こんにちは。重平です。
アニメ2期もスタートし、人気絶頂の漫画「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」。
当ブログでも毎週アニメの感想文を提出していますが、どんな作品なのかをちゃんと紹介したことがありませんでした。
というわけで、赤坂アカ先生連載の人気漫画「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」をご紹介します!
「かぐや様は告らせたい」略して「かぐ告」(と筆者は呼んでいます)。
筆者の思う3つの特徴と、個性溢れるスピンオフ作品をご紹介します!
「かぐや様は告らせたい」とは
「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」とは、週刊ヤングジャンプにて漫画家の赤坂アカ先生が連載している漫画作品です。
舞台となるのは、将来国を背負うであろう人材が多く在籍している名門「私立秀知院学園」。
その秀知院学園に通う天才たちの恋愛模様を描いたラブコメディー作品です。
主人公は秀知院学園の生徒会長「白銀御行」と生徒会副会長「四宮かぐや」。
彼らはプライドが高すぎるがゆえに自分から告白することができず、天才的な頭脳を用いて相手に告白させるための計略を練り、高度な頭脳戦を展開します。
「好きになったほうが負け」という理念を掲げ、様々な計略を用いて相手に告白させようとするこの作品は、一般的なラブコメとは一味違う作品です。
「かぐや様は告らせたい」主要登場人物
かぐ告には個性的なキャラクターが多数登場します。
中でも、物語の中心となる生徒会メンバーをご紹介します。
白銀御行(しろがねみゆき)
生徒会役職・・・会長
本作品の主人公の一人。
優秀な人材が集まる秀知院学園で、勉強一本で生徒会長まで上り詰めた男。
事務スキルも高く世間的には天才と呼ばれる部類の人間だが、これは天賦の才によるものではなく、努力によるもの。
家は貧乏で、一日10時間の勉強をしながらバイトもして家計を支える苦労人。
常に寝不足で目つきが悪く近寄りがたいと感じられることもあるが、極めて善良な人間であり困っている人を放っておけない。
優秀な人物であることは間違いないのだが、ちょっとだけ運動センスがなく、歌声に関してはちょっとだけ音痴であるなど、苦手なこともある。
しかし、努力と藤原書記の尽力によってなんとか苦手を克服している。
かぐやに行為を抱いているが、プライドが邪魔して自分から告白することができず、かぐやから告白させようと様々な計略を仕掛けている。
四宮かぐや(しのみやかぐや)
生徒会役職・・・副会長
本作品の主人公の一人。
四大財閥の一つ、四宮グループの令嬢であり、大抵のことは何でもこなす万能型の天才。
四宮家の帝王学を叩き込まれているためか、元々の素質なのかは不明だが、自然な流れで相手を脅したり、およそ主人公とは思えない表情をすることもある。
完全無菌の箱入り娘のため世間知らずなところがあり、一般的に言われる初体験のことを「キッス」のことだと信じていた。
白銀に行為を抱いているが、プライドが邪魔して自分から告白することができず、白銀から告白させようと様々な計略を仕掛けている。
しかし恋愛経験が無いため、自分から仕掛けているにもかかわらず、よくパニックになったりポンコツになったりする。
藤原千花(ふじわらちか)
生徒会役職・・・書記
本作品のヒロイン。
天然ゆるふわ巨乳。
政治家一族の娘。過保護ではあるが、温かい家庭で育った心優しい少女。
かぐやの数少ない友人の一人。
アナログゲームやパズルなどのゲームが好きで、TG部(テーブルゲーム部)にも所属しており、よく生徒会室にゲームを持ち込んでいる。
白銀とかぐやが生徒会室で頭脳戦を繰り広げていることに全く気付いておらず、空気を読まない言動によってかぐやから軽蔑の眼差しを向けられることもしばしば。
恋バナが好きで、恋愛の匂いを嗅ぎ付ける嗅覚があり、時々「ラブ探偵千花」として出没する。
書記であるにも関わらず簡単な漢字を間違える。
面倒見の良い性格をしているため、白銀の苦手分野を目の当たりにした際は放っておけず、心身ともにすり減らしながらも苦手を克服するまで真剣に付き合う。
生徒会では雑に扱われがちだが、男子生徒からは割と人気がある。
石上優(いしがみゆう)
生徒会役職・・・会計
本作品の裏主人公。
アニメは1期の第6話、漫画は原作3巻の第24話から登場。
