[赤坂アカ×横槍メンゴ]【推しの子】第15話感想 ドラマ撮影現場の「問題」とは?

【推しの子】

※この記事はネタバレを含みます。

どうも、重平です。

【推しの子】第15話「漫画原作ドラマ」が更新されました!

前回、有馬はアクアをドラマに誘った際、「多少問題のある現場だから覚悟はしてね?」と伝えていました。

今回は、ドラマ撮影現場の問題が明らかになります。

一体どんな問題があるのやら・・・。

それでは感想を書いていきましょう!

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【推しの子】 第15話 登場人物

  • 星野 愛久愛海(ほしの あくあまりん)
    以下、アクア
    アイの子供で双子の兄。ゴローの生まれ変わり。
    現在中学生。
    有馬の推薦でドラマ「今日は甘口で」に出演することになった。
    出番は”最終回に出てくる悪役”。

  • 星野 瑠美衣(ほしの るびい)
    以下、ルビィ
    アイの子供で双子の妹。さりなの生まれ変わり。
    現在中学生。
    制作側の事情が考慮されすぎて作品の良さを失いかけているドラマ「今日は甘口で」をドストレートに批判する。

  • 斎藤 ミヤコ(さいとうみやこ)
    以下、ミヤコ
    アイの事件後に失踪した斎藤壱護元社長に代わり、「苺プロ」の社長を務める。
    アクアがドラマ「今日は甘口で」に出演が決まったことをルビーにバラす。

  • 有馬かな(ありまかな)
    以下、有馬
    子役時代に監督の映画でアクアと共演した「10秒で泣ける天才子役」。
    アクアやルビーより年上だが、背が低く、ルビーに「ロリ先輩」と呼ばれる。
    相変わらず口は悪い。


    —————————————————————————-
  • 星野 アイ(ほしのあい)
    以下、アイ
    アイドルグループ「B小町」の元センターであり、双子の母親。
    20歳の誕生日とドーム公演当日、ストーカーに襲われ亡くなる。
  • ゴロー
    産婦人科医師。病院に入院したアイの担当医師。
    アイの出産日当日に何者かに襲われ命を落とし、気が付くとアクアに生まれ変わっていた。
  • さりな
    ゴローの勤める病院に入院していた患者。ゴローとは仲が良かった。
    アイの大ファンであり、ゴローがアイのファンになるきっかけとなった人物。
    享年12歳。

【推しの子】 第15話 「漫画原作ドラマ」

有馬の誘いで少女漫画原作のドラマ「今日は甘口で」(通称「今日あま」)に出演することになったアクア。

アクアのドラマ出演を知ったルビーは、アイが死ぬ直前に言っていた「ルビーは将来アイドルで、アクアは将来役者さんかな」という言葉を思い出す。

しかし、アクアはあくまでも生前アイと交流のあったプロデューサー「鏑木勝也(かぶらぎまさや)」と接触しDNA鑑定に使える毛根などを入手することが目的であり、アイの願いを叶えるためにドラマに出演するわけではなかった。

ドラマ「今日あま」はネットTV局制作のドラマですぐに視聴できるので、ルビー達は試しにドラマを観てみることにした。

ワクワクしながら視聴したルビーだったが、視聴直後は『今日あま』ってこんな作品だったっけ?」と困惑。

原作に居ないオリキャラが活躍していたり、カットされまくりで展開が変わっていたり、そして役者の演技力の低さを目の当たりにしたルビーは、

「なんていうか・・・・・・ひどいね!」

とドストレートに感想を言ったのだった。

また、ルビーはヒロインとして出演していた有馬の演技を観て、「ロリ先輩(有馬)ってもっと演技上手くなかった?」と付け加えたのだった。

後日、カラオケの店内でアクアからルビーの評価を聞かされた有馬は「死ねよあいつ!」とブチギレ。

しかし、有馬の下手な演技には理由があった。

今回のドラマは売りたいモデルを沢山出してイケメン好きの女性層にリーチする企画で、演技力は二の次だった。

そういう意図で集められた役者たちなので演技未経験者が多く、メインキャストの中でマトモに演技ができるのは有馬だけ。

有馬は作品に不足している演技力を補うために起用されたとはいえ、演技未経験者ばかりの中で本気の演技をしてしまうと他のキャストの大根ぶりが浮き彫りになってしまうため、演技を周りのレベルに合わせる必要があったのだった。

有馬は制作の意図を理解したうえで、せめて「観れる」作品にするために下手な演技をしていたのだ。

「自分の役者としての評価を下げてもいいのか」というアクアの問いに、有馬は「役者に大事なのはコミュ力よ」と返す。

それは、かつて五反田泰志監督がアクアに言った台詞と同じだった。

有馬は自分の演技をひけらかし周を蔑ろにしていた子役から、我を通さず作品の品質貢献に努める使いやすい役者へと成長していたのだ。

しかし自信満々なところは変わらず、「まぁモデル共と張っても負けない顔のよさもあるだろうけど」と自分で言ったのだった。

そして、有馬から衝撃のスケジュールを聞かされる。

「というわけで撮影は明日!」

「来週オンエアだから!撮影後即編集、即納品!」

「本読みすっ飛ばして即リハ即撮影だからヨロ!」

台本を渡される直前にこのスケジュールを伝えられ、アクアは「スケジュールもおわってんなぁ」とぼやく。

どうやらアクアの役は、元々役をやるはずだった役者がゴネてリスケになったあまり良い役ではないらしい。

有馬はアクアに台本を渡すと、アクアの手を取り、「私と一緒に良い作品を作って」とお願いしたのだった。

アクアが有馬からの話を聞いたうえで自宅で台本とドラマを観直すと、”駄目な作品でも「観れるようにするテク」”がいくつも使われていることに気づく。

そのことから”裏方は優秀”であると見抜き、さらにヒロイン(有馬)はバリバリの実力派。

「なんかやりようはありそうだな」と、何か企むアクアだった。

まとめ

【推しの子】第15話「漫画原作ドラマ」でした。

現場の問題点、なかなか酷いものでしたね。

原作無視(とまではいかないけど)の制作側の都合が前面に出された企画に、役者は見栄え重視の大根役者ばかり、そして超スピードのスケジュールといろいろとダメなところが目立ちました。

バリバリの実力派として活動する有馬も苦労しますね…。

しかし、そういった問題だらけのドラマでも「観れる作品」にしている裏方は優秀だと見抜いたアクア。

実際の現場でアクアがどう振舞うのか非常に気になりますね。

また、有馬も子役の頃から随分と成長していたことがわかりました。

五反田泰志監督に直接言われたわけではありませんが、「役者に大事なのはコミュ力」ということに自分で気づけるなんて素晴らしいことですね。

今では協調性をもって周りに合わせることのできる女優になりましたが、自信満々なところは変わらないようです。

「今日あま」に起用されたのも演技力の他に「モデル共と張っても負けない顔のよさもあるだろうけど」と自分で言っていましたからねw。

有馬かなの自信満々なところも可愛いです。

マジ推せる。

さて、台本もアクアの手に渡り、明日撮影ということは、次回はついに現場入りですかね?

成長したアクアはどんな演技を見せてくれるのか、そして何を企んでいるのか。

次回のお話も楽しみですね!

それではまた次回!

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