[赤坂アカ×横槍メンゴ]【推しの子】第23話感想 個々の特性が発揮され始める。

【推しの子】

※この記事はネタバレを含みます。

どうも、重平です。

【推しの子】第23話「爪痕」が更新されました!

前回のルビーとかなちゃんの奮闘の結果が気になるところではありますが、今回は再びアクアに焦点を当てた恋愛リアリティーショーのお話です。

放送後暫くして人気も出てきた頃で出演者たちも打ち解け、番組が始まった頃より個々の特徴が現れていて面白かったです。

ギスギスしている感じではなくて、出演者たちが割と仲が良いのも安心して読めて良いですね。

それでは感想を書いていきましょう!

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【推しの子】 第23話 登場人物

  • 星野 愛久愛海(ほしの あくあまりん)
    以下、アクア
    アイの子供で双子の兄。ゴローの生まれ変わり。
    鏑木Pからアイの情報を得るための交換条件として恋愛リアリティーショーに出演する。
    いくら脂っこいものを食べても胃もたれしない若い体って素晴らしい!

  • 星野瑠美衣(ほしのるびぃ)
    以下、ルビー
    アイの子供で双子の妹。さりなの生まれ変わり。
    家族みんなでご飯を食べる日に兄が帰って来なくて不満を抱いている。

    —————————————————————————-
  • 恋愛リアリティーショー関係者
  • 鏑木雅也(かぶらぎまさや)
    アクアの出演する恋愛リアリティーショーのプロデューサー。
    アイについて、男性関係など様々な情報を握っている。

  • 鷲見ゆき(すみゆき)(15)
    以下、鷲見
    ファッションモデル。高校1年。
    嘘と本当のギリギリをうまく狙える立ち回り上手。


  • 熊野ノブユキ(くまののぶゆき)(17)
    以下、熊野
    ダンサー。高校2年。
    表裏は無いが、味があって良いやつ。


  • 黒川あかね(くろかわあかね)(17)
    以下、黒川
    女優。高校2年。
    生真面目で頑張り屋。よくメモを取っている。
    あまり番組映えはしていない。

  • MEMちょ(18?)
    ユーチューバー。高校3年。
    おバカ系で知られているが、たぶん、いや絶対頭いい人。
    実年齢がいくつなのか気になるところ。

  • 森本ケンゴ(17)
    以下、森本
    バンドマン。高校3年。
    なんか年相応の若者って感じがする。
    あまり番組映えはしていない。


  • 星野アクア(16)
    役者。高校1年。
    星野 愛久愛海を参照。

    —————————————————————————-
  • 星野 アイ(ほしのあい)
    以下、アイ
    アイドルグループ「B小町」の元センターであり、双子の母親。
    20歳の誕生日とドーム公演当日、ストーカーに襲われ亡くなる。
  • ゴロー
    産婦人科医師。病院に入院したアイの担当医師。
    アイの出産日当日に何者かに襲われ命を落とし、気が付くとアクアに生まれ変わっていた。
  • さりな
    ゴローの勤める病院に入院していた患者。ゴローとは仲が良かった。
    アイの大ファンであり、ゴローがアイのファンになるきっかけとなった人物。
    享年12歳。

【推しの子】第23話「爪痕」

「私・・・もう「今ガチ」辞めたい」

鷲見ゆきの突然の発言。

最近、学校の男子らにからかわれたことをキッカケに、大勢の人に自分の「好き」という気持ちを見せるのが怖くなってしまったらしい。

出演者一同は驚き、それぞれが鷲見の気持ちに共感したり、引き留めようとしたりした。

その中でも特に真剣に鷲見を引き留めたのは熊野ノブユキ。

「ゆきが辞めるなら俺もやめる」とまで言って引き留める熊野に、鷲見は何を思ったのか。

ゆきは本当に番組を降板してしまうのか。

そして衝撃の展開があの二人に・・・

といった感じの引きで番組が終了した後、鷲見の発言は話題となり、ネットニュースで記事になった。

自分の記事を見て喜ぶ鷲見。

鷲見は確かに学校の男子にイジられて悲しかったし、番組を辞めたいと思ったことも本当だった。

しかし、だからと言って辞める気はなく、番組内での発言は自分気持ちを”誇張”して話しただけだったのである。

当日の収録も終わりが近づき、熊野からあがったら皆でご飯に行こうと誘われるアクア。

初めは「家に飯があるから」と断ったアクアだったが、「焼肉に行く」と聞かされて見事に釣られてしまった。

ちなみに、最近稼いでいるMEMちょを熊野が上手く持ち上げたことで、焼肉はMEMちょの奢りである。

焼肉で”肉焼き係”を担当する黒川。

自分は精進の身であるため、こういう場では絶対にトングを手放さないと決めているらしい。

しかし、そんな状況でもMEMちょが言った有用な言葉をメモに残す真面目な黒川だった。

自宅に帰ると、ルビーから「可愛い子達を眺めながら食う肉はさぞ美味しかったんでしょうねぇ」と嫌味を言われるアクア。

何とか取り繕おうとするアクアだが、ルビーの目を見て話すことができず顔からは満足感が溢れており、とても誤魔化し切れるものではなかった。

若い体は脂っこいものをいくら食べても胃がもたれないから最高だ」と思うアクアだった。

日曜日は皆でご飯を食べると決めているのに、番組が始まってからしょっちゅう約束を破るアクアにご立腹のルビーは、「放課後に集まるという設定の番組なのに土日に収録なんてやらせだ!」と不満を露わにした。

