【推しの子】第44話感想 原作者が稽古の見学へ!その時現場の反応は・・・

【推しの子】

※この記事はネタバレを含みます。

どうも、重平です。

【推しの子】第44話「見学」が更新されました!

今週は色々と嬉しい告知が多かったですね。

【推しの子】第4巻の発売に、【推しの子】アクリルフィギュアなどのグッズの受注開始。

さらに、4巻には先着特典でSNS風キャラカードがついてきます!

キャラカードもグッズも欲しすぎる…ッ!

さらにさらに!100万部突破記念&4巻発売記念ということで、有馬かなのマネージャーになれるサイト「有馬かな元気かな」がリリース!

他にも、【推しの子】公式Twitterにて、有馬かなを推しまくれる「アクリルペンライト」を抽選で100名にプレゼントするなど、大変な盛り上がりとなっております。

詳細はメンゴ先生や【推しの子】公式Twitterをご確認ください。

横槍メンゴ公式Twitter

「有馬かな元気かな」に関しては、重曹ちゃん推しなら絶対行くべきサイトですね。

筆者も少しやってみましたが、これはいいぞ~!

【推しの子】公式Twitter

とまあ、興奮が止まらない告知で枠を完全に使ってしまったので、そろそろ感想を書いていきましょう!

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【推しの子】 4 (ヤングジャンプコミックス)
「この芸能界において嘘は武器だ」 芸能活動も本格化してきた双子の兄妹、アクアとルビー。恋愛リアリティショーに出演したアクアは、黒川あかねとカップル成立!! 番組が終わった後、メンバー同士の関係は…!? 一方、ルビーが所属するアイドルグループ...

【推しの子】第44話 登場人物

  • 星野 愛久愛海(ほしの あくあまりん)
    以下、アクア
    アイの子供で双子の兄。ゴローの生まれ変わり。
    人気漫画「東京ブレイド」の2.5次元公演に出演する。
    役は渋谷クラスタ所属の「刀鬼」(とうき)役。

  • 有馬かな(ありまかな)
    以下、有馬/かなちゃん
    別名:重曹ちゃん(重曹を舐める天才子役)
    苺プロ所属の女優でありアイドルの「10秒で泣ける(元)天才子役」。
    「東京ブレイド」の2.5次元公演に出演する。
    役は新宿クラスタ所属の「つるぎ」役。


  • 黒川あかね(くろかわあかね)
    以下、黒川/あかねちゃん
    アクアとは仕事上の恋人関係。
    「劇団ララライ」の一員として、「東京ブレイド」の舞台に出演する。
    役は渋谷クラスタ所属の「鞘姫」(さやひめ)役。

  • 鳴嶋メルト(なるしまめると)
    以下、鳴嶋
    以前「今日あま」のドラマで主演を務めていたイケメン。
    鏑木の推薦により「東京ブレイド」に出演する。

  • 金田一敏郎(きんだいちとしろう)
    「劇団ララライ」の代表。演出家。

  • GOA(ごあ)
    男性。
    売れっ子脚本家。
    話してみると結構優しい感じの印象。
    イケメンだし、この人好きかも。

  • 雷田澄彰(らいだすみあき)
    以下、雷田
    イベント運営会社「マジックフロー」の代表。
    「東京ブレイド」の総合責任者も務める。

  • 吉祥寺頼子(きちじょうじよりこ)
    以下、吉祥寺
    泣けると噂の少女漫画「今日は甘口で」の作者。
    鮫島先生の「東京ブレイド」舞台稽古の見学に同行する。

  • 鮫島アビ子(さめじま(しま?)あびこ)
    以下、鮫島
    累計五千万部突破の大人気漫画「東京ブレイド」の作者
    吉祥寺に付き添ってもらい、「東京ブレイド」の舞台稽古を見学しに行く。
    かつて、吉祥寺の下でアシスタントとして働いていた。

