【推しの子】第45話感想 原作者の爆弾発言・・・脚本家の苦悩

【推しの子】

※この記事はネタバレを含みます。

どうも、重平です。

【推しの子】第45話「伝言ゲーム」が更新されました!

先週、休載でしたね…。

確か44話の最後に「休載」の文字は無かったように思うので、完全に油断してました…。

一定の周期で休載を挟んでいることは承知していましたが、これまでは「次号、休載」の文字がありましたからね。

まあ、アカ先生やメンゴ先生もツイッターなどで「4回載ったら1回休み」と公言していらっしゃることですし、これからは休載予告がなくとも休載になる場合があることを意識しておく必要がありそうです。

それにしても、アカ先生、メンゴ先生の心構えは非常に素晴らしいと思います。

読者側としては休載となると寂しい気持ちになるものですが、だからといって作者様方がオーバーワークして体調を崩されて、作品自体が打ち切りなんてことになったらそっちの方が悲しいですからね。

ほどよいゆとりがあるからこそ、面白い展開を思いついたり、素敵な絵を描いたりできるのだと思います。

とはいえ、アニメ化だったりドラマ化だったり、グッズ作ったりジャンプラ用のカラーイラストを描いたり、週刊連載に休載を挟んだところで本当に休めているのか怪しいところではありますけどね…。

メンゴ先生のツイートを見るに、業界には「休むな」という圧力がまだ根強いらしいので、こういった考え方が早く浸透するといいですね。

さて、そんなわけで一週間ぶりの【推しの子】!

早速感想を書いていきましょう!

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【推しの子】第45話 登場人物

  • 星野 愛久愛海(ほしの あくあまりん)
    以下、アクア
    アイの子供で双子の兄。ゴローの生まれ変わり。
    人気漫画「東京ブレイド」の2.5次元公演に出演する。

  • 鮫島アビ子(さめじま(しま?)あびこ)
    以下、鮫島
    累計五千万部突破の大人気漫画「東京ブレイド」の作者。
    かつて、吉祥寺の下でアシスタントとして働いていた。
    吉祥寺と共に「東京ブレイド」の舞台稽古の見学に赴き、その場で脚本の書き直しを要求した。

  • GOA(ごあ)
    以下、GOA
    売れっ子脚本家。
    色々考えて脚本を作っていたのだが、鮫島に脚本の書き直しを要求された。
    鮫島の発言で一番深く傷ついた人。

  • 雷田澄彰(らいだすみあき)
    以下、雷田
    イベント運営会社「マジックフロー」の代表。
    「東京ブレイド」の総合責任者も務める。
    稽古場での鮫島の発言に動揺を隠しきれない。

  • 吉祥寺頼子(きちじょうじよりこ)
    以下、吉祥寺
    泣けると噂の少女漫画「今日は甘口で」の作者。
    鮫島先生の「東京ブレイド」舞台稽古の見学に同行した。
    稽古場での鮫島の発言に冷や汗が止まらない。


  • 担当編集
    鮫島先生の担当編集者。
    大変そう。

  • ライツ(権利管理)
    漫画がメディア化するときなどに原作者と制作会社の間に入り、お互いの権利などを管理してくれる人。
    筆者は初めて知った仕事なのでまだよく知らない。
    大変そう。


    —————————————————————————-
  • 星野 アイ(ほしのあい)
    以下、アイ
    アイドルグループ「B小町」の元センターであり、双子の母親。
    20歳の誕生日とドーム公演当日、ストーカーに襲われ亡くなる。
  • ゴロー
    産婦人科医師。病院に入院したアイの担当医師。
    アイの出産日当日に何者かに襲われ命を落とし、気が付くとアクアに生まれ変わっていた。
  • さりな
    ゴローの勤める病院に入院していた患者。ゴローとは仲が良かった。
    アイの大ファンであり、ゴローがアイのファンになるきっかけとなった人物。
    享年12歳。

【推しの子】第45話「伝言ゲーム

休載明けの【推しの子】第45話。

前回は「東京ブレイド」の原作者である鮫島アビ子先生が「脚本全部直せ」と超爆弾発言をしたところで終わりました。

今回は、鮫島先生の発言に翻弄される大人たちのお話です。

脚本・・・全部直してください

冒頭、鮫島先生が一言。

「脚本・・・全部直してください」

全てはこの一言から始まった。

多くの人や会社が絡んでいる舞台化という企画。

スケジュールなどの兼ね合いもあるため、原作者の「直せ」の一言で全部一からやり直せるわけもなく、現場の大人たちの冷や汗が止まらない。

特に、死刑宣告をされたに等しい脚本家のGOAさんはこの顔である

週間ヤングジャンプ2021年No.27 【推しの子】第45話より引用

いや、こういう顔にもなるって…。

散々頭を悩ませて脚本を仕上げてきたGOAさんの心境は如何ばかりか。

第44話でGOAさんがどんな思いで脚本を書いてきたか語られただけに、一読者としてどうしてもGOAさんに感情移入してしまいます。

しかし、そういった事情を知らない鮫島先生は怒り心頭。

(舞台の演出上仕方のない事とはいえ)展開だけでなくキャラまで変えられたことに、「うちの子たちはこんな馬鹿じゃない」とGOAに不満をぶつけます。

挙句の果てには「この人創作者としてのセンスが・・・」と絶対に言ってはいけないことまで言おうとする始末。
(流石にこの発言は吉祥寺先生と担当編集が止めに入りました)

