※この記事はネタバレを含みます。
【推しの子】第125話「眩」が更新されました!
今回は壱護とミヤコさんの過去のお話。昔のミヤコさんの視点から二人の出会いが語られました。
二人の出会いというか、殆どミヤコさんの若い頃のお話って感じでしたが。ミヤコさんにもそういう時代があったんだなぁと感じました。
それでは感想を書いていきましょう!
【推しの子】第125話「眩」
昔のミヤコさん
今回は過去編ということで昔のミヤコさんが登場しましたね。
大学入学を機に上京してきたのでしょうか、上京したてのミヤコさんは若々しいというよりも初々しい印象を受けます。
そんなミヤコさんは上京して早々に夜の街の住人に。大学に通いながらキャバクラやクラブなどで働き、稼いだお金でメイクや整形などの自分磨きをするといった生活を送っていたようです。
金持ちと話すのが当たり前になって大学の男が子供に見えたとか、働く⇒自分磨きのサイクルを”ゲーム”に例えていたりとか、若い頃のミヤコさんは結構遊んでたっぽいですね。今で言うパパ活っぽいこともしてたみたいです。
そんなミヤコさんはお客さんからのスカウト(?)で芸能界に足を踏み入れることに。レーサーガールやモデルなど、一時はキラキラした世界で活躍していたこともあったようです。
しかし、ミヤコさんは芸能界でやっていけるほどの”何か”を持っていなかったのでそのまま埋もれてしまい、大学卒業後は社長連中からのパーティーにも段々呼ばれなくなってしまいました。
他の女性を呼ぶ側の人間となってなんとかその世界にしがみついていたミヤコさん。そんなミヤコさんに声を掛けてきたのが壱護でした。
壱護に誘われたミヤコさんはそれから苺プロで働き始め、人の夢を支援する側の人間に。そこでアイの輝きを目の当たりにし、壱護の夢に魅せられて、ミヤコさんはここで働こうと決意したようです。
ミヤコさんは夜の世界で居場所がなくなりかけていたところを壱護に拾われたんですね。人の縁というのはどこで結ばれるかわからないものですね。
まだ諦めていない
時は戻って現在。ミヤコさんと壱護はBARで再開したものの、ミヤコさんの顔を見た瞬間に壱護は逃げ出してしまいました。
ミヤコさんは壱護を追いかけてなんとか捕獲。今までどこで何してたと壱護を問い詰めました。
これまで苦労させられたミヤコさんが切れるのも無理はありません。ただ、ミヤコさんの怒りの一番の理由は別のところにあったようです。
ミヤコさんが一番怒っていたのは、壱護が勝手に夢を諦めてしまったこと。あの時壱護がミヤコさんに言った「いつかこのドームをサイリウムで染め上げる」という夢を壱護が勝手に諦めてしまったことに対してミヤコさんは怒っていました。
ミヤコさんは、まだその夢を諦めていなかったのです。
涙ながらに訴えるミヤコさん。その様子を見た壱護は何を思ったのでしょうか。
ミヤコさんの涙が壱護を突き動かす何かになるのか、二人がこの後何を話すのか気になるところです。
感想/まとめ
壱護とミヤコさんの出会いのお話でした。二人の出会いと言いつつも殆どミヤコさんの過去回でしたね。
昔のミヤコさんは結構遊んでたみたいですね。初登場時の見た目がちょっと派手だったり、ホスト遊びしてるっぽい発言があったりで少し遊んでるイメージがあったんですが、大体その通りだったみたいです。
しかもミヤコさんも芸能界に片足突っ込んだことがあったとは。ミヤコさんは前に売れないアイドルの話とかしてましたけど、あれって芸能界で仕事してるから知ってるというよりは、もっと身近な経験として知ってる感じだったんですかね。そう思うとなんだか恐ろしいですね…。
夜の街で生きていたミヤコさんですが、居場所がなくなりかけていたところを壱護に拾われました。ミヤコさんはいい時に拾われましたね。あのままズルズル行ってたら金持ち達にいいように使われて目も当てられない状態になってたか、大人しく地元に帰ることになってたか、どちらにしても良い方向には向かなかったでしょうからね。
