※この記事はネタバレを含みます。
どうも、重平です。
あやかしトライアングル第131話「愛の牢獄(ラブプリズン)」の感想です。
…なんや愛の牢獄(ラブプリズン)て…
あやかしトライアングル第131話「愛の牢獄(ラブプリズン)」
職権乱用
前回、「健全」を宣言したすずに対抗するべく「破廉恥」路線に進むことを決めた五行仙。
五行仙は「ビル子」という最強のお色気妖を”穢れ”させるという大胆な行動に出ました。しかし、五行仙の作戦はビル子を穢れさせるに留まりませんでした。
なんと、五行仙は祓忍組合のトップの立場までも利用したのです。
組織の長としての権限により女祭里とすずを特定の場所へと呼び出し、その間他の祓忍(宗牙先輩、恋緒、祭里母)は作戦の邪魔をされないよう研修の名目で東京へと追いやってしまいました。
あまりにも堂々とした職権乱用。なんて小狡い奴らだ!
年長者としてのプライドはないのかと問いたくなるほど卑怯だとは思いますが、それだけ五行仙も本気で仕掛けてきているということなのでしょうね。
五行仙の謀略により孤立させられた女祭里とすず。果たして二人は大丈夫なのでしょうか。
〇〇しないと出られない部屋!?
五行仙に誘い出され、女祭里とすずは廃墟となったラブホテルへと辿り着きました(未成年をなんてとこに呼び出してんだ)。
廃墟に入ると、そこには”穢れ”により立派なボディに育ったビル子が待ち構えていました。まるでナントカデラックスさんみたいな見た目ですね。
祭里たちと対面したビル子はすずが心にモヤモヤしたものを抱えていることを瞬時に見抜き、「スッキリさせてあげる……♡」と言うとすずに向かって“愛の監獄(ラブプリズン)”を発動。一瞬の内にすずは不思議な空間へと転移させられてしまいました。
転移先はどう見てもベッドの上。どうやらすずはラブホテルの一室へ転移させられてしまったようです。妖巫女装束を纏っていたはずなのに、いつの間にか服も学校の制服に変わっていました。
突然の出来事に混乱しているすずに追い打ちをかけるように、ビル子は部屋中に「愛の芳香(ラブパフューム)」を漂わせました。嗅いだ者の理性を失わせるという香りに当てられ、すずは身体が火照ってきたようです(おい健全はどうした)。
そして…ベッドの横に視線を移すと、そこには男祭里が静かな寝息を立てて眠っていました。
部屋のテレビを通して話しかけてくるビル子は言いました。「この”愛の牢獄”から外に出るには、2人のアイを成就させるしかない」と…。一体ナニをしないと出られない部屋なのでしょうか…。
健全を誓ったすずでしたが、早速不健全になりそうで大ピンチ。五行仙の謀略恐ろしや…。
果たしてすずは目の前の据え膳を我慢することができるのでしょうか。次回は一体どうなってしまうのか楽しみですね。
感想/まとめ
五行仙の謀略により、すずがだいぶヤバい状況に陥ったお話でした。
いやー、五行仙はとんでもない作戦を決行してくれたものですね。もはや「破廉恥」の枠に収まってませんね。もうR指定だよR指定。五行仙がこんなスケベジジイ共だとは思いませんでしたよ。
ビル子を使う時点でイヤな予感はしていましたが、まさかラブホに「〇〇しないと出られない部屋」まで用意してくるとは…。あまりにも直接的過ぎる展開に笑いを堪えきれません(笑)。ていうか、一応高校生で未成年の少女たちをなんちゅう場所に呼び出しとるんや…。
すずがせっかく「健全」を宣言したというのにもう大ピンチ。ヒミツの画像フォルダを整理し、アレ系のサイトのブクマを解除し、ベッドの隙間に隠した百合本さえも危機に晒して健全になろうとしているというのに一話も持たずにすずの理性が崩壊しそうです。
明らかにそういう雰囲気の中、目の前には「どうぞ」と言わんばかりに横たわっている男祭里。果たしてすずはこの誘惑を耐えきることができるのでしょうか。
読者的にはこのまま突き進んでも踏み止まっても楽しい展開になりそうですが、ここですずがヤッてしまうのはストーリー的にまずい。すずには何とか「健全」を貫き通してこの誘惑に打ち勝ってもらいたいですね。
それではまた次回!
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