※この記事はネタバレを含みます。
【推しの子】第126話「マネジメント」が更新されました!
約一か月ぶりの【推しの子】本編!帰ってきましたね!!
先生方が体調を崩されたことで暫く休載だった本編ですが、再開できてなによりです。アカ先生もメンゴ先生も本当にお体を大事になさってください…。両先生の漫画家人生が末永く続くことを願っております。
さて、前回はミヤコさんと壱護の再会と、ミヤコさんの過去が描かれました。その後の二人はどうなったのかとずっと気になっていましたが…やはりミヤコさんは強い女性ですね(笑)。
それでは感想を書いていきましょう!
【推しの子】第126話「マネジメント」
バイトの壱護くん
壱護とミヤコさんの再会後、苺プロでは社員の大幅な配置転換が行われました。
その際、「バイトの斎藤壱護くん」が全社員に向けて雑に紹介されました。笑顔が怖いミヤコさんと、沈んだ表情で掃除をさせられている壱護の温度差が凄い。壱護の顔に絆創膏などが貼られていることから、あの後何があったのか察しがつきますね…。
こうして、壱護は苺プロに戻って(連れ戻されて)きました。常々壱護には戻ってきて欲しいと思っていたので、期待通りの展開になってくれて嬉しいです。正直、あのままではミヤコさんも苺プロも危なかったと思うので少しホッとしています。
戻ってきた壱護に社長の仕事を任せることで、ミヤコさんはアクアとルビーのマネジメントに専念できるようになりました。これまでミヤコさんはアクアとルビーを気に掛けつつも社長の仕事で忙殺されていましたから、この配置換えでだいぶ負担が軽減されたのではないでしょうか。ルビーは大事な時期ですし、アクアは少し危ういところがありますから、マネジメントに専念できるようになったミヤコさんが二人の手綱をしっかりと握ってくれることを期待しています。
…ルビー、どした?
沈んだ表情をしている壱護に、「戻ってこれてよかったね」とルビーは声をかけました。それに対し、壱護はこれは偶然ではなく「ハメられた」と返しました。誰が壱護をハメたのかといえば、その犯人は勿論アクアでした。どうやらあの夜、壱護はアクアに呼び出されてバーを訪れていたようです。
もしかしてアクアもミヤコさんやルビーがヤバイ状況にあることを察して、壱護が苺プロに戻れるように手を打ったのでしょうか。とはいえ、なんだか優しさというよりは映画制作の目的を完遂するために必要な手を打ったという意味合いの方が強い気がします。流石はアクアといいますか、映画制作が本格化してからは特に抜かりがないですね…。
壱護の話を聞いていたルビーは、ミヤコさんと壱護がアクアによって引き合わされたことを知ってある結論に至りました。
それは、「お兄ちゃんは私が大好きすぎる」というものでした。(…ん?)
どうやらルビーは、今回のアクアの行動は全て私のためにしたことだと考えたようです。いやまあ、ルビー達を助ける意味合いもあるとは思いますが、どちらかというと今後の動きを考えた結果こうなっただけって感じがするんですよね…。
しかし、ルビーは自分のためだと信じて疑わない。その喜びようはまさにお花畑。お兄ちゃん好きすぎではなかろうか。ちょっとこの子大丈夫かなと心配になってきました…。
でも、ルビーはこれくらいアホっぽい方が見ていて楽しいのでヨシッ!!良いか悪いかはちょっと微妙ですが、これからもポジティブにやってくれ!!
