹を舐める天才子役)
    苺プロ所属の女優でありアイドルの「10秒で泣ける(元)天才子役」。
    アクアと共に「東京ブレイド」の2.5次元公演に向けての顔合わせに参加する。
    雷田曰く、周りの演技を綺麗に受ける「適応型」の演技をする。

  • 黒川あかね(くろかわあかね)
    以下、黒川/あかねちゃん
    アクアとは仕事上の恋人関係。
    いつ伸ばしたのか、髪がロングになっている。かわいい。
    「劇団ララライ」の一員として、「東京ブレイド」の舞台に出演する。
    雷田曰く、役にどっぷり入り込む「没入型」の演技をする。

  • 鳴嶋メルト(なるしまめると)
    以下、鳴嶋
    以前「今日あま」のドラマで主演を務めていたイケメン。
    鏑木の推薦により「東京ブレイド」に出演する。
    当時は演技力も態度も壊滅的な顔だけで生きている奴だったが、ちゃんと演技ができるように仕上げてきている。
    9か月の訓練で棒読み大根から天才揃いのララライと共演できるなんて、結構凄いヤツなのでは?

  • 雷田澄彰(らいだすみあき)
    以下、雷田
    イベント運営会社「マジックフロー」の代表。
    「東京ブレイド」の総合責任者も務める。
    実は「有馬かな」のファン。

    —————————————————————————-
  • 「東京ブレイド」公演の関係者
  • 金田一敏郎(きんだいちとしろう)
    56歳
    「劇団ララライ」の代表
    演出家

  • 姫川大輝(ひめかわたいき)
    19歳
    「劇団ララライ」の看板役者。
    「東京ブレイド」では主演を務める。


    —————————————————————————-
  • 星野 アイ(ほしのあい)
    以下、アイ
    アイドルグループ「B小町」の元センターであり、双子の母親。
    20歳の誕生日とドーム公演当日、ストーカーに襲われ亡くなる。
  • ゴロー
    産婦人科医師。病院に入院したアイの担当医師。
    アイの出産日当日に何者かに襲われ命を落とし、気が付くとアクアに生まれ変わっていた。
  • さりな
    ゴローの勤める病院に入院していた患者。ゴローとは仲が良かった。
    アイの大ファンであり、ゴローがアイのファンになるきっかけとなった人物。
    享年12歳。

【推しの子】第42話「読み合わせ」

前回の「顔合わせ」に続き、今回は「読み合わせ」。

顔合わせの現場に主要メンバーが一通り揃っていたので、そのまま台本の読み合わせもやることにしたようです。

新キャラも沢山増えましたし、今回の「読み合わせ」で何か新しい発見があるのか楽しみです。

頼りになるあかねちゃん

台本読み合わせまでの少しの空き時間。

あかねちゃんは早速アクアに声を掛けました。

恋人のアリバイ作りでは度々会っているけれど、仕事で会うのは「今ガチ」以来。

「劇は私の本業だし、今度は私がアクアくんの助けになるよ」と頼りになるところを見せるあかねちゃん。

頼もしい言葉ですね。

この直後に「自分に自信があるわけではない」的な発言をしていますが、本当に全く自信がないなら「アクアの助けになる」なんて発言出てきませんて。

やはり、演技に関して「天才」と呼ばれているだけあり、普段は自信なさげなあかねちゃんも演技関係なら少なからず自信はあるようです。

「今ガチ」で初登場した頃の印象とは全く違います。

でも、もしあの時アクアが止めていなかったら、こんなに頼りになるあかねちゃんを見ることはできなかったんですよね…。

あかねちゃんを「今ガチ」の一件で失わなくて本当によかったと思いました。

ジト目が可愛い重曹ちゃん

さて、読み合わせが始まるまで雑談を始めたアクアとあかねちゃんですが、それを離れたところから眺めている人がいました。

そう、重曹ちゃんです。

めっちゃジト目です。

「ジトー」という効果音がコマの枠からはみ出すほどってどんだけジトってんですか。

かなちゃんはそんな状態ですから鳴嶋が気になって声を掛けるわけですが、そうすると途端に早口になるわ、なんならキャスティングにも文句言い出すわ、アクアが絡むとかなちゃんはホント面白くなりますね。

