※この記事はネタバレを含みます。
どうも、重平です。
今回は【推しの子】第153話「フィクション」の感想になります。
【推しの子】第153話「フィクション」
今回のお話は、前半はアクアと神木輝との会話、後半は神木の回想が描かれましたね。
また、「神木輝」という「カミキヒカル」の漢字名もここで明らかとなりました。
前半のアクアと神木の会話のシーンでは、神木から「15年の噓」に対する感想が語られていましたね。神木は「15年の噓」の出来栄えを高く評価していましたが、そのうえで「フィクションだ」と言い切りました。
神木が指摘していたのはアイと神木の恋愛のシーン。アイと神木の恋人関係について神木から語られた内容はより真実味を帯びていましたし、私の解釈的にもそんなに違和感はありませんでした。そもそも、恋愛に関しては”創作”だと第142話でも言ってましたしね。やはり「15年の噓」はフィクションであり、実際の状況とは異なる創作物なのかと私も思ってしまいました。
ですから、この後アクアが放った台詞は私にとっても非常に衝撃的でした。
アクアは、「この作品はフィクションなんかじゃない」と力強く言い切ったのです。これは一体どういうことでしょうか。
あのアクアがここまで力強く言い切るということはそれだけの根拠があるはずです。そして、アクアはアイから渡されたDVDの内容を知っています。一体、DVDを通してアクアに伝えられたアイの想いとはどういったものだったのでしょうか。
「この作品はフィクションなんかじゃない」という発言から邪推すると、もしかして、アイは神木を心の底から愛していたのではないでしょうか。「アイは神木を愛しておらず、神木は一方的にアイに依存していただけ」と神木は言っていましたが、「15年の噓」がフィクションではないとすると、アイと神木は気持ちが通じ合っていたことになります。そうなれば神木の認識は180度覆され、神木に対してこれ以上ない復讐になると思われます。
そして、私もアイに対する認識を改めなければいけなくなるかもしれません。神木と付き合っていた当時のアイはまだ人の愛し方がわからない時期だったと思うので、神木が「自分は愛されていなかった」と捉えるような態度をとっていてもおかしくないと思っていましたが…もしかしたら、まだ私(読者)も知らないようなアイの一面がこれから明らかになっていくのかもしれませんね。
アイと神木の過去の関係性や、アイの想いの真相が徐々に明らかになってきました。ここから明かされる「15年の噓」の真実とはどのようなものなのか。そして、アクアとルビーは神木に対してどのような復讐を遂げるのか。ここからのクライマックスを見届けていきたいと思います。
それではまた次回。
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