あやかしトライアングル 第89話 感想

※この記事はネタバレを含みます。

どうも、重平です。

あやかしトライアングル第89話「ぶるぶる」の感想です。

[89話]あやかしトライアングル - 矢吹健太朗 | 少年ジャンプ+
不思議な妖怪「妖(あやかし)」がいる日本。妖と戦う忍者「祓忍」の風巻祭里は、幼なじみで妖が好きな少女・花奏すずを守るべく日々妖と戦う。だがそこに猫の妖シロガネが現れて...?
あやかしトライアングル 8 (ジャンプコミックス)
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あやかしトライアングル第89話「ぶるぶる

海辺に封印されていた妖「震々(ぶるぶる)」

さて、今回のお話から「あやかしトライアングル」は少年ジャンプ本誌からジャンプ+へ移籍となりました。そんな記念すべき移籍第一回目のお話の舞台、それは”海”!まだまだ夏は続きます。

そして、海と言えば当然”水着”!祭里とすずは水着姿で登場しました。二人の水着姿はホント目の保養になりますね。

今回、妖によるトラブルを解決するため海へとやって来た祭里達。トラブルの原因となっていたのは「震々(ぶるぶる)」という妖でした。

「震々(ぶるぶる)」とは、人に寒気や恐怖によるゾッとした感覚を感じさせる妖であり、別名「臆病神」や「ぞぞ神」とも呼ぶそうです(Wikipedia参照)。(「震々(ぶるぶる)」なんて妖怪おらんやろ!と思って調べてみたらいました。まさか既に存在しているとは思いませんでした…)

今回の事件では、この「震々」が海に訪れた人々に憑りつき、寒気を感じさせて海から遠ざけるようなことをしていたようです。

なんだかしょうもない事件のような気もしますが、「震々」のせいで真夏にも関わらず人々が海から遠ざかり”海の家”が商売にならないとのことで、実際にお店に被害が出てしまっているため見逃せないようです。

「震々」は元々封印されていた妖でしたが、その封印をカゲメイが解いてしまったことで「震々」による被害が出てしまいました。

最近のカゲメイは祭里たちと随分仲良くしているように見えましたが、久しぶりに敵役っぽいことをしてきましたね。理由はもちろん、祭里とすずにちょっかいをかけ、すずの心に自分の付け入る隙をつくるためです。

祭里たちの前に姿を現したカゲメイは「震々」を読んで祭里たちを襲わせました。咄嗟にすずを庇う祭里でしたが、その拍子に「震々」が祭里の体内に入り込んでしまいました。そしてここから「震々」の恐ろしい能力が発揮されていくのです…。

「ぶるぶる」の本領発揮

海水浴客に迷惑をかけまくっている「震々(ぶるぶる」。今度は祭里に憑りついて酷い寒気を感じさせましたが、今回は相手が悪かった。祓忍である祭里は自分に妖が憑りついてしまった場合の対策も完璧だったので、「震々(ぶるぶる」は祭里から逆に攻撃を受けて酷く動揺してしまいました。

祭里からの攻撃に驚き大慌てで祭里の身体から出て行こうとする「震々」。しかし、相当慌てていたのでしょう、祭里の身体から出た直後、「震々」は祭里のビキニボトムズ(お尻に穿いてる水着)に憑りついてしまいました。

そして完成したのは“ぶるぶると振動するバイブレーション水着”。そんな物を穿いている祭里はたまったものではありません。「震々」を身体から追い出した結果、振動する水着に悶える祭里のえっちぃ画が完成してしまいました。

そんな祭里の様子を見てほくそ笑むカゲメイ。カゲメイの目的はこうした祭里の情けない姿をすずに見せて祭里への想いを弱らせることですから、アホみたいな状況ですがカゲメイの目的は達成されていたのです。

しかし、当のすずはというと、祭里が喘いでいる姿を見て幻滅するどころか、むしろ興奮して食い入るように祭里を眺めていました。(もうダメだわこのハレンチ娘…)

祭里のピンチを助けもせずにしっかりとその光景を目に焼き付けていたすずでしたが、そんなすずもシロガネのツッコミで目を覚まし、”折神”を使って「震々」を祭里の水着から追い出してくれました。

