あやかしトライアングル 第78話 感想

※この記事はネタバレを含みます。

どうも、重平です。

あやかしトライアングル第78話「マツリ熱」の感想です。

あやかしトライアングル 7 (ジャンプコミックス)
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あやかしトライアングル第78話「マツリ熱

カゲメイの配慮

祭里が普通の女の子になってしまった騒動は宗牙パイセンとポ之助のおかげで無事に解決。しかし、ほっとしたのも束の間、今度はすずが熱を出して寝込んでしまいました。

妖巫女は膨大な生命エネルギーを有するためか風邪はひかないようなので、先代妖巫女の分身であるカゲメイは祭里から話を聞いて少し驚いているようでした(ていうかごく普通に会話してますね)。

すずが熱で学校を休むと聞いたカゲメイは、少しだけ考えると、「今日はなにもしない」と言って祭里の前から去っていきました。

すずが学校を休んでいる今こそ祭里を引っ掻き回すチャンスだと思ったのですが、そこは手を出してこなかったカゲメイ。かつて自分が妖巫女だった経験からして、すずが熱を出したというのはただことではないと思ったのでしょうか。

純粋にすずを心配しての配慮なのか、今後奪う予定の(すずの)身体に負担をかけたくないからなのか、どちらにせよ、カゲメイにもまだ相手を心配する優しさは残っていたんですね。

それにしても、カゲメイの去り際の台詞はそのうち仲間になるムーブじゃね?と少し思いました。

熱の原因

放課後、すずのお見舞いに来た祭里。

弟の律太にすずの部屋に案内され入室するも、丁度汗拭き中だったすずの裸を見て慌てる祭里。ここで赤くなって慌てているところを見ると、いつもの祭里に戻っているなぁという感じがしますね。

すずが熱を出した理由。それは、考え事をし過ぎた故の“知恵熱”でした。

ん?”知恵熱”!?なんだか途端にギャグっぽくなってきました。

しかし、すずが悩むのも無理はありません。

すずが妖巫女の力を最大限に引き出すためには、先代妖巫女の分身であるカゲメイの存在が必須です。しかし、カゲメイは前世の体験から人間に強い恨みを持っています。さらに、カゲメイは現代の妖巫女であるすずの身体を狙っていますし、そのために祭里とすずの関係を壊そうとしています。

敵意むき出しのカゲメイと本当に仲良くなれるのか、このまま関係を持ち続けて祭里との仲を滅茶苦茶にされることはないのかなど、妖巫女や祭里関係ですずの悩みが絶えることはありません。まあでも、それで知恵熱を出してしまうというはなんとも可愛らしいですが。

そんないろいろな悩みを抱えつつも、祭里と恋人同士になるために頑張ると言ったすず。本当に健気と言うか、応援したくなってきますね。

キス

祭里のために頑張ると言った後すぐに眠ってしまったすず。”男に戻るまでは付き合えない”という理念を掲げる祭里ですが、改めてすずの強い想いを知り、祭里の心は少し揺れ動きました。

男だとか女だとか、そんなめんどくさいことは忘れてこのままキスしてしまえばいいのだろうか。そう思った祭里は眠るすずの口元にゆっくりと自分の口を近づけたのでした。

それから5分後。

祭里は未だに固まったままキスができないでいました。

その様子をずっと見ていたシロガネ。ハレンチの気配を感じてやってきたものの、流石になにやってんだあいつという気持ちになったようです(笑)。

その後、やっぱりキスをやめてベッドに腰掛ける祭里。自分が出るまでもなくイチャイチャがなくなったところを見てシロガネは胸をなでおろしました。

しかし、次の瞬間、寝ているはずのすずの声が祭里の背後から聞こえてきました。

おそろしく速い動き…!すず貴様、熱があったのではなかったのか!?

すずは俊敏な動きでベッドから起き上がるとそのまま祭里にキスアタック!しかし、すずの背後からのアタックを祭里は間一髪避けることができました。

すずのキスアタックを躱しベッドに仰向けに倒れた祭里。間一髪避けられたと誰もが思った次の瞬間、祭里の上からすずの顔が覆い被さり、祭里の唇はすずの唇に捉えられてしまいました。

ば、馬鹿な!?確かに今すずのアタックを避けたはず!一体何が起こったのか!?

実は、最初に迫ってきたすずは分身(オモカゲ)によるフェイント。すずは最初から回避直後の祭里を狙っていたのです!

避けられたと思った?残念それはオモカゲだ!!というわけです。そこまでしてキスがしたいのかこのハレンチ娘は!

見事にすずの策略にハマり、唇を押さえられてしまった祭里。口の中には舌を入れられ、祭里は抜け出そうとするもすずに顔をがっちり押さえられて抜け出すことができません。

そのまま時間をかけてたっぷりと祭里を味わうすず。次に顔を上げると、すずの熱は完全に引いていました。(祭里にとって)荒療治にもほどがある。

女の状態でも、祭里にも自分とキスをしたいという気持ちがあることを知ってしまったすず。これからは遠慮せずに祭里分を補給しに行くと宣戦布告してきました。

すずの宣戦布告を受けて「これも行だ」と受けて立つ祭里。すかさず第2ラウンドを始めたすずと祭里を黒折神を通してみていたカゲメイは、「心配して損した」と少し後悔していたのでした。

感想/まとめ

すずが熱を出すというちょっと珍しいお話でしたね。

まあ、実際はいろいろなことを考えすぎて知恵熱が出ただけだったわけですが、いろいろ考えすぎて熱が出てしまうだなんて、なんとも可愛らしい理由ですね。

とはいえ、熱が出たことには筆者も少しばかり心配していたのですが、解熱方法がまさかのディープキッス。しかもすずのキスへの熱意が並々ならなくて少し恐怖を感じました。でも解熱できたならOKです!

訓練を積み、祓忍の中でもおそらく強い部類に入ると思われる祭里をも欺くすずの策略。祭里はこれからのすずのキスアタックを全て躱しきれるのか見ものですね。

とりあえず、早速始まった第2ラウンドでは祭里はすずに無様に敗北してもらって、すずからキスの味をこれでもかと味わわされてほしいですね(ゲス顔)。

それにしても、カゲメイがすずを心配したことは筆者としては少し意外でした。

カゲメイの目的を考えればすずがお休みの時こそ祭里を引っ掻き回すチャンスだと思ったのですが、やはりちょっかいをかける相手がいないとやる気が起きないということなのでしょうか。

カゲメイの配慮は純粋にすずの体調を気遣ってのものなのか、今後奪う予定のすずの身体に要らぬ負担をかけたくないからなのかわかりかねますが、最後のコマ的に純粋に体調を心配していたという可能性の方が高そうですかね。

どちらにせよ、真顔でショタ想介を蹴り飛ばしていたカゲメイにも人を思いやる気持ちがまだ残っていて少し安心しました(それとも、学校生活の影響で少し心境の変化でもあったのでしょうか?)。

それに、カゲメイの去り際の台詞はそのうち味方になるライバルポジションの敵がよく言うやつですよね。「お前は俺が倒す。だから他のやつにはやられるな」みたいな。

これからカゲメイにどんな変化が表れはじめるのか気になるところであります。

性別の垣根が揺らぎはじめた祭里も、より積極的になるすずも、意外と優しい面が見えたカゲメイも、これからのお話の中でどのような活躍を見せてくれるのか楽しみであります。

それではまた次回!

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