※この記事はネタバレを含みます。
どうも、重平です。
あやかしトライアングル第92話「助ける理由」の感想です。
あやかしトライアングル第92話「助ける理由」
“ヤヨ”が扉絵に!!!
うおおおお!!!ヤヨの扉絵だあああああ!!!カラーだあああああ!!!やったああああ!!!
かわいい!でも色っぽさも感じる!最高だねぇ!!
もう全体的にかわいい!とてもかわいい!でもやっぱりキレイなおみ足からハムストリングス(太ももの裏)あたりに目が行ってしまう!とてもえっちぃ!ありがとうございますッ!!
何故私は画像載せないなんていってしまったんだッ!見せたいッッ!!見てほしいッッッ!!!
もう私のブログ読まなくていいからヤヨの扉絵を見てほしい。(もちろん漫画本編もね!)
さあ、貴方も下のURLをポチるのです。そして視界に飛び込んで来る可愛らしいヤヨに釘付けになるのです。そのおみ足の虜になってしまうのです。そしてヤヨ姉の包容力に身を任せるのです。さすれば貴方は救われるでしょう(テキトウ)。
カゲメイの悩み
さて、もう語ることはないくらい初っ端からテンションが上がってしまいましたが、ここからは本編の感想といきましょう。
おや、どうやらカゲメイとヤヨがファミレスで勉強をしているようです。夏休み中も勉強を教えてくれるという約束を、ヤヨはしっかり守ってくれているみたいですね。
なんてこったい!ヤヨってばなんて面倒見のいいお姉さんなんだ!もう皆のお姉さんだ!大好きだ!ちゃんと勉強してるカゲメイも偉いぞ!
和気あいあいと勉強をしているように見える二人、しかし、カゲメイには最近悩みがあるようです。
どうやら、最近カゲメイの住む廃墟に不良が訪れるようになったようで、毎晩バカ騒ぎされてうんざりしているようです。まあ、あんな廃墟に人(というか妖)が住んでるなんて思いませんものね。やんちゃな人は近づいてきてしまうのでしょう。
でも、どれだけ鬱陶しくてもカゲメイはまだ不良たちに危害は加えていないようです。人類を滅ぼすのは妖巫女(すず)の身体を手に入れてからだと決めているのだとか。一度決めたことは貫くタイプなんでしょうか、人間への恨みがあるというのに相当我慢強いですね。(最終的に人を滅ぼすことは変わりませんけどね!)
そんなカゲメイを見て、「ヘンなところでマジメな性格が祭里に似ている」と言うヤヨ。似た者同士なら「案外気が合うんじゃないか」、そう言ってヤヨはカゲメイに笑いかけたのでした。やっぱりヤヨは人をよく見てるよなぁ。
助ける理由
その晩、ベッドに寝そべりながら、カゲメイは「祭里に似ている」と言われたことを思い出していました。一応祭里とは敵対しているだけに、似ていると言われたのは結構気にしているみたいですね。あ、ちなみにカゲメイは寝るときは裸になるタイプらしいです。
しかし、今回はカゲメイが不憫でならない。普通に寝ようとしていただけなのに不良たちに部屋に押し入られ、自分は物陰でコソコソ隠れていなければならないなんて。しかも”隠れる”という行為がカゲメイのトラウマを刺激してしまったものですから尚更です。
人間から人柱にされそうになり、追われていた頃を思い出したカゲメイ。丁度そのタイミングでヤヨの「祭里と似ている」という言葉も思い出してしまいました。私は違う、人を守る祓忍なんかとは違う。それを証明するためにカゲメイは不良たちを殺しにかかりました。
丁度その時、不良たちはどこかで聞こえた何かが割れる音に反応して遠くに行っていました。それを追いかけようとするカゲメイ。しかし、そんなカゲメイの前に現れたのは祭里でした。祭里はヤヨから話を聞いてカゲメイの様子を見に来ていたのです。
カゲメイは最初、祭里は自分が不良たちを殺すのを止めにきたものと思っていました。祓忍は妖から人を守るのが仕事ですから、勿論それも理由の一つです。
しかし、祭里がやって来た本当の理由はカゲメイを助けるためだったのです。祭里はこれまでカゲメイはすずとは関係のない存在だと思っていましたが、「かなで」との対話で幼い頃のすずにも人間への憎しみがあったことを知り、カゲメイも間違いなく妖巫女の一部なのだと気付きました。
カゲメイも妖巫女、つまりすずの一部であるのならば、“祓忍”ではなく”風巻祭里”としてカゲメイを助ける理由がある。だから祭里はここにやって来たのです。
なんともカッコいいことを言ってくれるじゃあないか祭里さんよ。頼りがいがあり過ぎて困っちゃうぜ。果たしてここまですずや妖巫女のことを大事に想ってくれる人がいただろうか。祭里は本当に優しい人です。
そして、ここから不良たちを追い出す作戦が始まったのです。
不良退治
物音がした方へ行ってみるも、そこには誰もおらず不安に駆られる不良たち。ただ、そこはやはり廃墟に入り込んで来る度胸のある不良たち。イタズラしてるやつを見つけだしてブチ殺すなどと威勢のいいことをほざいております。
そんな不良たちに向かってタヌマロが”顕現蒸気”を発動!この蒸気の中に居る間は一般人にも妖が視認できるようになるぞ!