しかし、勢いよく外へと放り出された「震々」は今度はカゲメイのビキニトップス(胸に着ける水着)の中へ。

「震々」が入り込んだことで振動し始めるカゲメイの水着。暴れ狂う巨乳。元々カゲメイは胸が大きいこともあり、これまたすごい迫力のえっちぃ画が完成してしまいました。

人に寒気を感じさせる(震えさせる)妖と女性用の水着を組み合わせてバイブレーション水着を生み出すという神業。どうしてそんな着想に至ったのか、矢吹先生の頭の中が気になって仕方がないです。

やはり「矢吹神」とも呼ばれる矢吹先生の発想力は伊達じゃない。ジャンプラに移籍してやれることの幅も広がったでしょうし、これからの矢吹先生の発想に期待していきたいですね。

幼心ちゃん

カゲメイの水着からも「震々(ぶるぶる」を引っ張り出し、すずが注意をしたことで今回の忍務は一見落着。

しかし、今度はすずの中から何かが漏れ出てきました(お漏らしではないよ)。

すずから出てきたもの、それは「幼心ちゃん」でした。どうやら妖巫女の人格である「幼心ちゃん」もカゲメイと同じようにオモカゲ(分身)として実体化できるようです。

幼心ちゃんがすずの中から出てきた理由。それは、「こんな主人格嫌だから家出する」というものでした。

…おっとこれは…すずさんやっちまいましたね…。

これまで主人格であるすずの人格を尊重し、あまり表立って現れることはなく一歩引いたところからすずたちを見守ってくれていた幼心ちゃん。すずに全てを任せる方針で自分はあまり干渉しないよう配慮してくれていた幼心ちゃんでしたが、ついに主人格のすずに嫌気がさして出てきてしまったようです。

いや、なんだこの展開面白すぎる(笑)。幼心ちゃんがすずの何に嫌気がしたのか正確なところは次回のお話を読まないとわかりませんが、考えられるとすれば、すずの祭里に対する節操のなさに嫌気がさしたのではないでしょうか。

ここからは筆者の考えになりますが、最近のすずは「女の子の祭里も好き」という自覚を持ったがために以前にも増して祭里のことが好きになっています。その影響で、以前よりも祭里を性的な目で見ることも多くなってしまいました。

カップルの形としてはパートナーを性的な目で見ることは必ずしも悪い事ではありません。むしろ自然なことでしょう。しかし、すずの場合は三大欲求が人より強めという妖巫女の特性も相まって感情の増幅の幅が大きかったのでしょう。

以前から祭里を性的に見ることはありましたが、”ぶるぶる水着”で喘いでいる祭里(ピンチの祭里)を助けるどころか生唾を飲み込みながらジッと見つめているとか、今のすずは性欲が暴走気味になっているように思います。しかも祭里を見つめている時のすずの両手の位置。もしこの作品がR18作品だったら絶対すずはヤリ始めてますね。

それと、これも完全に筆者の妄想ではありますが、「女の子の祭里も好き」とすずが自覚してから、すずは祭里の事ばかり考えて常に発情状態になっていたのではないでしょうか。そして、幼心ちゃんはすずの心の中に居るわけですから、多かれ少なかれすずの感情の影響は受けるわけで…。

いくら知っている仲といえど、隣に居る人が常に発情していたら少し離れた場所に移動したくなりますよね。もしかしたら、そういった背景があったところに加えて忍務の真っただ中に発情するすずの姿を見て幼心ちゃんは家出を決めたのかもしれないですね。

とまあ、筆者の妄想を書き連ねてきてしまいましたが、もしホントにこんな理由だったらめちゃくちゃ面白いですね。しかも絶対にないと言いきれなさそうなところがすずの恐ろしいところ…。

果たして幼心ちゃんが家出する理由は何なのか、次回のお話が楽しみであります。

感想/まとめ

連載が本誌からジャンプラへ移籍してから最初のお話。スケベ描写のハードルが上がり、幼心ちゃんが家出を決心したお話でした。

今回のお話では「震々(ぶるぶる)」という妖が登場しましたね。最初はバイブレーション水着を表現するために作りだした妖だろうなとか思ってしまったのですが、調べてみたら実際に居ましたね(「震々」さんすみません)。

