※この記事はネタバレを含みます。
どうも、重平です。
あやかしトライアングル第120話「屋敷に潜むもの」の感想です。
あやかしトライアングル第120話「屋敷に潜むもの」
まず扉絵が良い
まず扉絵が良かったのでそこから触れましょう。
執事服の想介ですが、なかなかカッコいいですね。一度祭里に敗れカゲメイの力で復活してからはショタ感が増しましたが、それでも執事服はビシッと決まっています。
ていうか、想介の髪の毛って緑色だったんですね…。知りませんでした…（もしくは意識していませんでした)。何故か想介の髪はブラウン系だと思い込んでいたので少し意外でした。でも似合ってて良いと思います！
それからメイド服姿の祭里が可愛い。アニメで一度メイド祭里が映っていましたが、あれはメイド喫茶でバイトをする祭里のイメージでしたからね。今回の扉絵ではより本職に近いメイド服を纏った祭里を見ることができました。メイド喫茶のメイド服とはまた違った趣があって、これも素晴らしいですね。
背景もちょっと上品な感じで執事の想介とメイドの祭里との相性は抜群でした。今回も素晴らしい扉絵をありがとうございます！！
屋敷に潜む妖とは…
前回、女祭里はルーの私有地に迷い込み想介と再会。そのまま流れでルーの家の異変解決に協力させられてしまいましたね。ちゃっかりメイド服も着させられています。ナイス想介！ちなみに何故想介がルーの家に居るのかというと、執事としてルーの家に就職したそうです。
想介曰く、昨晩ルーの父親が海外で集めた美術品のコレクションを屋敷に運び込んだ際、その中の一つに海外の妖が憑いていたらしく、屋敷の中に妖が入り込んでしまったとのこと。想介が気づいた時には既に姿をくらましてしまい、敷地内にいる気配はあるものの発見できていないのだそうです。
さらに、屋敷に妖が入り込んでから屋敷内では石化した使用人が見つかるようになりました。十中八九妖の仕業です。一般人に被害が出ているというのはまずいので、祭里も妖探しに協力することになりました。
しかし妖側もなかなかに手強い。祭里が風の術で邸内を探し回り、ようやく見つけたと思った時には既に使用人たちは全員石と化していました。しかも祭里が妖の姿を捉えるより速く妖は蛇を伸ばして反撃してきました。すんなり発見させてはくれないようです。
そうこうしている内にルーが学校から帰宅。屋敷の異変に気付いたものの、帰宅直後のルーにも妖の魔の手が忍び寄っていました。ルーも石化させられるギリギリのところで想介がルーを救出。ルーはなんとか服だけ石化で済みました（え？）。
屋敷の一般人を積極的に狙う海外の妖は、どうやらルーの家の自分の巣にしようとしているようです。そんな妖の野望を阻止するべく祭里と想介は妖に立ち向かうのでした。
カゲメイの動向
分裂してしまった祭里のうち男祭里は家に残っていましたが、流石に男の姿で学校に通うわけにもいかず、男祭里は女祭里を探して町中を駆け回っていました。
そんな男祭里をカゲメイは物陰から見ていました。顔は見えませんでいたが、状況的に男祭里を尾行しているのでしょうか？
そういえば祭里の分裂騒動にカゲメイはまだ絡んで来ていませんね。今はまだ様子見しているような感じですが、ここからどのように関わってくるのでしょうか。カゲメイの動向も気になるところですね。
想介が就職した理由とは
かつて敵として祭里達の前に立ちはだかった日喰想介がルーの家の執事になっていたとは驚きましたね。カゲメイの力で復活してからはショタ感が増しましたが、人妖の力で周囲の人間に20歳だと認識させているようです。
「何故執事になったのか」と祭里に訊かれた想介は理由を言い淀んでいましたが、その際カゲメイの力で暴走した時に祭里達に助けられたことを思い出していたようですね。
これは筆者の憶測ですが、あの時危険を冒してまで自分を助けてくれた祭里とすずに影響を受けて、自分も人のためになることをしたいと思ったのではないでしょうか？
何故妖である想介が人に仕える仕事に就こうと思ったのか、想介の口からはっきりと理由が語られる日を楽しみにしています。
感想/まとめ
強そうな妖が登場したお話でした。
今回はお色気は控えめでしたが、また面白そうな妖が登場しましたね。
海外の妖で石化能力と蛇にまつわる妖と言えば「メデューサ」ですね。これまた有名どころの妖が出てきました。
作中で「蛇の妖は手強いのが多い」と清玄おじいちゃんに言わせているあたり、屋敷に入り込んだメデューサはかなり強そうです。
考えてみれば、決して弱くない（むしろ強い）祭里と想介の二人から逃げながら屋敷中の人間を石化するなんてことができる妖が弱いわけがありませんね（しかも不意をついて祭里に反撃してましたし）。
なかなか手強そうなメデューサですが、祭里と想介はルーを守りながらどう立ち回るのでしょうか。対メデューサ戦が楽しみですね。
それにしても、このタイミングで新しい妖が登場するとは。祭里が分裂したタイミングで登場したということは、今後の祭里にとってなにかしらの影響を与えてくれる妖なのでしょうか？もしくは、ルーと祭里の関係に変化を与えるために、そのキッカケとして登場させただけなのでしょうか？
今のところはメデューサがどのような妖なのか測りかねますが、何故このタイミングで登場させたのかが少し気になりました。
メデューサの正体や祭里たちとの関係についてどのような展開となるのか、これからのお話が楽しみですね。
しかし、来週のあやトラは休載です。いつものサイクル休載ですね。次の更新は2月27日（月）になるそうです。あやトラアニメを見ながらのんびり待つことといたしましょう！
それではまた次回！
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※なお、現在はコロナによる製作の遅延によりオーディオコメンタリー付きの振り返り放送が配信されています。
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