※この記事はネタバレを含みます。
どうも、重平です。
【推しの子】第35話「責任感」が更新されました!
ジャパンアイドルフェス(JIF)への出場へ向け、グループのセンターを選抜し始めたB小町ですが、センター志望のルビーとメムさんは歌が下手でした。
そんでもって「ピーマン体操」でネタにされてたかなちゃんが実はめちゃくちゃ歌が上手いことが判明しました。
普通の流れではかなちゃんがセンターで間違いないと思いますが、かなちゃんはセンターになるのを嫌がっていましたし、最終的に誰がセンターになるのやら。
そうはいってもJIFも近いし、センターは今回の話で決まるはず!
それでは感想を書いていきましょう!
【推しの子】 第35話 登場人物
- 星野瑠美衣(ほしのるびぃ)
以下、ルビー
アイの子供で双子の妹。さりなの生まれ変わり。
アイドル活動が本格的に始まったことにより、もの凄くモチベーションが上がっている。
踊りはとても上手だが、歌がドへたくそ。
しかしながら、人を見る目はあるらしい。
- 有馬かな(ありまかな)
以下、有馬
別名:重曹ちゃん(重曹を舐める天才子役)
苺プロ所属の女優でありアイドルの「10秒で泣ける(元)天才子役」。
チョロくて流されやすい重曹。
だが、心の中ではいつも様々な葛藤がある様子。 - MEMちょ
以下、メム
公称18歳。実年齢は25歳。
7歳ほどサバを読んで”女子高生”として番組に出演していた強メンタルの持ち主。
憧れだったアイドル活動を始めたことで、ルビーと同じくもの凄くモチベーションが上がっている。
25歳ながら10代の歌やダンスについていく年齢を思わせない体力の持ち主。 - 斎藤ミヤコ(さいとうみやこ)
芸能事務所苺プロの社長。
JIF出場へ向け追い込みをかけるB小町に、サポーターとしてぴえヨンを紹介する。 - ぴえヨン(?)
“筋トレ系ユーチューバー”として小中学生を中心に人気がある、苺プロの稼ぎ頭。
JIF出場へ向けB小町のサポートを行うが…。
—————————————————————————- - 星野 アイ(ほしのあい)
以下、アイ
アイドルグループ「B小町」の元センターであり、双子の母親。
20歳の誕生日とドーム公演当日、ストーカーに襲われ亡くなる。 - ゴロー
産婦人科医師。病院に入院したアイの担当医師。
アイの出産日当日に何者かに襲われ命を落とし、気が付くとアクアに生まれ変わっていた。 - さりな
ゴローの勤める病院に入院していた患者。ゴローとは仲が良かった。
アイの大ファンであり、ゴローがアイのファンになるきっかけとなった人物。
享年12歳。
【推しの子】第35話「責任感」
さてさて前回のカラオケの話から続き、始まりました35話。
かなちゃんの曲を聴いたルビーとメムさんは、かなちゃんをセンターにしようと目論んでいる様子。
カメラを回し、「JIFでセンターを務めるのは有馬かなちゃんです!」とルビー高らかに宣言するルビー。
このまましれっと既成事実を作ってかなちゃんをセンターにしてしまえるかと思いきや、そんな目論見はかなちゃんにはお見通し。
貼り付けたような笑顔で「カメラ止めろや」と怒られてしまいました。
この重曹、なかなか鋭い勘をしておる…。
ルビーとメムさんは観念してカラオケでかなちゃんの曲を聴いたと暴露しましたが、かなちゃんは自分の歌を過小評価するばかり。
しかし、傍から見ればかなちゃんの歌は「ピーマン体操」から確かに上達していたのです。
かなちゃんは皆の期待に応えようと責任感を持って精一杯努力することができる人だと、ルビーは曲を聴いて確信していました。
だからこそ、有馬かなにセンターをやってもらいたいという気持ちがあったのですが、ルビーの押しにかなちゃんは激昂。
「何度頼まれてもセンターはやらない」と言い切られてしまいました。
まさしく地獄のような空気が流れます。
もうこれ以上かなちゃんにセンターをお願いすることはできる状況にありません。
ルビーは大人しく身を引きます。
でも、最後に私たちの曲を聴いてほしいと、ルビーとメムさんは歌いました。
そして、夜になる頃には…。
かなちゃんがセンターに立って歌っていました。
地獄みたいな空気からの大逆転!!
