※この記事はネタバレを含みます。
どうも、重平です。
【推しの子】第37話「プレッシャー」が更新されました!
待っていました2週間!
先週は休載でしたからね。続きが気になっていましたよ!
さて、前回は初ライブ前日なのにセンターの重曹ちゃんが一睡もできなかったところで終わりましたね。
ヤバイ!本番前なのに寝不足やん!!
と思った次のお話が「プレッシャー」だなんて…。
タイトル的に重曹ちゃんがプレッシャーを感じてしまう流れになりそうで、コッテリオタクの私としてはちょっとだけ不安です。
重曹ちゃんが苦しむ姿は見たくないよ…。
それでは感想を書いていきましょう!
【推しの子】 第37話 登場人物
- 星野瑠美衣(ほしのるびぃ)
以下、ルビー
アイの子供で双子の妹。さりなの生まれ変わり。
念願のステージが目前に迫り、非常にワクワクしていて余裕そうだが、実は結構緊張していたりする。
- 有馬かな(ありまかな)
以下、有馬
別名:重曹ちゃん(重曹を舐める天才子役)
苺プロ所属の女優でありアイドルの「10秒で泣ける(元)天才子役」。
本番直前なのに一睡もできなかった重曹。
(芸歴的に)一番の先輩としてチームを牽引すると心に決め会場入りする。 - MEMちょ
以下、メム
公称18歳。実年齢は25歳。
20代半ばにして10代の動きについていける体力の持ち主。
知名度があるために、人の多いところでは落ち着いて弁当を食べることができない。 - 斎藤ミヤコ(さいとうみやこ)
芸能事務所苺プロの社長。
B小町の付き添いとしてジャパンアイドルフェス(JIF)会場に赴く。
—————————————————————————- - 星野 アイ(ほしのあい)
以下、アイ
アイドルグループ「B小町」の元センターであり、双子の母親。
20歳の誕生日とドーム公演当日、ストーカーに襲われ亡くなる。 - ゴロー
産婦人科医師。病院に入院したアイの担当医師。
アイの出産日当日に何者かに襲われ命を落とし、気が付くとアクアに生まれ変わっていた。 - さりな
ゴローの勤める病院に入院していた患者。ゴローとは仲が良かった。
アイの大ファンであり、ゴローがアイのファンになるきっかけとなった人物。
享年12歳。
【推しの子】第37話「プレッシャー」
ジャパンアイドルフェス(JIF)本番前日、B小町を指導してくれた「ぴえヨン」の中身が「アクア」だったと知ってしまった有馬。
流石に入れ替わりだとは理解しつつも、衝撃の事実に頭が混乱し、結局一睡もすることができませんでした。
重曹ちゃん、やっちまいました!
少しだけ仮眠を取ろうと、ステージ側の楽屋へ向かう重曹ちゃんでしたが、同伴者のミヤコから「そっちじゃない」と呼び止められてしまいます。
ミヤコ曰く、ステージ側の楽屋は出番直前にしか使わせてもらえないとのこと。
では、着換えなどはどこですればいいのか。
ミヤコに案内されたのは、大勢の出演者や関係者が押し詰められた大きな楽屋でした。
楽屋の人口密度は非常に高く、荷物の置き場も無ければ着換え部屋もないため、出演者たちはパーテーションの裏で着換える必要があります。
それだけ人が詰め込まれていても撮影する場所だけは綺麗というカオスな楽屋で、ルビーたちは出演までの時間を過ごさなければなりませんでした。
JIFという大勢の人が集まるビッグイベントにおいて、地下アイドルやそこそこのアイドルの扱いなどこんなもの。
運営側も何十というアイドルグループそれぞれに部屋を用意するは大変でしょうから、ある程度は仕方がないのかもしれません。
それでも人気のある有名グループには別室が用意されるとのことですから、やはり芸能界は実力勝負のシビアな世界です。
さて、そんな大変騒がしい楽屋の中で、出演までの時間を過ごすB小町の面々。