ミヤコさんが積み上げたもの
その夜、ミヤコさんと壱護はルビーのスケジュールなどについて話し合っていました。
壱護からスケジュール調整や営業のかけ方などについてアドバイスをもらう内に、ミヤコさんはつい「最初から壱護が切り盛りしていれば事務所ももっと大きくなってたかも」といった弱音をこぼしてしまいました。
そんなミヤコさんに、壱護は「十分すぎるだろ」と返しました。
確かに、ミヤコさんには壱護のような営業力やアイのようなスターを育てるほどの実力はないかもしれません。しかし、丁寧に仕事をこなしてコツコツとタレントを育ててきた今の苺プロは、業界の中でもかなり評判の良い事務所に育ちました。壱護が社長ではこうはなっていないと壱護自身が語っています。
これまで本当に大変だったとは思いますが、ミヤコさんの社長としての仕事が認められた瞬間でした。アイのような大物を育てた実績のある壱護から「お前だから出来たんだろ」と言われるのは何だか嬉しいですね。(まあ、それ以前にミヤコさんに苦労かけんなよって気持ちもありますけど)
ミヤコさんはこれまで非常に良い仕事をしてくれていました。これからは壱護と二人三脚で、自信を持って苺プロをより良い方向に導いてあげてほしいですね。
感想/まとめ
苺プロに壱護が帰ってきたお話でした。
前回のお話を読んだ直後は「この後バーに戻って大人の話し合いをするのかな?」と考えていましたが、そういったシーンは描かれませんでしたね。でも、壱護とミヤコさんの様子から何が起こったのか大体察しが付くから面白い(笑)。
最終的になかなかの力技になったっぽいですが、それでも壱護が苺プロに戻ってきてくれてなによりです。正直あのままではミヤコさんもルビーもヤバかったですからね。壱護が正式に会社に戻ることでミヤコさんたちの負担が軽減されるなら有難い限りです。それに、壱護の社長としての手腕と人脈があればこれほど心強いこともありません。
アイの事件以降、ミヤコさんはそれはそれは大変だったかと思いますが、ここまで立派に苺プロを守り成長させてきました。ミヤコさんの仕事も壱護に認められましたし、これからは壱護と二人で苺プロをより良い事務所に成長させてほしいなと思います。
さて、壱護が戻ってきたことで苺プロはもう大丈夫だと思いますが、一方でアクアの様子は少し心配ですね。壱護の発言からして、やはりアクアの精神状態はあまり良い状態とは言えないようです。
映画制作の流れが本格化してからというもの、アクアの行動はより破滅的なものになってきましたから、目標を達成する前にどこかでガタが来ないか心配です。
ミヤコさんがアクアとルビーの専属マネージャーとなったことで少しでもアクアの心をケアしてあげられるといいのですが….。作中でも「そろそろ危ない」と明言されたわけですし、今後のアクアの動向には気を配っていきたいですね。
あと、心配といえばルビーの心理状況もちょっと心配ですね(笑)。「アクアの行動は私を想ってのこと!お兄ちゃん私のこと大好きすぎ!!」って、その発想はちょいと買い被りすぎな気がします(汗)。まあでも、ルビーはこれくらいポジティブでいてくれた方がやっぱり生き生きしていていいですね。この調子でこれからもポジティブでいてください。
これから映画制作が本格化する中でルビーのポジティブはどのように作用するのか、そしてアクアのメンタルは大丈夫なのか。二人の専属マネージャーとなったミヤコさん、アクアとルビーをよろしくお願いいたします。
それではまた次回!
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コメント
ルビーのおにいちゃんがお兄ちゃんになっている件について
①作者の書き間違い
②アクア・せんせ・お兄ちゃん・おにいちゃんを使い分けている
③結局おにいちゃんは姫川
④その他
どれだと思います?個人的に③だけは辞めてくれと思っている。まあないと思うけどね?あんだけ四六時中甘えまくって、アクアに対して乙女心丸出しのルビーが姫川がおにいちゃんって言わないですよね…
TGLLC#★!さん、ありがとうございます!
うーん、私としては①か②なんじゃないかと思ってます。ただ、アクアの前世を知ってからの「お兄ちゃん(おにいちゃん)」発言の回数がまだ少ないので、あえてそうしているのか、そもそも呼び方は気にしていないのかまだよくわかりませんね。作品序盤のインタビューや前世を知った直後の発言的に「おにいちゃん」な気もしますが…ルビーにはもっと積極的に「お兄ちゃん(おにいちゃん)」を連呼してほしいです。
あと、③は流石にないと思ってます…。
ルビー「お兄ちゃんって根は優しいのに変に悪ぶる癖あるよね?」
俺たちが思っていたことがまた回収された
TGLLC#★!さん、ありがとうございます!
ホントにもう、ヘンに悪ぶるところがありますよね(笑)。もっと素直に行動できればいいのに。