やっぱりグループを引っ張っていけるのはアンタしかいねぇよ重曹ちゃん!!
顔が良いだけのヘタウマと音痴にグループの顔は任せられん!
ルビーとメムさんの酷い歌を聴いたかなちゃんは、自分がセンターをやるのが一番良いという現実を突き付けられ、結局グループのセンターをやることになりました。
しかし、その心の中では「本当にやりたくない」と思っていたのでした。
センターの話がまとまったところで唐突に出てくるミヤコ社長。
ステージまで日数もない中、追い込みをサポートしてくれる人を紹介してくれました。
社長の手招きで現れた人物は、ジャージ姿にひよこの覆面。
そう、あの覆面筋トレ系ユーチューバーの「ぴえヨン」です。
元はプロダンサーでアイドルの振付師の仕事もしていたプロのぴえヨン。
パフォーマンスのクオリティを高める為、体力作りに坂道ダッシュ10本の後に休まずセットリストを通しでやらせるスパルタぶり。
流石、仕事に妥協を許さないユーチューバーの鑑。
マジできつそう。
(これについていけてるメムさん(25歳)マジで凄いと思う)
こうして特訓の日々は始まった。
ある夜、かなちゃんは1人ベランダで黄昏ていました。
そこに声を掛けてくるぴえヨン。
ぴえヨンは、自虐的なことばかり言うかなちゃんに励ましの言葉をかけます。
だが、かなちゃんは「私の何を知ってるんですか?」と冷めた反応。
この重曹、なかなか手ごわいぞ。
と思ったのも束の間。
ぴえヨンの口から有馬かなの良いところがどんどん出てくると、「私の事めちゃくちゃ見てくれてる」と喜びました。
やはりこの重曹、チョロい。
しかもぴえヨンは、かなちゃんが公共の場では絶対に公言しない”ピーマンが大嫌い”というところまで見抜いていて、さらに自分は有馬かなのファンだと言う。
(ぴえヨンは自分もピーマンが嫌いであるが故に、かなちゃんがピーマン嫌いだと悟ったらしい)
ふむ、ぴえヨンが初登場したときはかなちゃんの存在は「名前は聞き覚えある」程度の認識だったのに、今回は随分とかなちゃんに詳しくなっているのはなんか不思議です。
ともあれ、かなちゃんもぴえヨンもお互いに”ピーマンが嫌い”という共通の話題から始まり、その後も楽しく話をしました。
次第にかなちゃんとぴえヨンは打ち解けてきて、かなちゃんは心の中で「アクアをポイしてこっち好きになろっかなー」なんて考えていました。
覆面を被った男に心揺れる重曹ちゃん。
しかしながら、ぴえヨンを後ろから見ると、その背格好はアクアそっくりだったのでした。
感想/まとめ
なるほど…これは…。
重曹ちゃんの心に変化なし。
アクアさん、あんた覆面まで被って何やってるんですか?
素の状態だと重曹ちゃんに冷たくされるから覆面被って近づいたんですか?
そんなに重曹ちゃんと話がしたかったんですか!?
早く結婚しろお前ら!!
全く、重曹ちゃんのセンター決定で盛り上がったと思ったら、最後にとんでもなくムズムズする空気を放り込んできやがって。
にしても、あれだけ卑屈になってた重曹ちゃんの心を解きほぐしてあげられるなんてアクアは凄いなぁ。
やっぱり、責任感が強すぎるあまり卑屈になりやすい重曹ちゃんをしっかり受け止めて慰めてあげられるのはアクアしかおらん気がする。
アクアはなんやかんや言って重曹ちゃんのこと大好きみたいだし(ファンらしいし)、これからも重曹ちゃんに寄り添ってあげてほしいです。
でも、重曹ちゃんがここまで卑屈になっちゃったのもアクアがあかねちゃんとキスしたせいでもあるんだよな…。
ほんと、アクア君は罪作りな男ですよ…。
さて、B小町のセンターは「有馬かな」で決定し、ぴえヨン(?)のおかげで体力とクオリティーが向上、そしてかなちゃんは少し前向きになれたかな?といった感じ。
次回はいよいよ本番が近づくみたいですが、果たしてどんなお話になるのでしょうか。
B小町の、特にセンターの重曹ちゃんの活躍が早く見たくてたまりません!!
それではまた次回!
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