玩具メーカー社長の次男。
性格は根暗。漫画やゲームが好きなオタク男子。
中等部時代のある事件によって不登校となってしまうが、白銀に説得され登校を再開。
高等部進学後、間もなくして生徒会に誘われる。
観察眼に優れ、相手の悩みや地雷を見抜く力があるが、気づかないうちに地雷を踏んでしまうことも少なくない。
正義感と自己犠牲の精神があり、自分と親しい人は自らを犠牲にしてでも守ろうとする。
自分の成績の悪さを心配し勉強の面倒を見てくれたかぐやの気持ちに応えるため、今まで嫌っていた勉強に真剣に取り組むなど、熱い一面もある。
トラウマを抱え卑屈になることも多いが、周囲の人間の影響で少しずつ変わってきており、成長が楽しみな人物である。
伊井野ミコ(いいのみこ)
生徒会役職・・・会計監査
本作品の裏ヒロイン。
アニメは2期の第4話、漫画は原作7巻の第65話から登場。
裁判官の父と国際人道支援団体員の母をもつ。
正義感が人一倍強く、道理から外れていることや校則違反を見過ごせない性格。そのため、風紀委員にも所属している。
自分の信じる正義のためなら周りからなんと言われようと意思を貫き、努力することを惜しまない。
ただの頑固ないい子ちゃんかと思いきや、知れば知るほどエグみが出るタイプ。
石上とは仲が悪く、顔を合わせるたびに喧嘩をしている。
彼女もまた生徒会に入ったことにより少しずつ成長しており、今後の展開が楽しみな人物である。
特徴1、異色の”頭脳戦ラブコメ”漫画
ラブコメ作品は数多くありますが、恋愛のために頭脳戦を展開するかぐ告はラブコメの中でも異色と言えるでしょう。
事前に入念な仕込みをしたうえで思わせぶりな発言をしたり、外堀を埋めて逃げられない状況を構築するなど、様々な計略を企てて相手に告白させようとするようなラブコメは他にありません。
あらゆる戦略を用いて相手を追い込んでいきますが、その目的が「相手に告白させるため」というのが、かぐ告の面白いところです。
また、作中ではゲームをしたりハプニングに遭遇したりする場合も多く、そういった恋愛以外の場面や窮地を脱するために考えを巡らせることもあります。
(というか、そっちの方が多い気もしますが…。)
因みに、物語が進むにつれてどんどんコメディー寄りになり、キャラクター達がアホになっていきます。
アニメ2期のタイトルにも「?」と「打消し線」が入ってしまいましたからね。笑。
タイトル詐欺への道を全力で進むかぐ告ですが、その分ギャグセンスと純愛度が増していくので何も問題ないですね!
特徴2、お色気シーンがほとんどない
かぐ告の特徴として、ラブコメにありがちな「わかりやすいお色気シーン」が殆どないことが挙げられます。
わかりやすいお色気シーンといえば、よくあるのが女子の不自然なパンチラや、女子の着替え中に男子がばったり遭遇するシーンなどですね。
そういったお色気シーンと呼べるようなものは、かぐ告では作者が自分でネタにするくらい出てきません。
裏を返せばお色気シーンがなくてもかぐ告が面白いということの証明になりますので、それはとても素晴らしいことだと思います。
ただし、お色気シーンが出てこない代わりに下ネタや俗語など、思わせぶりな表現や妙にいやらしい台詞がバンバン出てきます。
しかしご安心ください。コメディーの一環として会話の中に自然に溶け込ませているので、あまり下品に聞こえることはありません(たぶん)。
また、ラブコメのお約束展開を一風変わった方法で表現しており、赤坂アカ先生の素晴らしい発想やセンスを垣間見ることができます。
特徴3、個性溢れる派生作品
かぐ告はその人気の高さから、様々な派生作品が創作されています。
筆者が把握しているのは以下の5作品です。
・かぐや様を語りたい
・かぐや様は告らせたい ダークネス
・かぐや様は告らせたい 小説版 ~秀知院学園七不思議~
・かぐや様は告らせたい 実写映画
1つずつ紹介していきます。
かぐや様は告らせたい ~同人版~
「かぐや様は告らせたい ~同人版~」は、漫画家の茶菓山しん太先生が連載しているエロ解禁の公式スピンオフ作品です。
かぐ告の大ファンである茶菓山しん太先生が、年末の某祭典で藤原書記のエロ同人を発行(しかも2冊)し、それを読んだかぐ告の担当者から「かぐ告のエロスピンオフを描いてみないか」と誘われたことがキッカケで連載が始まったそうです。
本編では決して見ることのできないエッチな表現や、同人誌ならではの突発的な展開(登場人物が幼稚園児になる)などを見ることができる、まさに同人誌を集めたような作品です。