そして拾われた先でアイの輝きを目の当たりにし、壱護からは夢を語られ、ミヤコさんは壱護と共に歩んでいくこととなりました。ミヤコさんを強烈に惹きつけるほどに、アイの存在と壱護の夢は大きく輝いていたんですね。
しかし、アイを失ってからは状況が一変してしまいました。かつての輝きは失われ、夢を追いかけていた壱護も全てを投げ出していなくなってしまいました。
そんな状況の中でも、ミヤコさんは壱護の語った夢を諦めていませんでした。壱護も手放した夢をミヤコさんが諦めていなかったというのには驚きましたね。
ミヤコさんは壱護がいなくなってから大変だったと思います。自分だけでなくスタッフの生活のためにも苺プロを引き継がざるを得なかったでしょうし、加えてアクルビも育てなければなりませんでした。
いくらアクルビの中身がそれなりに成熟しているとはいっても子育ては大変なもの。壱護がいない状況で会社経営と子育てを一人で回していたミヤコさんの苦労は如何ばかりか。
それでもミヤコさんは夢を諦めていませんでした。壱護を怒った一番の理由も壱護が夢を諦めたことでしたし、ミヤコさんは意外にも熱い人間だったようです。登場して早々にアイの母子手帳をマスコミに売りつけようとしていた人と同一人物だとは思えません。
今回は殆ど過去の語りだったのでお話は進みませんでしたが、ミヤコさんの熱意は伝わってきました。涙ながらに訴えるミヤコさんを見て壱護は何か感じたのでしょうか。ミヤコさんの気持ちを知ったうえで、壱護が何を語るのか楽しみですね。
さて、二人の会話の内容が気になるところですが、来週の【推しの子】は休載です。やっぱり最近の【推しの子】は休載が増えてますね。作者様方もお忙しいのでしょうか…。
しかも、再開は8/10(木)のヤンジャン合併号になるとのことなので、たぶん休載が明けたらまた休載が挟まります(本誌の都合で)。
休載が多くなるのはやはり読者としては少し悲しくはあります…。少し前にヤンジャンで連載が始まった「恋愛代行」(赤坂アカ先生×西沢5㍉先生の新連載)も一ヶ月ほど休載を挟むそうですし、アカ先生の方がいろいろとお忙しいのでしょうか。
でも、何事も身体が資本ですし、先生方にはあまり無理をなさらないでほしいですね。メンゴ先生のツイートを見たら最近台湾のイベントとかにも行ってたみたいですし、やっぱり先生方は結構お忙しくしているみたいです。
休載が増えるのは少し悲しいですが、先生方にも十分休養をとっていただきつつ、我々読者も夏バテしないように体調を整えておくといたしましょう!(私は最近流行り病にかかったばかりなので気を付けます…)
それではまた次回!
THE FIRST TAKEの二曲目!
THE FIRST TAKEに女王蜂さんの二曲目の楽曲が投稿されましたね!
今回の楽曲は「鉄壁」。THE FIRST TAKEは大体二曲ほど投稿するそうで、今回は一曲目の「メフィスト」に続いて二曲目の楽曲となります。
こちらも早速聴いてみたんですが、やっぱり女王蜂さんは凄いですね。メフィストと比べると多少落ち着いた雰囲気の楽曲でしたが、ぁゔちゃんの歌声は相変わらず力強いですし、それに今回はバンドメンバーが映っていたのも良かったですね。
今回の「鉄壁」では女王蜂のバンドとしての魅力を感じられたと思います。大バズりした「メフィスト」以外の楽曲も聴かせてもらえるというのはありがたい。
「メフィスト」とはまた違った魅力を感じられてとても良かったです。二曲目の「鉄壁」も是非とも聴いてみることをお勧めします。
単行本発売中!
【推しの子】はヤンジャン!アプリやジャンプ+アプリなどで読めます!(ジャンプ+は一週間遅れの更新です)
チケットで無料とか、初回無料とか、結構無料で読めるのでおススメです。
アニメ【推しの子】第二期決定!!「アイドル」と「メフィスト」とメムさんの動画とぴえヨンブートダンスも是非!!!(推したい動画が多すぎる!)
これまでのお話はこちらから
コメント