※この記事はネタバレを含みます。
どうも、重平です。
あやかしトライアングル第121話「日喰の想い」の感想です。
あやかしトライアングル第121話「日喰の想い」
強敵!メデューサ!
ルーの実家である月丘邸に侵入してきたメデューサですが、想像以上に強力な妖みたいですね。
始末する対象がルーシーだけになったことで、もはや妖気を隠さずに屋敷内をうろつくようになったメデューサ。その姿は巨大な顔面に大量の蛇を宿した、まさしくメデューサと呼ぶべき見た目をしていました。
妖力も相当強いようで、妖が視えないはずのルーシーにも視認できるほどの存在感を放っています。美術品を依り代としているからというのもあるそうですが、それにしても相当な存在感ですね。
能力としては、視線を合わせた者を石化する能力があることは既に明かされていましたが、今回のお話で再生能力もあることが判明しました。加えて、無数の蛇による攻撃も侮れません。
そんなメデューサを倒すべく、祭里達は「鏡を見せて石化を反射する」というお約束の方法を試みましたが、祭里達の行動を読んでいたメデューサは目を開く前に鏡を破壊。どうやらメデューサは高度な知能も有しているようです。
真っ向から戦うには分が悪く、とはいえ搦め手も通り辛い。これは厄介な敵が現れたものですね。
日喰想介の覚醒
鏡で石化を反射できないか試みるも失敗に終わった祭里達。その一瞬の隙を突いてルーシーはメデューサの蛇に絡めとられてしまいました。
身動きのとれなくなったルーを石化せんと目を開くメデューサ。窮地に陥ったルーを助け出すために想介は駆け出しました。ただ、暴走を経て生まれ変わった想介に”腕の武器化”や”影喰”といったかつての能力は残っていませんでした。
しかし、それでも想介はルーの救出に成功しました。メデューサが目を開くまでの一瞬の間にどのようにしてルーを救出したのかわかりませんが、眼帯を外した想介の左目からは何か新しい力が溢れていました。
守るべき人を得て新たな力に目覚めたのか。かつての強力な能力を失った代わりに得た力とはどのようなものなのか、想介の新たな力の秘密が気になりますね。
感想/まとめ
メデューサの姿のお披露目と、想介の覚醒が見られたお話でした。
今回の敵であるメデューサですが、思っていたよりも強そうな妖でしたね。最初は祭里と想介からコソコソ逃げ回っているだけの妖かと思っていましたが、始末する対象がルーシーだけとなると妖力を隠すことなく堂々と屋敷の中を移動し始めました。それだけ自信があるというか、妖力が大きいのでしょう。しかも顔面だけの割に結構デカい。
石化というやっかいな能力に加えて蛇による攻撃も侮れない。相手の行動を先読みする知恵もありますし、なにより一般人にも視えるほどの存在感が凄まじい。これほどの強敵をルーを守りつつどのように攻略していくのか楽しみです。
また、今回のお話で想介が月丘邸の執事となった理由も明かされましたね。まさかルーがUFO召喚の儀を行っている最中に想介が通りがかったことから縁が結ばれるとは(笑)。就職方法が特殊すぎるw。
そんな回想を挟んでからの想介の覚醒!これは熱い!
ここでまさかのオッドアイ。自分を拾ってくれたルーを守るために新たな力に目覚めたのか、それとも元からあった力なのかはわかりませんが、どちらにしてもこの展開は熱いですね。
かつて敵として立ちはだかった時の想介は一人ぼっちでした。自分以外は皆食料みたいな感じでしたからね。それが今では大切な誰かを守るために戦っているというのは、何だか良い変化ですね。
生まれ変わった想介はかつて持っていた”影喰”などの能力をなくしてしまいましたが、ルーを助けた時には一瞬のうちに四頭もの蛇の頭を切り落としていました。とても弱体化したようには見えませんが、果たして想介の新たな力とはどのようなものなのでしょうか。次のお話が楽しみですね。
メデューサ戦は祭里分離騒動のついでに描かれたちょい役的な感じなのかと思っていましたが、メデューサは強いし想介の覚醒は見れるしで思ってた以上に面白くなってきました。この月丘邸の騒動がどのように着地するのか楽しみです。
それではまた次回!
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