    —————————————————————————-
  • 星野 アイ(ほしのあい)
    以下、アイ
    アイドルグループ「B小町」の元センターであり、双子の母親。
    20歳の誕生日とドーム公演当日、ストーカーに襲われ亡くなる。
  • ゴロー
    産婦人科医師。病院に入院したアイの担当医師。
    アイの出産日当日に何者かに襲われ命を落とし、気が付くとアクアに生まれ変わっていた。
  • さりな
    ゴローの勤める病院に入院していた患者。ゴローとは仲が良かった。
    アイの大ファンであり、ゴローがアイのファンになるきっかけとなった人物。
    享年12歳。

【推しの子】第44話 「見学」

巻頭カラーが重曹ちゃんとあかねちゃん

ド初っ端が尊過ぎてもうタヒんでもいい……。

いや、まだタヒにたくない!

私はまだ生きて推しに貢がなくてはならないッ!!

そんなわけで、「東京ブレイド」の原作者様が舞台稽古を見学する話、読んでいきましょう。

秘儀!ダブル歯磨き!!

前回、居酒屋でお酒を飲みながら、「東京ブレイド」の舞台化について話していた鮫島先生と吉祥寺先生。

会計も終わり店を出る前、鮫島先生は「歯磨きをしたい」と言い出しました。

鮫島先生は何か食べた後すぐに歯を磨かないと気が済まないらしいですが、まあ、気持ちはわかります。

特に居酒屋の料理って脂っこいものが多いから、食べ終わったあと口の中汚れてる感じしますよね。

ですから、食後にすぐ歯磨きをしたくなるのはわかります。

口の中スッキリさせたいですものね。

だが「ダブル歯磨き」ってのはどういうことだああ~~~っ!?

吉祥寺先生を待たせるのが悪いからって気持ちは素晴らしいが、だからって歯ブラシ2本も使ったら逆に時間かかるんじゃあねぇのか!?

速度2倍で磨き残しなく綺麗に磨けるならやってみろってんだチクショーーッ!!

と思いましたが、慣れていれば意外といけるのかもしれません。

きっと、すごいアクロバティックでテクニカルな磨き方をしているのでしょうね。

映像化したらどんな画になるのかなぁ…。

もしアニメ化するならば、ダブル歯磨きシーンも是非映像で見たいですね!

脚本家GOAの意見

脚本の「鞘姫」のキャラについて悩んでいたあかねちゃん。

「鞘姫」について脚本家のGOAと相談したいと思いながらも自分からは声を掛けられずにいましたが、アクアが仲介役となってくれたおかげで相談をすることができました。

アクアのさらっと取り次ぐとこ、ステキ!

あかねちゃんから「鞘姫」について質問されたGOAは、自分の考えを語り始めました。

やはり脚本家のGOAからしても、「鞘姫」は好戦的ではなく、おとなしいキャラだと認識していたようです。

しかし、漫画のキャラをそのまま舞台に持ってきてしまうと、「鞘姫」の葛藤をお客さんに伝えようとするだけで多くの尺を使ってしまいます。

ある場面の心境を漫画では大ゴマ一つで語れますが、舞台ではそれなりに時間をかけた演技をしなければお客さんに伝わらないのです。

ここがメディア化の難しいところ。

原作をそのままもってくればよい、というわけにはいかないのです。

GOAも「東京ブレイド」のファンなので、できれば「鞘姫」のキャラに手を加えたくなかったらしいのですが、尺の都合上割り切ったようです。

「全て原作通りにするなら脚本家という職業は要らない」とはGOAさんの言葉ですが、うーん、なるほどねぇ…。

筆者もこれまで漫画のドラマ化、映画化作品などを観て、「原作通りに展開しろや!」とか、「キャラ改悪してんじゃねぇ!」と思ったことも何度かありましたが、制作側にもいろいろあるんですね…。

