※この記事はネタバレを含みます。
どうも、重平です。
「あやかしトライアングル」第47話「共同忍務」(きょうどうミッション)の感想です。
「あやかしトライアングル」第47話「共同忍務」
あやかしトライアングル第47話。
冒頭の扉絵には祭里とすずのカラーイラストがドーンと描かれていました。
素敵なカラーイラストに目を奪われていると、扉絵の端にこんな文字が。
「コミックス4巻発売発売&連載1周年記念間近!」
むむっ!あやかしトライアングル連載1周年間近!?
そういえば、あやかしトライアングルの第1話が掲載されたのが昨年の6月15日ですから、もう来週ではないですか!
いやー、もう1年になるのですね。
時間が経つのは早いなと感じた今日この頃でした。
見惚れる祭里
日照り神・魃の討伐忍務を受け、日照り神が居ると思われる場所へ急ぐ祭里、宗牙、恋緒、すずの四人。
移動中のすずを見て、祭里は妖巫女衣装もアリだな、なんて考えていました。
ふむ、変な衣装とはいえ可愛いとは思っていましたが、やはり似合っていますね。
躍動感あふれる描写がまた可愛らしい。
しかし、あの衣装の下は何穿いてるんだと思っていましたが、スパッツでしたか。
ふむ、これは良い。
そんな活発に動くすずを見て、祭里も妖巫女衣装の良さに気づいたようです。
ただ、時折ちらっと見える腹だの脇だの太ももだのを見て「アリ」とか、やっぱり祭里もオトコのコですね。
日照り神強くね?
日照り神討伐のため、小美呼市で最も熱量の高い場所にやってきた一行。
木々に囲まれた山の中で川が流れている、キャンプなどで使われそうな景色の良い場所です。
しかし、そこには日照り神の姿はなく、妖気すら感じられませんでした。
シロガネ曰く、妖の中には“現象そのもの”になれる妖が居るそうで、日照り神も“暑さそのもの”に化けられるのだそう。
日照りで人を苦しませることで神格化され力を強めた妖ですから、熱波を振りまき、人々を苦しませることに喜びを感じているそうです。
これはかなり厄介な妖ですね。
現象そのものになられてしまっては手の出しようがありません。
しかも、日照りで人を苦しませることが生きがいの妖ですから、頼んだところで暑さを和らげてくれるわけでもないでしょう。
実体がないのでこちらからは手が出せないのに、こちらは暑さでジリジリと体力を削られてしまいます。
え、日照り神強くない…?
祭里達はどうやって日照り神を討伐するのでしょうか。
来たぞ水着回!
実体のない妖をどうやって討伐するか考えた結果、恋緒はある機械を取り出しました。
恋緒は機械からコードのようなものを取り出すと、それを祭里と宗牙に装着させました。
そして機械を通して術式を送り込むとアラ不思議!
祭里たちの祓忍装束は水着になってしまいました!
祭里の水着!良いですねぇ!
しかし、日照り神を倒すのにどうして水着になる必要があるのでしょうか?
実は、これこそが恋緒の考えた作戦、「みんなで遊んで暑さをものともしないところを見せつけ、日照り神を誘い出す作戦」だったのです!
何をバカなと言いたいところですが、この作戦にはシロガネも賛成。
妖は存在意義が揺らぐと自分の存在を保てなくなってしまいます。
日照り神の存在意義は”暑さで人を苦しませること”。
それなのに暑さに苦しまず元気に遊ばれるというのは、日照り神にとって耐えがたい行為なのです。
そんなわけで祓忍装束を水着モードに変え、元気に川で遊ぶことにした一行。
しかし、恋緒が衣装チェンジできるのは祓忍の衣装のみ。
妖製の衣装を着ているすずは水着になれなくて残念と思いきや、すずの衣装には変化の術も組み込まれていたのでした。
変化の術を組み込んだオシラさん、ナイス!
楽しく川遊び
こうして、川で遊び始めた一行。
シロガネとポ之助は魚採りをしています。
ほほえま~。
祭里たちはというと、女子3人で楽しそうに遊んでいます。
あれ?宗牙パイセンは一人で岩の上に座っていますね…。
まあ、ビキニ姿の女子3人の中に男一人で入って行くというのは宗牙パイセンにはハードルが高かったか…。
それにしても、水着回なのをいいことに、ここぞとばかりにラッキースケベをぶち込んできています。
足を滑らせて凄い体勢になったり、水着がズレてぽろっちまったり、矢吹神の本領発揮です。
やっぱり矢吹先生の描くラキスケはコメディ色が強くて面白いです。
そんなハプニングがありながらも楽しそうに遊んでいた祭里たちですが、ふと周囲の気温がさらに上がっていることに気づきました。
気温は、エアコン効果のある衣装でも暑さを防ぎきれないほど上昇していました。
暑さをものともせず遊ぶ祭里たちに、日照り神は敵意のこもった視線を向けていたのでした…。
って、日照り神ガン見じゃねえか!!
羨ましいなコンチクショウ!!
感想/まとめ
日照り神とのバトル回かと思いきや、水着回だった47話でした。
祭里たちの水着ってだけでも眼福なのに、ここぞとばかりにラッキースケベを仕込んでくるなんて、矢吹先生、流石です。
最後のコマで日照り神が祭里達を見ている描写がありましたが、あれはもう水辺で遊ぶ美女たちを血走った眼で見ているようにしか見えませんでした。
「敵意のこもった視線」というか、「劣情のこもった暑い視線」にしか見えないのは筆者だけでしょうか…。
とまあ、冗談交じりで言いましたが、日照り神からすれば存在意義が揺らぐような事態なので必死なのでしょうね。
このまま日照り神をおびき出すことはできるのか、次のお話が楽しみです。
しかし、先代妖巫女の比良坂命依はどうやってこんな妖を封印したのでしょうか…。
もしかして比良坂命依も水着になって遊んでおびき寄せたとか…?
もしそうなら比良坂命依の水着姿も是非見てみたい…ッ!
さて、来週はいよいよ連載1周年記念!
どんなカラーイラストが掲載されるのか楽しみです!
それではまた次回!
単行本発売中!
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