台本読み合わせの前にアクアとあかねちゃんがただ喋ってるだけでこれですから、演技の練習が始まったらどうなるんですかね。

アクアとあかねちゃんは役柄上”許嫁”の関係ですから、多少イチャつくシーンがあっても不自然ではないわけで。

イチャつかないにしてもアクアと共演するシーンはあかねちゃんの方が多いわけですから、かなちゃんがそこにどう反応するか気になりますね。

筆者はかなちゃん推しなので幸せになってもらいたい気持ちはあるのですが、その反面、かなちゃんが慌てふためいたり嫉妬に狂ったりするところを見たい気持ちがあるのも正直なところです。

この第五章中にかなちゃんが何回ダークサイドに堕ちるのか楽しみですわ!

めっちゃ成長してたメルト君

鳴嶋メルト君ですが、彼は「今日あま」の時と全然違うかなちゃんに驚いていました。

そして、こっちが「素の有馬かな」だと知ると、「(今日あまの時に)最初からガシガシ来てくれたら~」と、当時の自分のダメさ加減を思い出し、それを強く指摘してくれなかったかなちゃんに文句を言いかけました。

しかし、途中で「言い訳だな」と言葉を切り、代わりに「演技で見返す」と言ったのです。

これ、マジで凄い成長ですね。

「今日あま」(第二章)の時の鳴嶋は今より台詞数も少なく、どんな人物か正確に測ることはできませんでしたが、雰囲気や喋り方からして無能甘ちゃんオーラが漂っていました。

おそらく当時の鳴嶋はガシガシ注意しても聞く耳を持たなかったでしょうし、そのまま今に至れば「どうしてあの時注意してくれなかったんだ!」とかなちゃんに文句を言っていたことでしょう。