GOAさんに感情移入しているせいか、何故か筆者も怒られているような気がしてきました。

もう勘弁してくだせぇ…。

伝言ゲームってそういうことか

怒り心頭の鮫島先生。

しかしそれは突然沸いたものではなく、これまで何度も伝えてきたはずの要望が全く反映されていないことによるものでした。

というのも、原作者と脚本家の間には多くの人間が仲介するため、原作者から脚本家への意見の伝達はほぼ”伝言ゲーム”になるとのこと。

サブタイの”伝言ゲーム”ってそういうことか!

週間ヤングジャンプ2021年No.27 【推しの子】第45話より引用

えっ!?こんなに間に仲介すんの!?

原作者と脚本家の間にこんなに人がいるとは思いませんでした。

間にこれだけ人が入ることによって、「言い方をもっと丁寧に」とか、「それはスケジュールの都合上無理!」とか色んな考えや意見が入り混じり、原作者の意見が脚本家に伝わる頃には無難な感じと言うか、本来の要望とは少し違った形になってしまうんですね。

これじゃあ原作者の意図が正確に脚本家まで伝わるのは難しそうですね。

原作者と脚本家を直接話し合わせることはできないのかとも思いますが、やれるならとっくの昔にやってますよね…。

そんな単純にはいかないところが、メディア化の難しいところなのかもしれません。

吉祥寺先生曰く、メディアミックスをするにあたって、原作者と脚本家が揉めがちなのは本当によくある話だそうです。

みんな作品を良くしようと一生懸命なのですが、それぞれの色んな事情や想いが交差することで齟齬や思い違いが発生し、衝突してしまう。

メディアミックスって本当に難しいんだなぁ…。

怒る原作者

大人たちに色々な事情はあれど、鮫島先生も自分の意見を変えるつもりはありません。

散々不満や文句を言った末に、最終的には「脚本を自分に書かせろ」と言い出しました。

鮫島先生の担当編集さんから魂が抜け出ていますが、そんなことはお構いなし。

さらには、脚本を自分に書かせなければ劇の許諾を取り下げると追い打ちをかけてきました。

週間ヤングジャンプ2021年No.27 【推しの子】第45話より引用

それを言っちゃあお終いよ。

もはや止めの一撃。

原作者にこれを言われちゃあ制作側も受け入れざるを得ません。

しかし、脚本家の立場もあるため、GOAさんの名義はそのままでギャラも支払われるが、脚本制作には関わらないということでその場は収まったのでした。

脚本家の苦悩

鮫島先生に「(脚本制作に)もう関わるな」と言われてしまったGOAさん。

しかしながら、原作者や上の人の意見で降板させられることは割とよくあることなのだそうです。

原作者や原作ファンからは常に厳しい目で見られ、そこに加えて関係会社からは圧を掛けられ、プロデューサーらの意見も組み込まなくてはならない。

それでも作品として成立するように尽力していても、お上の一声で降板させられることもあるとはなんと報われない話か。

脚本家の仕事というのは想像以上に大変なものなのですね。

結局、鮫島先生の発言で方針が決まり、GOAさんは舞台の脚本作りから退くことに。

脚本家としてのプライドもあるため、せめてクレジットからは自分の名前を消してくれと願い出たGOAさんですが、既にポスターやパンフレットも刷ってしまっているためコストの関係でそれも叶わず。

GOAさんは、名義は”GOA”のままで脚本は鮫島先生が書くことを承諾しました。

家に帰ったGOAさんは、一人悔しさを噛みしめていたのでした。

週間ヤングジャンプ2021年No.27 【推しの子】第45話より引用

これは相当悔しいだろうな…。

頑張ったけれど原作者には散々文句を言われた挙句降板させられ、脚本家としてのプライドを守り切ることも許されない。

GOAさんの苦悩がこれでもかと伝わってくるようなイラストでした。

感想/まとめ

鮫島先生の発言に端を発した、大人たちも読者も冷や汗が止まらないお話でした。

どんな形に落ち着くのかと思ったら、GOAさんが降板し、鮫島先生が脚本を書くことで落ち着くとは、流石にGOAさんが悲惨過ぎる…。

こういうの見ちゃうと、もう不用意に「原作と違う!」とは言えなくなってきましたね…。

なんとも残酷な形で着地したGOAさんですが、かつてのあかねちゃんのように何かしらの方法で救われることを願って止みません。

それにしても、【推しの子】は普段目にすることのないエンタメ業界の裏側を知ることができて本当に勉強になりますね。

勿論これも漫画というエンタメですからリアルの全てをそのまま描いているわけではないのでしょうが、これだけ詳しく描けるからにはアカ先生もいろいろと経験なさっているということでしょうかね…?

さて、2.5次元舞台編も、原作者が脚本を担当するとのことで大荒れの模様となってまいりました。

またもや先が読めなくなってきた【推しの子】、この先どんな展開が待っているのでしょうか。

次のお話が楽しみですね。

それではまた次回!

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