※この記事はネタバレを含みます。
【推しの子】-interlude-(番外編)の第3回が更新されました！
メンゴ先生の描く【推しの子】番外編、第3回は「有馬かな」ちゃんと「黒川あかね」ちゃんのお話でした。
てっきり番外編は本編であまり深掘りされていないキャラに焦点を当てるものかと思っていましたが、割と本編でも描かれてる二人が登場しましたね。これはあんまり予想していませんでした。
ただ、描かれているのは二人の関係性。本編では二人は仲悪いけど実力は認め合ってる程度の認識でしたが、そこをさらに深掘りした感じですかね。二人の関係はメンゴ先生からはどのように見えているのでしょうか。
それでは感想を書いていきましょう！
【推しの子】-interlude-(番外編) 第3回 かなちゃんとあかねちゃんのお話
二人の関係性
今回の登場人物はかなちゃんとあかねちゃん。
作中でも不仲説が囁かれるほど普段から仲の悪い二人ですが、そんな彼女らは今回、二人一緒にCM撮影の仕事に抜擢されたようです。お偉いさんの前では笑顔で対応するも楽屋ではバチバチに牽制し合っている様子が二人の仲の悪さを表していますね。
しかし、そんな二人の関係性は複雑そのもの。仲が悪くても共演はするし、演技の仕事はきっちりこなす。顔を合わせればいがみ合うけど、互いに認め合っているところもある。心の中では「目の上のたんこぶ」とか「お邪魔虫」とか考えてるけど、それを面と向かって口にすることは野暮だと考えているところから二人の関係の複雑さを感じますね。
いや、複雑って言うか、これ”ライバル関係”ですよね？
ほら、よく少年漫画などで描かれるライバル関係って「互いに憎まれ口を叩き合うけど実力は認めていて、嫌いだけど拒絶するほどではなく場合によっては協力する」ような関係だったりするじゃあないですか。…まんまかなちゃんとあかねちゃんの関係やんけ。
よく見たらCMの役もライバル同士の争いを表現してますね。秘宝を巡ってぶつかり合う二人。そして最後には仲良く宣伝。理想的なライバル関係じゃあないですか。
かなちゃんとあかねちゃんの関係もCMの役くらい分かりやすければいいのに。乙女心と拗らせ厄介オタの心は複雑ですね。
メンゴ先生によって描かれたかなちゃんとあかねちゃんの関係性。二人には今後も程よくドンパチやってもらいたいですね。
感想/まとめ
今回はメンゴ先生の視点から、かなちゃんとあかねちゃんの関係性が描かれましたね。
私、かなちゃんもあかねちゃんも好きなんですが、二人がバチバチやってるところを見るのも好きなんですよね。仲の悪い二人が好きというのは自分の事ながら不思議に思っていましたが、二人が良いライバル関係にあると考えたら妙に納得しました。
かなちゃんとあかねちゃんのライバル関係からしか得られない栄養がある。いがみ合いながらもお互いの実力を認め合っているあの感じが良いですよね…。まあ、そのうち仲良くなってほしい気持ちもありますが。
ただ、ライバル関係とは言いつつもかなちゃんの方が一枚上手なのかな？
かなちゃんが「こいつが好敵手じゃ力不足」と言い放った後の、ふくれっ面になるあかねちゃんとすまし顔のかなちゃん。なんとなく二人の力関係が透けて見えるような感じが良いですね。（まあ、あかねちゃんはかなちゃんに対する激重感情を宿した反転アンチオタですからね…）
あと、普段ロリっぽいのに大人びた雰囲気になるかなちゃんと、普段クールっぽいのに子供っぽくなるあかねちゃんの二人のギャップがとても良いと思いました。（訳：二人とも超可愛い）
二人にはこれからもバチバチやっててほしいですが、あまり熱くなりすぎず、程よく「サラスペクタルシート」で汗でも拭きながら、末永くドンパチやってもらえると嬉しいですね。
さて、メンゴ先生の描く番外編も残りあと1話。最後のお話は誰に焦点が当たるのでしょうか。今のところは「メムさん」⇒「メルト君」⇒「かなちゃんとあかねちゃん」の流れで来ていますが…。
もしかして、最後は「アクルビ」が来たりするのかな？メンゴ先生が主人公をどういう風に捉えているかも気になりますし、可能性としてはありそうです。
最後の番外編は一体誰が登場するのか、次のお話が楽しみですね！
それではまた次回！
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