そんなルビーの発言に対し、アクアは”恋愛リアリティーショーにやらせは少ない”と返した。

一部の人間はあからさまにやっているが、大体は自分をよく見せようとする程度。

マジで恋をするかどうかのスタンスも個人でまちまちで、「やっぱり本気で恋しちゃう」と言う人もいれば、「するわけない。仕事だぞ。(A君 16歳)」という人もいる。

“恋リア”は想像していたよりやらせが少なく、各々の人間性をそのまま映す構成になっていると説明したアクアは、その発言の直後少し考え込んでしまう。

「やらせが少ないのは良い事じゃないか」とルビーは言う。

しかし、アクアは「嘘は、身を守る最大の手段でもある」と、何かを心配している様子だった。

その後、「今ガチ」では“鷲見ゆきと熊野ノブユキ”のカップリングが番組の中心となっていき、2人の関係に嫉妬心を見せる森本ケンゴを交え、ゆきを巡る三角関係が成立した。

ゆきというゲームメーカーが機能することにより番組が盛り上がり、中高生を中心に人気を獲得していったのだった。

収録終わりのバスの中、MEMちょはアクアに「ゆき争奪戦に参加しなくていいのか」と声を掛ける。

アクアは番組終了まで安全圏でやり過ごすと答えると、逆にMEMちょに絡みに行かないのかと質問する。

MEMちょもまた、自分のチャンネルにお客の導線を引くのが目的だったため、「おバカ系癒し枠」をキープできればいいと考えていた。

アクアとそんな会話をしながらも、MEMちょは自分達のことよりも黒川の事を心配していた。

MEMちょが黒川に視線を向けると、黒川は真剣にメモを取っているところだった。

後日、黒川がレッスンを終え部屋の鍵をマネージャーに返しに行くと、マネージャーが社長から恫喝を受けていた

どうやら、最近人気の「今ガチ」に黒川が出演しているにも関わらず、出番が殆どないことに腹を立てているようで、「爪痕の一つでも残させろ!!」と社長はもの凄い剣幕で怒っていた。

部屋の外で話を聞いていた黒川は、説教を終えて部屋から出てきたマネージャーと鉢合わせる。

マネージャーは「俺が受け皿になるから」と黒川を励ましてくれたが、黒川は「自分が不甲斐ないから」と自分を追い詰める。

そして取り出したメモ帳には、焼肉屋でMEMちょが言っていた「今求められているものは”よりカゲキなもの”」という言葉が書かれていた。

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まとめ/感想

【推しの子】第23話「爪痕」でした。

いやー、出演者たちは仲が良さそうで、番組も盛り上がってきて良い感じですね!

しかし、そんな中でも不安の種はあるわけで…。

とりあえず言いたいことは…。

黒川ストーーーップ!!

止まれ!止まるんだ黒川!!そんなに自分を追い込むな!!!

クールでつんけんするタイプだと思っていた黒川さん(主観)。

実は、とても真面目で、かつ不器用な性格の女の子でした。

他の出演者たちが何かしら「爪痕」を残している中で、活躍できていないことに焦っている様子。

真面目ゆえに暴走しそうで、ちょっと怖いですね…。

しかし、黒川さんにはかなり共感できるところがあります。

重平自身、自分を客観的に見てみると真面目過ぎて、うまく立ち回れずに落ち込むことが多々ありますので。

まあ、そんな自分語りは今は置いておいて。

「今求められているものは”よりカゲキなもの”」というメモを見て、黒川さんは何を思ったのか。

次回が気になるけど凄く怖い…。

漫画の最終ページにも「次号、”期待”に応える為…」とか書いてあるし、絶対何かやらかすでしょこれ。

まあ、収録番組なので何かやらかしてもカットされて、世間の目には触れず大炎上することはない(と思いたい)でしょうが、それにしても心配ですね。

割と仲良しな出演者組が一丸となって黒川さんをフォローしてくれればいいですが、逆に黒川さんの行動をキッカケに人間関係が悪くなる可能性もありますよね…。

ただ、少なくともアクアとMEMちょは黒川さんの事を心配してくれているわけで、アクアとMEMちょの動きにも注目したいですね。

いろんな意味で、「爪痕」が残ったお話でした。

次回は、大波乱の予感です…!

頼むぞ!アクア!MEMちょ!

P.S.

森本ケンゴ君の台詞と出番が少なすぎて人間性がよくわからんかった。

ただ、黒川さんと同じく「番組であまり目立たない人」の部類なので、今後黒川さんの味方になってくれることに少し期待します。

(でも、鷲見ゆきを巡って三角関係やってんだよなぁ…)

それではまた次回!

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