そして、すずの指揮により次々と脅かしにかかる妖たち。さっきまでの威勢はどこへやら、不良たちは大慌てで逃げ回っております。最後は祭里とラチカのW雪女コンボで吹雪を作り出し、不良たちを廃墟から完全に追い出してしまいました。
こうして、カゲメイの廃墟の平穏は守られたのでした。めでたしめでたし、とはならず、オバケが出るとの噂を聞きつけた人々が廃墟に殺到。いろいろと問題にもなってしまい、廃墟は取り壊されてしまいました。
せっかく祭里とカゲメイの距離が縮まったと思ったのに、カゲメイは人間や祭里にさらに恨みを募らせる結果となってしまったのでした…。やっぱりカゲメイ不憫すぎる。でも、新居は画楽がまた用意してくれるとのことですから、今度は廃墟よりもっと良い家に住めるといいですね。
感想/まとめ
ひたすら素晴らしいヤヨの扉絵と、祭里のカゲメイに対する意識の変化、そしてカゲメイが不憫で仕方ないお話でした。
今回のカゲメイはひたすら可哀想でしたね。不良に安眠妨害されるわ、自分で隠れたとはいえトラウマ刺激されるわ、やっと追い払ったかと思ったら住処取り壊されるわ、泣きっ面に蜂とはこのことですね。最初の頃の強者感は何処へやら。画楽先生、彼女に良い住居を提供してあげてください…。
それにしても、祭里のすずへの愛はまた一段と磨きがかかりましたね。カゲメイもすずの一部として”祓忍”としてではなく”風巻祭里”として守る理由があるだなんて、カッコいいこと言ってくれるじゃあないですか。
祭里のこの意識の変化、そしてカゲメイへ寄り添う姿勢はカゲメイを救うことに貢献できるかもしれません。これからは祭里に倣い、我々読者もカゲメイをラスボスではなく一人の仲間として見る必要がありそうですね。いや、既にポンコツ不憫系巨乳田舎者お姉ちゃんとして認知されているのかな?(そんな属性はない)
この調子でカゲメイが祭里やすずに心を開き、争うことなく妖巫女の問題が解決することを願っています。
しかし、祭里は妖巫女ハーレムでも作り気なのだろうか。このままカゲメイの好感度が上がっていくと祭里は三人の妖巫女(すず、かなで、カゲメイ)から好かれ、さらに恋緒と宗牙パイセンに好かれ、さらにシロマツ様としてルーに好かれるのか…。いや多いよ、凄いハーレムだよこれ。祭里の今後に期待大ですな!
そして!なんと言ってもやっぱり今回一番よかったのはヤヨですよねえええええええ!!!!
まずなんと言っても扉絵が良い!かわいい!とても良い!ディ・モールトベネ!!(非常に良しッ!!)
そしてカゲメイの正体を知りながらも分け隔てなく接し、夏休み中も勉強を教えてくれる甲斐甲斐しさ。人間嫌いのカゲメイが普通に友達としてヤヨと接しているところからもヤヨの人の良さが伝わってきます。妖ではない、祓忍などの敵対勢力ではない、妖が視えること以外はただの一般人であるヤヨだからこそカゲメイの傍に居てあげることができるのでしょうね。
今回カゲメイが憎しみに囚われて殺人を犯すような事態にならなかったのも、祭里たちがカゲメイのもとに駆け付けることができたのも、カゲメイから話を聞いて状況を祭里達に伝えたヤヨの存在があってこそ。ヤヨはカゲメイに勉強を教えるようになってからカゲメイとは切っても切り離せない関係になりつつある感じがしますね。そんなヤヨが好きだわ~。
さて、今回は最終的にカゲメイが住処を追われる形になってしまったわけですが、果たして彼女は良い新居に移住できるのか非常に気になるところです。カゲメイの家探しの旅なんかも少し見てみたい気もしますね。
次回は一体どんなお話が待っているのでしょうか。来週の更新も楽しみです!
それではまた次回!
単行本発売中!
第9巻は6月3日(金)発売!表紙はカゲメイだ!
あやかしトライアングルはジャンプラで!!
これまでのお話はこちらから
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