※この記事はネタバレを含みます。
どうも、重平です。
あやかしトライアングル第113話「恋緒VSドンパ」の感想です。
あやかしトライアングル第113話「恋緒VSドンパ」
ひょうたんの中では…
一週間ぶりのあやかしトライアングル。前回は”穢れ”に侵されたドンパによって祭里、すず、カゲメイが妖具「紅葫蘆(べにひさご)」の中に囚われてしまいましたね。
名前を呼んで返事をした者を吸い込み、吸い込んだ者を溶かして酒に変えてしまうという恐ろしい妖具の力で妖巫女を無力化しようとするドンパは、次の標的としてかなで(シロガネ)を襲い始めました。
そんなかなで達のピンチに颯爽と駆け付けてくれたのは恋緒でした。恋緒はドンパに名前を呼ばれて返事をしていましたが何故かひょうたんに吸い込まれることはありませんでした。どうやら「紅葫蘆」は使用者が標的として意識している相手しか吸い込まないみたいですね。
かなでを抱えてドンパから逃げ回る恋緒。一方、ひょうたんの中の祭里たちは無事ではありましたが、纏っている装束の溶解が進んで殆ど裸同然の格好になっていました。防御術式を組み込んでいる祓忍装束や、カゲメイの妖気で作った装束でさえも溶かしてしまう「紅葫蘆」はなかなかに強力な妖具です。
とはいえ、ひょうたんからの脱出自体はそこまで難しくないらしく、祭里は恋緒の指示に従ってひょうたんの栓を開けようと試みました。
しかし、ひょうたんの中は酷く揺れることに加え、カゲメイの乳圧やすずの尻圧に晒され祭里は集中して風の術を練ることができません。なによりも恐ろしいのは裸の女の子たちによる”圧”。どうやら、ひょうたんの中はシロガネの懸念通りハレンチ祭が開催されてしまったようです。
祭里は本来であればこの程度の危機は乗り越えられるはずなのですが、毎回しょうもない理由でピンチに陥っているのが面白いですね(笑)。
ただ、このままでは祭里達が自力で脱出するのは時間がかかりそうなので、恋緒は時間を稼ぐべくドンパに立ち向かっていったのでした。
戦う恋緒
ドンパの前に立ちはだかった恋緒は、ドンパの様々な攻撃を祓忍具を用いて捌いていました。流石は河童といいますか、頭の皿から水の手裏剣を飛ばしたり腕を伸縮させて強力な張手を放ったりとドンパの攻撃方法は多種多様でした。
そんなドンパの攻撃を捌いた恋緒は、隙をついて機巧木人「剛型」という大きなカラクリロボットを召喚。ドンパの動きを止めることに成功しました。
その隙を突いて「紅葫蘆」を奪おうと距離を詰める恋緒。しかし、河童のドンパは相撲も強く、機巧木人「剛型」はドンパによって木っ端みじんに破壊されてしまいました。
その衝撃によって爆発が起こり、ドンパに接近していた恋緒は爆風によって吹き飛ばされ態勢を崩してしまいました。そこへすかさず追い打ちをかけるドンパ。ドンパは恋緒のお尻めがけて舌を伸ばすと、そのまま恋緒の尻子玉を抜き取ってしまいました。
これはなかなかのピンチなのではないでしょうか。人は尻子玉を抜かれると廃人のようになると言われていますから、戦闘中に尻子玉を抜かれるというのは非常によろしくない(描写的にもだいぶよろしくない)。
ただ、シロガネの台詞が「恋緒は・・・」で切られていて何かしら含みを感じるので、もしかしたら廃人化以外の現象が恋緒に起こる可能性もありそうです。
祭里たちがピンチの最中に尻子玉を抜かれてしまった恋緒。このまま恋緒が廃人化すれば全滅ルートになりそうですが…果たして祭里たちはどうなってしまうのでしょうか。次回のお話が気になります。
感想/まとめ
ひょうたんの中がハレンチ祭で、恋緒の尻子玉が抜かれてしまったお話でした。
ひょうたんに吸い込まれた祭里たちが心配でしたが、身体は無事なようで安心しました。まあ、服以外は最初から溶かす気なさそうでしたけどね。
そして、ひょうたんの中は相変わらずハレンチ祭。見事にシロガネの懸念が的中していましたね。
カゲメイの”胸圧”に対して精神修行をしていた祭里もすずの”尻圧”の前には無力。まだまだ修行が足らんと言いたいところですが、カゲメイの重い一撃もすずのヒップアタックも刺激が強すぎるので祭里が集中できなくなるのも仕方ないですね。祭里は頑張ってると思いますよホント…。
そこで祭里たちに代わりドンパに立ちはだかったのが恋緒。制服姿のままですが、強化されたドンパの攻撃を次々と捌く身のこなしは素晴らしかったですね。本業が鍛冶屋なので戦闘ではあまり目立ちませんが、恋緒も戦えば相当強い部類に入りそうです。
しかし、恋緒の善戦も空しく最後はドンパに尻子玉を抜かれてしまいました。河童に尻子玉を抜かれると廃人のようになるとの言い伝えがありますが、恋緒はどうなってしまうのでしょうか。
私としては恋緒がこのまま廃人化するというのは考え難い気もしていますが、とはいえ尻子玉を抜かれた人がどうなるかなんて予想できません。何か現状を打開できる方向に進んでくれればいいのですが…これは次回に期待するしかありませんね。
ただ、次回更新は12/19(月)とのことで、どうやら来週も休載です。あやトラアニメにToLOVEる原画展の準備もあるとのことで、今月は一回分お休みが多いみたいですね。
続きが気になるところではありますが、アニメにイベントに準備が進んでいるようですので、漫画以外のメディア展開も楽しみに待つと致しましょう!
それではまた次回!
追記1
尻子玉のところ、擬音といいだいぶハレンチでしたね。直接的な描写はないものの”摘出!?”ってええんかそれ!?よく掲載できたもんやで…。ジャンプラ掲載になってからダークネスが留まるところを知りませんが、これからダークネスがどこまで深刻化するのかも楽しみの一つですね。
追記2
ひょうたんの中でカゲメイが黒折神を召喚しようとしていましたが、何故か黒折神を出すことができずにいましたね。あの状況に動揺していたとのことでカゲメイ自身も驚いていましたが、これは自分に人の心が残っていると自覚したことが関係しているのでしょうか。
だとしたら、動揺しているのはひょうたんに取り込まれたということよりも祭里と裸で接していることに動揺しているのでしょうか?羞恥心的なもので妖気を上手く扱えないとか?
状況的にピンチではありますが、カゲメイの心の動きが感じられる興味深いシーンでした。
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