※この記事はネタバレを含みます。
どうも、重平です。
夏アニメ「デカダンス」の第2話が放送されました!
今回でカブラギの過去、そして世界の秘密が明らかになります!
ていうか、2話で世界の秘密が明らかになるとは思っていませんでしたよ…。
以外に早く秘密が明らかにされたことと、衝撃的な真実で2重に驚きました!
デカダンスの世界の秘密とはどのようなものなのでしょうか。
それでは感想を書いていきましょう!
第2話 「sprocket」 あらすじ
凄まじい力で《ガドル》たちを倒すカブラギと、生まれて初めて体験する戦場に放心状態のナツメ。その一方で、ナツメたち人類には隠された世界の正体が明らかになり……。
TVアニメ「デカダンス」公式サイトより引用
デカダンス 第2話 「sprocket」
デカダンスの世界は、ゲームの世界だった。
久しぶりに戦場で戦いデカダンスから現実に戻ったカブラギは、体の活動維持に必要な「オキソン」の注入や「再起動」もせず、7年前の出来事を思い出す。
かつてカブラギは、デカダンスのトップランカーチームのメンバーだった。
主要なメンバーはごつい見た目の「ドナテロ」、陰湿そうな見た目の「ターキー」、まだまだ若手の「マイキー」、そして「カブラギ」。
ある日、若手のマイキーは「リミッター解除」というチート技があることを知り、チームメンバーに質問する。
ターキーによると、「リミッター解除」とは「リスクと引き換えに身体能力を向上させること」チート行為だという。
その場では皆「リミッター解除」のやり方まで教えることはなかった。
しかし、トップランカーたちの活躍を見て自身も徐々に成果を上げ始めたマイキーは、次第により強い力を欲するようになる。
ある日、より強くなる方法を相談しにカブラギの下へ訪れたマイキーは、カブラギが「リミッター解除」の方法を知っていることを知る。
カブラギはマイキーに「リミッター解除」の方法を教える気はなかったが、マイキーの「もっと強くなりたい」「歯車の一部でいるのは嫌だ」という熱意に押され、「リミッター解除」の方法を教えてしまう。
次の戦場で嬉々として「リミッター解除」を実行するマイキーだったが、タガを外し過ぎたのか、違反者(バグ)を取り締まる「フギン」というロボットにバレてしまう。
罰としてマイキーはスクラップにされ、トップランカーチームは解散。
カブラギはフギン達の手足として、昼は装甲修理人、夜は「回収人」として働くようになる。
「回収人」とは、システムが「バグ」と判断し処分した人間の体内にある「チップ」を回収する仕事である。
こうして、カブラギは戦場から離れ、今の生活を送るようになったのだった。
デカダンスの世界の朝、ナツメはカブラギに戦い方を教えてほしいと頼み込む。
しかし、戦場から離れ、もはや生きる気力もないカブラギは全く取り合わない。
その日の夜、ナツメはカブラギがチップを回収しているところを目撃してしまう。
ナツメはその様子を「カブラギが倒れている人からお金を盗んでいる」と勘違いするが、どちらにせよナツメは処理されるとカブラギは思っていた。
しかし、ナツメはシステムに処分されなかった。
システム上ではナツメは子供の頃に死亡したことになっており、成長したナツメはシステムに管理されていなかったのだ。
その事実を知り、「バグがこの世界でどう生きるのか見てみたい」と思ったカブラギは、ナツメにガドルとの戦い方を教えることになる。
世界にバグが不要なら、ナツメは必要のない存在となる。
しかし、そんなナツメに救われたカブラギは、活動限界の近づく体に「オキソン」を注入し、自分の体を「再起動」したのだった。
デカダンス 第2話 感想
サブタイトルの「sprocket」(スプロケット)の意味は、簡単に言うと「歯車」。
思えば今回のお話は世界の歯車から抜け出し、自分の道を進みたいと願う人たちのお話だったと思います。
冒頭、命がけの戦場や悲しみに暮れる人々を間近で見て現実を知るナツメ。
というシーンから始まったデカダンス第2話。
私もアニメを見ながらしんみりした気持ちになっていましたが、次のナレーションで全てが吹っ飛びましたw。
デカダンス
それは、ソリッドクエイク社が贈る、かつてない興奮を体感できる超巨大娯楽施設!