そんな甘ちゃんで大根だった鳴嶋が、自分の発言がただの言い訳だと気づき、さらには演技で見返すと言ったのです。

ここまで人間として成長していると、もはや別人。

たった9ヶ月でここまで内面が変化するなんて、一体鳴嶋に何があったんや…。

鳴嶋は今のところレギュラーではないサブキャラですからどこまで深堀されるかわかりませんが、機会があれば、ここまで内面が変化するに至った経緯を知りたいところです。

アクアが演技をする理由

アクアとかなちゃんの役柄的に、2人が共演するシーンはラストの数シーンだけでした。

かなちゃんとの共演シーンが少ないことを、アクアは「(演技に対して)グチグチ言われるタイミングも少なそうで助かる」と思っていました。

アクアはツンデレなところがありますから、この発言に関してはホントかな~?と筆者は勘繰ってみたりします。

ただ、アクアは演技への”情熱”というものがありません。

多くの役者たちは基本的に演技が好きで舞台に立っていると思いますが、アクアの場合はあくまで”アイの真実に近づくための手段”として演技を使っています。

ですから、演技が好きなわけでもないのにかなちゃんに色々注意されるのが鬱陶しく感じることもあるんですね。

とはいえ、何かの活動を長く続けていれば、その活動に対して愛着(?)が芽生えてくるもの。

本当にアクアには演技への情熱がないのでしょうか。

少なくとも今のアクアの役者としての地位は、全く情熱のない人が立てる場所とは思えません。

あかねちゃんに「情熱ないの?」と訊かれたときに「ない」ときっぱり言い切っていますが、アクアのことですからね、ツンデレが発動しているような気もしなくもありません。

ちなみに、あかねちゃんは演技の話なら無限にできるとのこと。

あかねちゃんとかなちゃんの無限に続く演技対談があったら是非聴いてみたいです。

あと、あかねちゃんの演技に入る前に目を閉じてスイッチを切り替えるシーン。

めちゃくちゃかっこよくて堪りませんわ。

有馬かなの実力

出演者たちの台本の読み合わせが始まり、雷田と金田一はその様子を見学していました。

雷田は出演者たちの様子を一通り眺めると、「今回下手な子居ないねぇ」と役者たちのレベルの高さを評価しました。

特に、かなちゃんとあかねちゃんは同世代新旧の若き天才対決ということもあり特に注目していました。

雷田曰く、あかねちゃんは役にどっぷり入り込む「没入型」かなちゃんは周りの演技を綺麗に受ける「適応型」なのだそう。

雷田は、2人を比べた時に「あかねちゃんの方が一歩リードしている」と感じていました。

しかし、ここでララライ看板役者の姫川が出てきたことで、かなちゃんの様子は一変します。

姫川はかなちゃんとの読み合わせの前に、「遠慮しないでいいよ」とかなちゃんに言いました。

この言葉を聞いたかなちゃんは心から嬉しそうな顔をしました。

そしてその後、姫川と共に強烈な演技を周りに居た役者たちに見せつけたのです。

かなちゃんの「私を見ろ!」と言わんばかりの演技は、アクアを見とれさせ、あかねちゃんに動揺を与えるほどの迫力でした。

雷田の分析にもあるように、「適応型」のかなちゃんは、自分が前に出るよりも周りの役者たちに合わせて自分はサポートを優先してきました。

しかし、今回は自分をガンガン前に出す演技をしました。

これは、ジャパンアイドルフェス(JIF)でのファーストステージで自分に自信がついたことや、「アクアの推しの子になってやる!」と決意したことが大きいでしょう。

自信を手に入れたかなちゃんは本来の、もしくはこれまで以上のパフォーマンスを発揮することができるようになったのです。

周りを気にせず自信を持って演技をすることで、ララライの看板を背負う姫川と並んで演技ができるだなんて、やはり天才子役有馬かなの実力は本物でしたね。

台本の読み合わせも終わった頃、金田一は雷田に「【役者】ならアレとどう戦うか必死に考えちまう」と語っていました。

そして、アクアは姫川とかなちゃんの演技を見て、何かを必死に考えていたのでした。

「東京ブレイド」でのアクア達の関係性

「東京ブレイド」はいくつかのチームが抗争を繰り広げ、いつしか互いに友情や愛情を深めていく王道バトル漫画です。

主人公たちの「新宿クラスタ」にはかなちゃんや主演の姫川が所属。

対する「渋谷クラスタ」にはアクアやあかねちゃんが所属しています。

今回の「東京ブレイド」2.5次元公演では、「新宿クラスタ」と「渋谷クラスタ」が争う「渋谷抗争編」を柱にシナリオが展開するようです。

以上の関係性から、アクアとかなちゃんが共演するシーンは少なかったのです。

ていうか、かなちゃんの演じる「つるぎ」ってアクア演じる「刀鬼」と相棒の関係だったと思うのですが、敵同士なんですね。

なんだこの面白い関係性は。

設定的にも内容的にも非常に面白そうなので、マジで「東京ブレイド」読んでみたい…。

これはアクア達の演技にも益々期待が高まりますね!

感想/まとめ

第五章「2.5次元舞台編」の2話目にあたる今回。

かなちゃんの本領が発揮されるというなかなか衝撃的な展開でした。

これまで実力を押さえていたというよりかは、自分に自信を持てていなかったかなちゃん。

しかし、アイドル活動を通して自信を手に入れたかなちゃんは、自分の演技力を存分に発揮することができるようになりました。

とはいえ、いくら自信をつけたといっても、そもそも実力がなければこんなに凄い演技などできません。

子役時代に天才と呼ばれ、仕事が減ってからも努力を怠らなかったからこその演技力。

やはりかなちゃんの実力は本物でした。

姫川という、全力でぶつかってよい相手が得られた貴重な機会ですから、かなちゃんには思う存分その演技力を発揮してもらいたいです。

そして、看板役者の姫川や、これほどの演技を見せつけてきたかなちゃんに、アクアやあかねちゃんはどう対抗するのか。

このままでは姫川とかなちゃんの演技に見劣りしてしまいかねないですからね、アクアとあかねちゃんがどんな演技で対抗してくるのか非常に楽しみです。

それにしても、アクアったらあかねちゃんに「演技への情熱は無い」ときっぱり言い切ったくせに、かなちゃんの演技を見て必死に何か考えてるあたり、やっぱり少なからず情熱はあるようですね。

アクアのそういうところ、結構好きです。

2話目にしてめっちゃ盛り上がってきた第五章。

この先の展開から目が離せません!

それではまた次回!

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