※この記事はネタバレを含みます。
どうも、重平です。
「あやかしトライアングル」第19話「祭里VS人妖 そして・・・」の感想です。
「あやかしトライアングル」第19話「祭里VS人妖 そして・・・」
想介に先制し、顔面に一撃を与えた祭里。
しかしその直後、祭里の右手はなくなっていた。
いや、正しくは“なくなっていた”のではなく、“存在感が無くなり”、力が入らなくなっていたのだ。
想介の「触れた者の魄(はく)を喰える」という能力のより、祭里は右手の魄(生命力)を喰われてしまったのだった。
想介に触れたらヤバイという状況下で祭里は風を吹かせようとするが、魂(精神力)が乱れているせいか、風を吹かせることができずにいた。
想介に好き勝手やられて動揺している祭里。
「このままでは宗牙に顔向けできない」と、内心焦っていた。
その頃、宗牙は大量の妖を相手に立ち回っていた。
宗牙はお供のポ之助が妖に襲われていたところを助けるべく、限定空間でも減速しない新技、“ニノ曲流・祓忍法 迅雷跳断”で周囲の妖を一掃する。
1つ間違えたら障害物に激突してしまう危険な技だったが、その威力は絶大であった。
宗牙は鍛錬の積み重ねにより、前より一層強くなっていたのだった。
想介と戦いながら、祭里は宗牙の事を考える。
そうだ、先輩は画楽との戦いを糧に自分を高めようとしているではないか。
転んでもただでは起きないのが祓忍なのだ!!
祭里は思い直すと、ワイヤー仕込みの縄で想介の動きを封じ込め、心を静めて魂を高めた。
そして祓刀に風を纏わせると、“風巻流・祓忍法 螺旋突”を想介に向けて放った。
しかし次の瞬間、祭里は想介の攻撃を食らい、左足を喰われてその場にへたり込んでしまう。
想介の「触れた者の魄を喰う」という能力は嘘であり、やり方は別にあったのだ。
想介は「人妖は最も人間に近い妖だから簡単に信用してはいけない」と言うと、祭里の全身の魄を喰らい、祭里に止めを刺した。
肉体に宿る生命力である魄をほぼ全て想介に喰われた祭里は、実質、死んでしまったのだった。
祭里が死んだという事実に、すずは息を荒げて泣き崩れる。
想介はすずの悲しみと絶望に染まった表情を見て喜び、「至高の料理が完成した」と、すずを食べようとした。
何もない空間から現れた巨大な口ですずを一飲みにしようとしたその時、すずはその場から消えてしまった。
想介は何者かの妖気を感じると、祭里の持っていた“封神の巻”の封印が解かれていることに気づいた。
そう、目にも止まらぬ速さですずを助けたのは、元の姿に戻ったシロガネだったのだ。
そして、シロガネは背中にすずを匿うと、想介と対峙したのだった。
まとめ/感想
祭里対人妖(想介)の激しい戦闘!
今回はバトル回でした。
あやかしトライアングルでここまでしっかりしたバトル回は画楽との戦闘以来ですかね?
やっぱり矢吹先生の戦闘シーンは良い見せ方をしていてカッコいいと思いました。
“すずを守る”と燃える祭里と強力な力を持つ人妖の戦い。
はてさて、戦いの結末はどうなるのかなと思いきや、祭里死んどるやろがい!!
正直、まだ19話なのに主人公が死ぬとは思いませんでした。
ちょっとびっくりの展開ですね。
ただ、復活の見込みはありそうですね。
祭里は魄(はく)を喰われてほぼ全て喰われてしまいましたが、”ほぼ全て”なので、ほんの少しはまだ魄が残っているように思います。
そして、妖巫女は自分の魄を自在に操り、相手に送り込むこともできる能力があるとすれば、想介を撃退した後にすずの力で祭里が復活するという展開になりそうな気がしています。
まあ、これは重平個人の妄想なので、全く違う展開もありえますが。
ただ、それよりも個人的に驚いたのが、シロガネの封印が解かれたことです。
このお話は”シロガネの力が封印されていること”が大きな意味を占めていると思っていたので、まさかこんなに早くシロガネの封印が解かれるとは思っていませんでした。
だって、これじゃあ祭里の女体化が解除されてしまう(かもしれない)じゃあないですか!
それ作品的にどうよ!ってなわけです。
まあ、重平の考えているような短絡的な展開にはならないとは思いますが、一体、今後どのような展開になっていくのやら。
さて、祭里がやられ、代わりに想介と対峙した完全体のシロガネ。
はたして、シロガネはすずを守り切ることができるのか。
そして、祭里はこのまま死んだままなのか。
次のお話も楽しみですね。
それではまた次回!
これまでのお話はこちらから
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