ただし、全年齢対象ですので18禁的な表現は出てきません。過度な期待はNGです。
「かぐや様は告らせたい ~同人版~」はヤンジャン漫画アプリで一部無料で読むことができます。
かぐや様を語りたい
「かぐや様を語りたい」は、4コマ漫画を描かれているG3井田先生が連載している公式スピンオフ4コマ作品です。
この作品の一番の特徴は、マスメディア部の「紀かれん」と「巨瀬エリカ」の2人の視点から見た生徒会を描き、本編の裏側を知ることができるところです。
かぐ告本編では,、2人は元々たまにちょっと出てくる程度のモブ扱いでしたが、徐々に出番が増えていき、第116話で初めて名前付きのキャラとして扱われるようになりました。
おそらく「かぐや様を語りたい」連載のおかげでしょうね。
ノリも雰囲気もかぐ告本編と大差がないので違和感なく読むことができ、もはや本編の一部と言っても過言ではありません。
「かぐや様を語りたい」はヤンジャンアプリで一部無料で読むことができます。
かぐや様は告らせたい ダークネス
「かぐや様は告らせたい ダークネス」は、増刊ヤングジャンプGOLD Vol.1、2に掲載された赤坂アカ先生の特別読み切りです。
増刊号Vol.1、2でそれぞれ1話ずつ、合計2話掲載されています。
タイトルに「ダークネス」とは、どこぞのジャンプSQ漫画を連想させるタイトルですね。
内容はTo LOVEるをご存じの方であれば容易に想像できることでしょう。
「To LOVEる」とは、ザックリ説明すると、主人公の男子がことあるごとに女の子に突っ込んでいき、ラッキースケベに頻繁に遭遇するラブコメ漫画です。
筆者にとってはエロの代名詞といっても過言ではない作品です。
しかし、そこは赤坂アカ先生。我々の想像の斜め上をいく表現で楽しませてくれます。
「かぐや様は告らせたい ダークネス」は、ヤンジャンアプリで読むことができます。
1話60円の料金が発生するため、全2話を読むには120円の課金が必要です。
かぐや様は告らせたい 小説版 ~秀知院学園七不思議~
「かぐや様は告らせたい 小説版 ~秀知院学園七不思議~」は、小説家・ライトノベル作家の羊山十一郎先生が書いた、かぐ告の小説版です。
漫画とは違う、小説ならではの表現を楽しむことができます。
かぐ告小説版はコミックシーモアなどで試し読みができます。
かぐや様は告らせたい 実写映画
かぐ告の勢いは漫画や小説だけにあらず、実写映画化もしています。
白銀御行役に「平野紫耀」、四宮かぐや役に「橋本環奈」が起用されており、大々的に報道されていたのでご存じの方も多いかと思います。
有名人が起用されているところからも、かぐ告の人気の高さが伺えますね。
実写版かぐ告を観るには、DVDやBlu-rayを購入するかレンタルする方法があります。
実写版かぐ告とTSUTAYA DISCASの紹介をしているサイトがありましたので、リンクを貼っておきます。
アニメ「かぐや様は告らせたい」を見るなら
かぐ告のアニメは多くの無料動画配信サイトで視聴ことができます。
筆者の調べでは、少なくとも以下の3つのサイトで視聴可能です。
・Netflix
・U-NEXT
どの動画配信サイトも1ヶ月無料キャンペーンなどを実施しているため、気軽に試すことができます。
中でもdアニメストアは月額料金が400円(税抜き)と安く、筆者は無料期間終了後も愛用しています。
以下にリンクを貼っておきますので、よろしければ是非お試しください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
筆者が伝えたい魅力を、以下の3つに分けてご紹介しました。
・お色気シーンはないけれど下ネタはよく出る
・かぐ告には多数の派生作品がある
かぐ告には他のラブコメ作品にはない特徴があり、その人気の高さゆえに様々な派生作品が作成されていることがおわかりいただけたかと思います。
もし興味を持たれた方はかぐ告の漫画、アニメを是非ご覧ください!!
また、当ブログではかぐ告の感想を投稿しています。よろしければ是非ご覧ください。
「かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~」の面白さが、より多くの方に伝わればと思います。
それでは!
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