※この記事はネタバレを含みます。
どうも、重平です。
「あやかしトライアングル」第10話「視える、視えない」の感想です。
「あやかしトライアングル」第10話「視える、視えない」
祭里がよく遊んでいる携帯ゲームアプリ「スイッチON陽師!」について語り合う祭里とルー。
ルーはどうやら男性向けの過激な描写のある漫画でも面白ければ好んで読むようだ。
祭里とルーが意気投合し談笑しているとヤヨとすずがやってきて、次は体育だから着替えに行こうと祭里とルーを促す。
祭里があまりに平然と女子更衣室に向かうので、すずは祭里が女子になっていることをいいことに他の女子と堂々と着替えようとしていると思い込む。
こうなったら自分の裸を盾にして他の女子生徒の裸を見せないようにしようと、非常にハレンチなことを考えるすずだった。
それを遠目から見ていたシロガネは、着替え中なら祭里が持っている「封神の巻」を奪えると思い女子更衣室についていくが、祭里の素早い着替えに手が出せず失敗に終わった。
ルーは着替え中に祭里の”おへそ”の写真を撮ろうと画策していたが失敗に終わり、スマホの操作をミスった際に「封神の巻」の写真を撮ってしまう。
「何故巻物が?」と疑問に思うヤヨルーに対し、隣で着替えていたすずは「封神の巻」をどう説明したものかと悩んだが、祭里は自分を「忍者」の末裔と言い、巻物は家宝だから身に着けて守っていると説明する。
妖が視えない人に「妖の力を封じた巻物」と言っても伝わらないため、祭里の説明は上手だったとすずは感心した。
体育の授業で走っていると、祭里は男子生徒の視線が自分の胸に注がれていることに気づく。
男子生徒に文句を言ってやろうかと祭里が考えていると、ヤヨとルーが男子生徒の視線に割って入り、「祭里を変な目で見るな」と男子生徒を注意する。
視線を気にする祭里を庇ってくれたヤヨとルーの優しさに、すずと祭里は「この二人にも自分たちの世界が視えたらいいのに」と少しだけ思った。
授業も終わり、下校時間にシロガネを迎えに行った丁度その時、祭里の携帯から「妖注意報」(祓忍専用アプリ)のブザーが鳴る。
警報の内容は、祭里たちの通う学校「北彩高校(ほくさいこうこう)」付近にタチの悪い妖が出やすくなっているため気をつけろというものだった。
祭里とすずが警報の内容を確認していると、ルーとヤヨが興奮気味に駆け寄ってきた。
ルーが興奮しながら見せてきた写真には、学校で筋トレ中の筋森先生と共に、どう見てもヤバイ妖が映っていた。
そしてルーは妖を写真で撮ってしまったことで、どう見てもヤバイ妖に憑りつかれてしまっていた。
写真に写っていた妖は「異魂(いこん)」と呼ばれる人間の負の残留思念の集合体で、人間への外的な攻撃力は無いが、憑依した人間の生命エネルギーを吸い取って成長する妖だった。
このままではルーが危険だと感じた祭里とすずは何かと理由をつけてルーの家に行きたいと言い出す。
そこにヤヨも加わり、皆でルーの家に泊まってパジャマパーティーをすることになった(ちなみに、ヤヨはルーの心霊写真を見せられて怖くなってしまい、恐怖心を紛らわすために皆で泊まろうと言い出したのだった)。
ルーはお泊りを快く承諾し、「ウチ広いから、みんなでお風呂も入れるっすよ」と決め顔で付け加えた。
みんなでお風呂と聞いて開いた口が塞がらない祭里とすず。
そして、シロガネはハレンチな予感を察したのだった。
まとめ
今回はルーがかなり前面に出ていたお話でした。
ルーは面白い漫画であればエログロ歓迎で性別は関係ないと断言できるほど漫画が好きなので、オタク男子からの人気が結構高そうですね。
さらに、女子更衣室でも写真を撮ろうとしたり、一日に300枚ほど写真を撮ったりするほどの写真好き。
妖の映りこんだ心霊写真が撮れたときは大興奮していましたが、そのせいで妖に憑りつかれてしまって、ルーは大丈夫なのでしょうか。
また、祭里とヤヨルーとの距離がまた縮まりましたね。
「この二人(ヤヨとルー)にも俺たちの世界(妖)が視えたらいいのに」なんて考えたり、妖絡みとはいえ「ルーの家に行きたい」と言えるほど仲良くなっているようです。
最初はヤヨルーと距離をとっていた祭里でしたが、妖が視えない人とも良い友人関係を築けているようで何よりです。
他には、祭里が女子更衣室で女子生徒の裸を見ないように気を遣って超早着替えをしていたり、すずがまたハレンチなことを考えたりしていました。
祭里が他の女子の着替えを見れないようにするため、自分の裸で視界を遮ろうと考えるなんて、なかなか素晴らしいハレンチの素質を持っています。
過剰生命力のすずが今後どういった活躍をするのか楽しみですね。
さて、ルーの家でお泊りをすることになった花鳥風月の4人。
お風呂シーンには期待していいのか、そしてルーに憑りついた妖は無事に祓えるのか。
次のお話も楽しみですね!
それではまた次回!
これまでのお話はこちらから
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