あやかしトライアングル 第111話 感想

※この記事はネタバレを含みます。

どうも、重平です。

あやかしトライアングル第111話「月の妖」の感想です。

[111話]あやかしトライアングル - 矢吹健太朗 | 少年ジャンプ+
アニメ化決定!! 不思議な妖怪「妖(あやかし)」がいる日本。妖と戦う忍者「祓忍」の風巻祭里は、幼なじみで妖が好きな少女・花奏すずを守るべく日々妖と戦う。だがそこに猫の妖シロガネが現れて...?
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妖が原因で客が減ってしまったという海水浴場へやってきた祭里とすず。女の子の祭里の事も好きだと自覚したすずは、祭里の水着姿に興奮を抑えられない様子で!? そして、この妖騒動を引き起こした人物とは一体──!?

あやかしトライアングル第111話「月の妖

お月見

季節は秋。夏がやたらと長かったあやトラの世界にもお月見の季節がやってきました。

そしてお月見といえば満月、月といえば日本には「かぐや姫」の物語がありますよね。祭里は幼少の頃かぐや姫のお話を読んで、不思議な力を持つすずがそのうち月に帰ってしまうのではないかと不安に思っていた時期があったそうです。かわいいですね。

そんな昔の事を思い出しながら月を眺めていた祭里のもとへ、すずが月見団子の試食を持ってやってきました。お月見といえば団子、団子といえばすずだんごですね。

祭里の家でお月見の準備をしていたので、すずは祭里のエプロンを着てお団子を作っていました。エプロン姿のすずを見て「イイな」と頬を赤らめる祭里。しかしそれを言葉することはありません。正直に言ってやればすずも喜ぶというのに、恥ずかしがり屋の祭里です。

しかし、そんな祭里の態度にすずは不満と不安を感じていたようです。祭里が自分に気をつかって「好き」と言ってくれたのではないかと。

思えば、すずはしょっちゅう「好き」と言ったり隙あらばセクハラ(スキンシップ)をしようとしてきますが、祭里からすずに積極的になるというのはあまり見ない気がします。

すずはすぐに発言を誤魔化しましたが、ついポロっと出てしまうということは結構気にしているのでしょうね。祭里も普段からもっと素直にすずを褒めたり想いを伝えたりできればいいんですが、中身は思春期の男子高校生ですからね。好きな女の子に面と向かって「好き」と言うことに恥ずかしさを覚えてしまうのも仕方ありません。

しかし、想いというのは言わなければ伝わりません。伝えられる時に伝えなければ、気が付いた時には遠くに行ってしまうということもあり得るのです。

なんにせよ、すずが不安を感じているという状況はあまりよろしくないので、祭里には普段からもう少し素直になってもらいたいですね。

祭里の本心

すずお手製のお月見団子には生命力が込められているようで、甘みが強く、その味はまさしくすずの味。すずの味って何か少しエッチな響きですね。

そんなお月見団子とすすきを用意してお月見の準備は万端。目の前の月見団子にシロガネが我慢できずに飛びつこうとしたその時、祭里とすず以外の世界の時が止まりました。(ザ・ワールドッ!)

そして時の止まった世界の中、なんと月から天女たちが地上へ向かって降りてくるではありませんか。天女たちを見て「すずが月へ帰ってしまうかもしれない」という気持ちが再燃した祭里は、すずを後ろに庇い、天女たちの前に立ちはだかりました。

大切なすずを月に攫わせはしない。すずを守り通す覚悟を決めた祭里は、天女たちに向かって「すずは俺の命」だの「神仏が相手だろうがぶっとばす」だの、聞いているこっちが赤面しそうな台詞を必死の表情で叫んでいました。これには隣で聞いていたすずも赤面です。

それにしても、こんな切羽詰まった状況でなければ本心を言えないだなんて祭里は素直じゃないですね。でも、この台詞からは祭里がすずを何よりも大切な存在として想っているのが伝わってきます。

しかし、そんな祭里の叫びを意にも介さず、天女たちはどんどん地上へと近づいてきました。いよいよやってやると勢いづく祭里。しかし、天女たちを落ち着いてよく見ると、その正体は月からやってきた”兎の妖”でした。

月というのは古来から人々に様々なイメージを抱かれてきました。兎だとか、天女様だとか。そのため、”月の妖”はその人の心の持ちようで姿が違って視えるそうです。今回は祭里の抱く潜在的な恐怖(すずが連れて行かれるかもしれない)が天女の姿を見せていたようですね。

一方、月の兎たちは最初から祭里やすずに危害を加えるつもりなど毛頭なく、最初からすずお手製の月見団子を目当てにやってきたようで、地上に着くや否や月見団子を大層美味しそうに食べていました。

兎たちが美味しそうに団子を食べている傍ら、祭里とすずはイイ感じのムードに。お互いにちょっと照れてる感じがいいですね。お団子も恋愛もごちそうさまでした。

感想/まとめ

今回はなんだかほっこりするお話でしたね。

祭里とすずがお互いの気持ちを再認識できた感じがとてもよかったです。激エモってやつですね。

全く、祭里も素直じゃないんですから。もう好き同士ってのは確定しているんですから、祭里も普段からもっとすずに好意を伝えてあげてほしいですね。

すずも祭里がなかなか素直に気持ちを伝えてくれないから本当に好きなのかどうか不安になっていたみたいですが、今回の一件でその不安も解消できたようでなによりです。一瞬ヒヤッとはしましたが、祭里の本音を引き出してくれた兎たちに感謝ですね。

やっぱり、こういう青春だなぁと思えるお話も良いですね。定期的にこういう回をやってほしいなと思いました。

そういえば、かぐや姫の話が出てきた時に「もしかして月と妖巫女って何か関係があるのでは?」と思いましたが、今回のお話を読む限りでは特にそんなことはなさそうでしたね。祭里の勝手な思い込みでした。

妖巫女についての情報は作中で小出しにされていますが、いつか妖巫女の秘密が明かされる日が楽しみです。

それではまた次回!

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[1話]あやかしトライアングル - 矢吹健太朗 | 少年ジャンプ+
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