仮想空間ではなく、広大なユーラシア大陸が舞台!
プレイヤーは「移動要塞デカダンス」に乗り込み、全てが本物の世界を楽しめる。
まずプレイヤーはギアとなって、お好みのカスタマイズを施す。
準備ができたら仲間たちと協力し、ガドル狩りの冒険に出発!!
バラエティ豊かな武器や防具を纏い、変幻自在の無重力バトルで経験を積んでランニング上位を目指せ!
ギア専用フロアの下に位置するタンクの街では、絶滅危惧種の人間「タンカー」とも触れ合える!
そして、満足度90%の超大型戦を間近で味わおう!!
「本物ノ死≪刺激≫ガ、ココニアル」
ええええええええええええええええええええ!!!???
いきなりゲームの世界になった!!
さっきまでのしんみりした空気はどこいった!??
なんと、ここで世界の真実が明らかになりました。
私が第1話で「なんて引き込まれる世界観なんだ!!」とか言ってた世界は、ソリッドクエイク社が所有する超巨大娯楽施設だったようです。
ガドルと戦う戦士達も、その正体はポップで可愛らしいロボットたちでした。
もちろん、渋めでカッコいい!と思っていたカブラギも、すげぇ可愛らしいロボット君でした。
いやぁ、驚きましたねぇ・・・。
しかし、「仮想空間ではなく広大なユーラシア大陸が舞台」という説明が気になりますね。
また、「絶滅危惧種の人間(タンカー)とも触れ合える」という説明も気になります。
ロボット達からすればゲームの世界だけど、人間たちからすれば現実そのものということでしょうか??
なんだか、「仮想世界」と一言でまとめにくい世界観ですね。
他にも、カブラギの過去も明らかになりました。
かつてはガドル狩りのトップランカーの一人だったカブラギ。
トップランカーだったのであれば、前回のガドル戦での活躍も納得ですね。
数多いるユーザーの中でもトップクラスの実力を持つカブラギでしたが、若手のマイキーに「リミッター解除」というチート技を教えてしまいます。
そしてマイキーの違反がばれてしまい、罰としてマイキーはスクラップになりランカーチームは解散。
カブラギは昼は装甲修理人、夜は回収人として働くことになります。
チート技があるなんていかにもゲームの世界って感じですが、若者が力に溺れてやらかすのはどこの世界でも同じなんですね…。
カブラギがどうしていろいろな仕事をしているのか気になっていましたが、こうした過去があったからなんですね。
いろいろな謎が一気に解けた反面、更に謎が深まった第2話でした。
まとめ
デカダンス第2話の感想でした。
今回で「デカダンス」の世界の秘密、そしてカブラギの過去が明らかになりましたね。
怒涛のネタバレに驚きの連続でしたよ。
それにしても。
少しずつ明かされていくと思ったら今回で殆どバラしてきましたね!
世界の秘密とかカブラギの過去とか、5、6話分使って少しずつ明かしていくのかなと勝手に考えていました。
まさか第2話で全部わかるとは・・・。
しかし、更に謎が深まった部分もあります。
「デカダンス」の世界は「仮想空間ではない」と説明されていましたので、おそらく現実なのではないかと思われますが、だとしたら地球ってどうなっているんですかね。
また、人間は絶滅危惧種であり、体にチップを埋め込まれシステムに管理されています。
仮想空間ではなく現実だというならば、これ生身の人間なんですかね?
だとしたら人権も何もあったものではありません。
ていうか、「デカダンス」が「ガドルを倒すゲーム」だとするなら、ガドルってソリッドクエイク社から送り込まれている…?
なんだかどんどん想像が膨らんでいきます!
やっぱり「デカダンス」の世界観は引き込まれますね!!
今回の考察はここら辺にしておきましょう。
早く続きがみたい~!!
それではまた次回!
これまでのお話はこちらから
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