まさか既に存在する妖怪をこんな形で漫画に用いるとは。矢吹先生の頭の中は一体どうなってしまっているのでしょうか(称賛)。ただ、「震々」さんが泣いていないか少し心配です。

そして、ジャンプラに移籍して最初のお話の舞台は”海”。筆者は前回の花火大会で夏が終わりそうな感覚を覚えていたのですが、全然そんなことはなかったですね。まだまだ夏は続きそうです。

海が舞台に選ばれたのは、ジャンプラで連載するにあたってジャンプラ読者にあやトラがどんな作品かわかりやすく伝えるために海にしたのかなと感じています。海と言えば水着、お色気がありますから、そこに妖要素を加えればなんとなくあやトラがどんな作品かわかりますものね。それと、たぶん水着描きたかったんだろうなぁ…。

そんな海での妖ハプニング。今回はいつにも増してキレッキレでしたねぇ。確かにあんなの本誌でやったら怒られそうだわな(笑)。

今回目を引いたのはやはりお色気の描写ですね。本誌ではあのダークネスまで連載した矢吹先生にしてはパンチが弱いなと感じていましたが、ジャンプラでは初っ端からかなりダークネスに近づけてきました。

「本誌では事情でやれなかったことをやっていく」とか恐ろしいコメントも本誌の告知で見かけましたから、これからえっちぃ描写はさらにエスカレートしていくものと思われます。しかも前回のジャンプ本誌の巻末コメントには「すずのダークネスがもう抑えきれない・・・!」とか書かれているので、すずのダークネスをより解放するためにジャンプラに移籍した可能性もありそうです。一体どこまで許されるのか、矢吹先生には行けるところまで行って…いや、是非とも限界を超えてほしいですね。

さて、ストーリー的な動きとしては、すずの中に居た幼心ちゃんが家出すると言い出しましたね。

幼心ちゃんが家出を言い出した理由はまだわかりませんが、個人的にはすずが発情しすぎたせいなんじゃないかと思っています(笑)。ただ、幼心ちゃんは「女の子の祭里も好き」と自覚したすずに対してあまり良い感情を抱いていないような描写が見られたので、すずの発情とは別に何か家出する理由があるのかもしれません。

まあその辺の理由に関しては次回のお話で明らかになるかと思いますが、問題は元々一つだった妖巫女の魂が、すず、カゲメイ、幼心ちゃんの三人に完全に分かれてしまったことですね。これはあまりよろしくない状況なのではないでしょうか。

これまですずと幼心ちゃんは文字通り一心同体だったわけですから、すずの中から幼心ちゃんが居なくなってしまうとどんな影響があるのかわかりません。しかも、幼心ちゃんは”妖巫女の記憶を引き継ぐ本来の人格”ですから、もしかしたら幼心ちゃんが離れることですずがこれまでのように妖巫女の力を使えなくなるという可能性も考えられます。

加えて、特に問題なのはカゲメイの存在です。カゲメイはすずの心と身体を乗っ取って妖巫女本来の力を取り戻すことを目的としていますから、まだまだ油断ならない相手です。そんなカゲメイが妖巫女の人格である幼心ちゃんを取り込んだりなんかした日には、もはやカゲメイは手に負えない存在になってしまうのではないでしょうか。

何にしても、これまでにないイレギュラーな状況になってしまいました。ここからお話がどう展開されていくのか楽しみですね。

とりあえず、すずはもう少し自分の欲求を抑える訓練をした方がよさそうですが、「ダークネスが抑えきれない」とのことですから望み薄ですかね…(笑)。

それではまた次回!

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[1話]あやかしトライアングル - 矢吹健太朗 | 少年ジャンプ+
不思議な妖怪「妖(あやかし)」がいる日本。妖と戦う忍者「祓忍」の風巻祭里は、幼なじみで妖が好きな少女・花奏すずを守るべく日々妖と戦う。だがそこに猫の妖シロガネが現れて...?

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