※この記事はネタバレを含みます。
どうも、重平です。
「あやかしトライアングル」第9話「トクベツな関係」の感想です。
あやかしトライアングル 第9話 「トクベツな関係」
二ノ曲宗牙は少々いかつい表情をしているため、特に何もしていなくとも人から怖がられていた。
その強面のせいで彼女の一人もできずに気の毒だとポ之助が嘆いていると、すずから放課後に話がしたいから付き合ってくれと声がかかる。
すずは宗牙が妖のポ之助を連れていることが祭里とシロガネの関係の参考になるかもしれないと思い、宗牙とポ之助の関係について話を聞くために呼び出したのだ。
放課後、すずは祭里とシロガネと一緒に宗牙との待ち合わせ場所へ向かうが、宗牙が合流する直前に祭里とシロガネは何処かへ行ってしまい、宗牙とすず(+ポ之助)の2人きりになってしまう。
すずと宗牙とポ之助は、すずの実家の「Cafe Melody Bell」でお茶をしながら話をすることになる。
一方その頃、祭里とシロガネはカフェの近くからすずと宗牙の様子を伺っていた。
恋愛に関して祭里はすずよりも子供っぽく、からかい甲斐があると感じたシロガネは、すずに気づかれずに入店する方法を祭里に提案したのだった。
シロガネが何かを企んでいた頃、宗牙はブラックコーヒーを片手に震えていた。
女子と面と向かって話したことのなかった宗牙は、すずとお茶している状況に妖と戦った方がマシだと思えるほどの緊張感を感じていたのだ。
そんな宗牙の状態などつゆ知らず、すずはポ之助について尋ねてくる。
宗牙はポ之助を紹介すると同時に、すずが妖巫女であり要注意人物であることを思い出し改めて警戒心を抱く。
が、次の瞬間にポ之助はすずに抱きかかえられ、さらに「ニノ曲先輩は優しそう」とすずに言われたことで、宗牙の警戒心は何処かへ行ってしまった。
そして、宗牙はかつて猫に襲われていたポ之助を助けたこと、下僕(しもべ)にしてくれと懇願してくるポ之助を迎え入れたこと、前にポ之助にも「お優しい方」と言われたことを思い出す。
昔色んな妖と遊んでいたすずは宗牙とポ之助がトクベツな関係であることに気づき、「そういう祓忍(ひと)がいるって知れてうれしいです」と宗牙の目を見て言ったのだった。
その時、やたらテンション高めの黒髪ロングの女子高生が入店してきた。
黒髪ロングの女子高生はすずと宗牙の近くの席に座ろうとしたが、すずに一発で祭里だとバレてしまうのだった(黒髪の部分はシロガネの変化だった)。
カフェでの話し合いを終え、祭里やすずと別れた後、ポ之助はすずの胸の中でうたた寝をしてしまったことを宗牙に謝罪する。
宗牙は「・・・妖巫女だ仕方あるまい」と言った後、こう続けた。
「あれは・・・女神だ」
妖を敵視しないすずの包容力に、宗牙は完全に絆されてしまったのだった。
すずと祭里が帰路に就く途中、祭里はシロガネから演技がダメすぎるとダメ出しを受ける。
しかし、自分の気にしてくれたことを嬉しく思うすずは祭里に感謝の気持ちを伝え、すずと祭里は少しいい感じの雰囲気になる。
なんでアレでちょっといい感じになるのか、人間がわからないと思ったシロガネだった。
祓忍組合
今回、祓忍がどういった組織に属しているのかが明らかになりました。
ニノ曲先輩によると、「祓忍組合」という組織があるそうで、祓忍はその組合に所属しているそうです。
その昔、徳川幕府が秘密裏に設立した「祓忍組合」。
日本各地に支部を持ち、怪異の情報の収集や治安維持にあたることが目的みたいです。
日本各地に支部があるということは、まだ他の祓忍も登場するという伏線の可能性もありそうです。
コーヒー片手に震えながら解説してくれたニノ曲先輩、ありがとうございました!
まとめ
今回はニノ曲先輩とすずにという珍しい組み合わせでしたね。
すずの言動に動揺したり、ガチガチに緊張しているニノ曲先輩がとても面白かったです。
また、ニノ曲先輩は顔が怖いだけで実はとても優しい人だということもわかりました。
これで読者のニノ曲先輩の好感度も上がったことでしょう。
やはりキャラの深堀回はそのキャラクターをもっとよく知ることができて良いですね。
最後に、シロガネと協力して黒髪ロング美少女になった祭里がとても可愛かったです。
割と好みなのでまた登場しないかなと思いましたマル
それではまた次回!
これまでのお話はこちらから
コメント
先輩、ちょっと人離れしてるビジュアル(目つきがきついところとか)だけど人望にあふれていて、そんなところが大好きです。
🍎飴さん!ありがとうございます!
ニノ曲先輩!わかります!わかります!!
そんなところがとても良いですよね…!