※この記事はネタバレを含みます。
どうも、重平です。
あやかしトライアングル第138話「宝物」の感想です。
あやかしトライアングル第138話「宝物」
画楽の奮闘
今回は珍しくお色気要素が一切ないお話でした。しかし、その分画楽と五行仙の戦いがしっかりと描かれていましたね。
画楽と五行仙の戦いは期待通り派手でカッコよかったです。五行仙が範囲技を放てば画楽も範囲技で相殺し、その直後に鋭い一撃を放つなど、格上の五行仙を相手に一歩も引かない画楽の戦いぶりは素晴らしいものでした。
五行仙が言ってて思い出したんですが、画楽ってただの「絵筆の付喪神」なんですよね。よく伝説や童話に出てくる鬼や九尾のような大妖怪ではなく、ただ人に大事にされていた物に宿っただけのどこにでもいる付喪神。実際、力の弱かった頃は塵塚怪王の使い走りをさせられてましたからね。
それが今や五行仙と互角に戦うまでに成長したというのは驚嘆に値します。初登場時から強かったのであまり意識していませんでしたが、五行仙の言う通りよくぞこれほどの妖力を身に着けたものです。
しかし、そんな画楽も五行仙の卑劣な攻撃により敗れてしまいました…。
戦闘中に五行仙が突然カゲメイに攻撃を放ち、咄嗟にカゲメイを庇った画楽は体に甚大なダメージを受け肉体が消滅。画楽の依り代になっていたであろうただの絵筆に戻ってしまいました。
なんということ…。強いから安心して見ていられると思っていた画楽がまさか消滅してしまうとは…。しかも体を張ってカゲメイを守った結果がこれだなんて…なんということだ…。
画楽は妖巫女を守るために戦っていましたが、中でも比良坂命依のオモカゲであるカゲメイは特に意識していたと思います。狙われたのがすずでもかなででも画楽は守ってくれたと思いますが、カゲメイだったからこそ、咄嗟に体が動いてしまったんでしょうね…。
目の前で画楽が倒されてショックを受けるカゲメイたち。しかし、五行仙はまだ健在のため悲しみに暮れる暇もありません。
画楽が倒されたことを機に、シロガネはかなでから分離して外へ出てきました。そして妖巫女たちに画楽の「完成した妖巫女を描きたい」という想いを託しました。
画楽が倒されたことで一致団結する妖巫女の欠片たち。すずはかなでとカゲメイに協力を仰ぎましたが、果たして画楽の想いに応えることはできるのか。次回の妖巫女たちの活躍が楽しみです。
感想/まとめ
画楽が…やられました…。
マジかよ…あれだけ強いからなんやかんや生き延びると思ってたのに…流石にこれはショックです。
五行仙とも渡り合っていたのにまさかカゲメイを庇ってやられてしまうだなんて。よりにもよってカゲメイの目の前で消滅とかそりゃあないでしょ…。最期に何かを言おうとして言いきれずに消滅するとか、泣かせにくるんじゃあねぇよ…。
五行仙も画楽を正攻法で倒すのは大変だと思ったから搦め手を使ったんでしょうね。卑怯な奴らです。クソ、五行仙め…年頃の男女で恋愛を疑似体験するラブコメ好きの愉快なおじいさん集団じゃなかったのか…。
正直、もっと画楽の活躍を見たかったのですが、このような形でこのような形で倒されてしまって非常に悲しい気持ちです…。目的を達成するためなら卑劣な手も厭わない五行仙は、やはり厄介な相手ですね。
しかし、画楽が倒されたことで妖巫女たちの気持ちが一つに纏まりつつあるように思います。画楽の「完成した妖巫女を描きたい」という想いを託された妖巫女たちの動きに期待が高まります。
ここから妖巫女たちが一つとなって五行仙を打ち倒す、そんな熱い展開がやって来るかもしれません。画楽が倒されたことは非常にショックなのですが、妖巫女たちの活躍が見られると思うと次回のお話が楽しみでなりません。それに、完全な妖巫女の力を持ってすれば画楽を復活させることもできるかもしれませんからね。私はまだ希望を捨てていませんよ!
妖巫女は完全体になりそうだし、祭里の元へは最新の祓忍アイテムが届けられるし、これから益々面白くなりそうなあやかしトライアングルから目が離せませんね!
ただ、こうして色んな問題が片付いていくところを見ると、そろそろあやトラはクライマックスなのかなと感じてしまいますね…。色んな問題や謎が解決していくのは嬉しいけれど、終わりが近づいているようでなんだか寂しい…。
とはいえ、一つの章が終わるだけって可能性も十二分にありますからね。まだ回収していない伏線や祭里とすずのラブコメもありますし、あまり悲観せずにお話を楽しんでいきましょう!
それではまた次回!
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