出番前は慌ただしくなるため早めに食事を済ませようとルビーとメムは楽屋に用意されてた弁当を取りに行きましたが、メムは道中でファンに見つかり、写真撮影をお願いされてしまいました。
流石人気配信者。
人の多いところではゆっくり弁当を食べることなぞできません。
一方、有馬は仮眠を取ろうと机に伏していましたが、楽屋内が騒がしくてなかなか寝付くことができずにいました。
そこへ声を掛けてくるミヤコ。
ミヤコの「緊張してるの?」という質問に、有馬は「(芸歴が長いため)今更緊張なんてしない」と答えます。
しかし、心の中では「私がどうにかしなきゃ」「気合を入れろ」と繰り返し自分に言い聞かせていたのでした。
自分自身を鼓舞する言葉を言い聞かせている最中、有馬はふと、子役時代の失敗を思い出してしまいます。
かつて自分を信じてくれた人の期待に応えることができず、多くのものを失った記憶は、本番前にも関わらず有馬をどんどんネガティブに追い込んでいきました。
と、そこへ「先輩」と呼ぶ声が。
有馬が声のした方を向くと、そこには緊張で震えるルビーがいました。
どうやら、本番が近づくにつれてだんだん緊張してきてしまったのだそうです。
涙目で「先輩は怖くないの?」と尋ねるルビーに、有馬は全く緊張していない素振りを見せました。
しかし、ルビーは有馬が嘘をついていること、実は凄く緊張していることを見抜いていました。
図星を突かれた有馬は照れ隠しに強い口調で言い返しますが、ルビーは「臆病な子犬ほどよく吠えるんだよなー」と一言。
有馬も緊張していることを知ってルビーの緊張は少し和らぎましたが、有馬はルビーの想像以上に緊張していました。
「私たちは一人じゃない」と勇気付けようとするルビーに、有馬はついに本音を吐露します。
「一人じゃないから怖いのよ」
有馬はステージ上での失敗の経験を、期待に応えられず人々から失望の目で見られるような経験をルビー達にさせたくないという思いから強い”プレッシャー“を感じていたのでした。
有馬の本心を知ったルビーは、勝手に責任を背負っていた有馬に物申します。
「私にとって先輩は只の小娘だから」とやや厳しめの言葉も出ましたが、その後に「可愛くて努力家なただの新人アイドル」と続け、最後に
「コケて当たり前!」
「楽しく挑もうよ!」
と有馬を元気付けたのでした。
その後、パーテーション裏で着換えるB小町の3人。
ルビーの励ましで迷いの消えた有馬は、「新人アイドル有馬かな」として、気持ちを新たにライブに臨むのでした。
感想/まとめ
重曹ちゃん、やっぱええ子やな。
プロとして責任感が強いからというのもあるけれど、それ以上に仲間たちに辛い経験をさせたくないという気持ちから”失敗できない”とプレッシャーを感じていたわけですからね。
普通は「一人じゃない」と言われて勇気付けられる場合が多いですが、「一人じゃないから怖いのよ」なんて台詞初めて見ました。
重曹ちゃんの相手を大事にする心が現れている印象的な台詞ですね。
ほんと…もう…あんた……益々好きになってまう…。
そしてルビーも、楽観的に振舞っているように見えて相手の深い部分をしっかりと捉えているところが素晴らしい。
見事、重曹ちゃんの悩みを打ち消してくれました。
流石もう一人の主人公。
前世と合わせると年齢が一番年上なだけあります。
1コ上の先輩に向かって「私にとっては只の小娘」なんて言えるのは、ルビーとアクアくらいでしょうね。
B小町は本当に良いグループになりそうなので、この先どんな活躍をしてくれるのかとても楽しみです。
そして、次回はいよいよファーストステージ本番!!
一体どんなステージになるのでしょうか!?
それではまた次回!
【推しの子】はヤンジャン!アプリかジャンプ+アプリで読めます!(ジャンプ+は一週間遅れの更新です)
チケットで無料とか、初回無料とか、結構無料で読めるのでおススメです。
これまでのお話はこちらから
コメント