GOAさんの「そういう汚れ役も仕事の内だと思ってる」という言葉でハッとしましたよ。

こんな風に言い切れるGOAさん超かっけぇっす。

でも、「今日あま」の脚本もあったしなぁ…。

人による気もしますが、GOAさんのように本当は手を入れたくないけど仕方なく手を入れる場合もあることがわかりました。

制作側の苦労が垣間見えた瞬間でした。

吉祥寺との再会

舞台の稽古場へやって来た鮫島先生と吉祥寺先生。

しかし、鮫島先生はコミュ力が皆無なようで全く話せず、代わりに吉祥寺先生が稽古場の皆に挨拶と自己紹介をしました。

「今日あま」の打ち上げ依頼、久しぶりに再会してキャッキャと笑い合うかなちゃんと吉祥寺先生。

「今日あま」がドラマ化した際、あまりの出来の悪さにショックを受けていた吉祥寺先生ですが、最後にかなちゃんが名演技を見せてくれたことで「ドラマ化受けて良かった」と思い直すことができましたね。

このことから、吉祥寺先生のかなちゃんに対する好感度はかなり高いようです。

さらに、「今日あま」の原作さながらの雰囲気を作り出し、かなちゃんの名演技を引き出したアクアにも吉祥寺先生は笑顔で挨拶をしていました。

ここまで吉祥寺先生は笑顔で好感触。

そこに、「今日あま」で主演を務めた鳴嶋が吉祥寺先生に声を掛けましたが、先生は「あっども・・・」とやや塩対応。

まあ、「今日あま」の時の鳴嶋は酷かったですからね…。

愛すべき原作のキャラを滅茶苦茶にした張本人ともなれば、吉祥寺先生が冷めた態度をとるのも無理はありません。

鳴嶋…ドンマイ…。

演技で見返せるよう頑張ってな!

神(原作者)の言葉はゼッタイ?

挨拶も済んで、稽古の見学を始めた鮫島先生と吉祥寺先生。

役者達の演技の上手さに、鮫島先生は感動しました。

「良い舞台にできると思う」とも言いました。

隣に座っていた吉祥寺先生は「これならきっとうまくいく」と心から安堵しました。

が、ここで鮫島先生が謎の責任感を発揮。

「原作者の私が言わなくては」と、脚本の作り直しを要求しました。

しかもその修正箇所は、「全部」

…「全部」……??

これは、とんでもない爆弾発言が来ました…。

鮫島先生の「全部」発言に、周りの大人たちは頭を抱えたり愕然としたり。

GOAさんに至っては白目剥いて完全に気絶してます…。

GOAさん…GOAさん気を確かにッ!!

GOAさんが脚本を書いたときの気持ちを知った上で「全部やり直し」となると、流石に現場側が可哀想ですね…。

ちゃんと筋の通った脚本変更で読者を納得させた後に一気に叩き落すとは、やはりアカ先生は只者ではありません。

ていうか、ホントにこれどう収拾つけるつもりなんだ…?

感想/まとめ

Twitterの告知祭で浮かれた状態でそのまま原作直行。

告知祭は是非メンゴ先生や【推しの子】公式アカウントからご確認ください。

原作では鮫島先生がダブル歯磨きをしたり、GOAさんが脚本を書いたときの想いを知ったり、今回もいろいろな発見がありました。

でも最後に爆弾が投下されました。

「東京ブレイド」原作者「鮫島アビ子」先生の「全部直せ」発言。

原作者の一言は、まさしく“神”の言葉に等しい。

現場に大混乱を招きかねないこの発言。

果たして舞台製作者側はどう対応するのか。

この発言をそのまま受ければ大混乱、意見をすれば原作者(神)に盾突くことになるって…一体どうしろってんだよ…。

舞台の製作者側からすれば絶望的とも思えるこの状況。

しかし、素人には思いつかない、何か上手い切り返しがある…と信じたいです。

いや、もうこれどう着地するのか先が読めない。

アカ先生ー!最強のスタープ●チナでなんとかしてくださいよぉーーーッ!!!

それではまた次回!

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