※この記事はネタバレを含みます。
どうも、重平です。
【推しの子】第26話「嵐」が更新されました!
続きがずっと気になっていて、待ちに待った更新日!
前回、自殺未遂を図った黒川ちゃん。
ギリギリのところでアクアが止めに入り一命は取り留めましたが、果たしてどのように解決するつもりなのでしょうか。
それでは感想を書いていきましょう!

【推しの子】 第26話 登場人物
- 星野 愛久愛海(ほしの あくあまりん)
 以下、アクア
 アイの子供で双子の兄。ゴローの生まれ変わり。
 鏑木Pからアイの情報を得るための交換条件として恋愛リアリティーショーに出演する。
 台風の日に歩道橋から飛び降りようとする黒川をギリギリのところで止めた。
- 黒川あかね(くろかわあかね)
 以下、黒川
 職業は”女優”。
 生真面目で頑張り屋な性格で、仕事に役立ちそうな意見は積極的にメモを取っている。
 恋愛リアリティーショーに出演するもののあまり目立てず、なんとか結果を残そうと奮闘するもののトラブルを起こしてしまい、ネットで誹謗中傷を受ける。
 台風の中、突発的に歩道橋から飛び降りようとするが、ギリギリのところでアクアに止められる。
- 星野瑠美衣(ほしのるびぃ)
 以下、ルビー
 アイの子供で双子の妹。さりなの生まれ変わり。
 ネットでの誹謗中傷の話を聞き、兄の事を心配する。
- 有馬かな(ありまかな)
 以下、有馬
 別名:重曹ちゃん(重曹を舐める天才子役)
 苺プロ所属の女優でありアイドルの「10秒で泣ける(元)天才子役」。
 黒川のネットの炎上騒ぎを受け、誹謗中傷について語る。
- 斎藤 ミヤコ(さいとう みやこ)
 以下、ミヤコ
 芸能事務所「苺プロ」の社長であり、アクアとルビーの保護者。
 警察のご厄介になったアクアを迎えに行く。
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- 恋愛リアリティーショー関係者
- 鏑木雅也(かぶらぎまさや)
 アクアの出演する恋愛リアリティーショーのプロデューサー。
 アイについて、男性関係など様々な情報を握っている。
- 鷲見ゆき(すみゆき)(15)
 以下、鷲見
 ファッションモデル。高校1年。
 嘘と本当のギリギリをうまく狙える立ち回り上手。
 熊野ノブユキとのカップリングがうまくいっている。
- 熊野ノブユキ(くまののぶゆき)(17)
 以下、熊野
 ダンサー。高校2年。
 表裏が無くて味のある良いやつ。
 鷲見ゆきとのカップリングがうまくいっている。
- 黒川あかね(くろかわあかね)(17)
 以下、黒川
 女優。高校2年。
 生真面目で頑張り屋。よくメモを取っている。
- MEMちょ(18?)
 以下、メム
 ユーチューバー。高校3年。
 おバカ系で知られているが、たぶん、いや絶対頭いい人。
 台風の中出かけて行った黒川が帰って来ないことにいち早く気づいた人。
- 森本ケンゴ(17)
 以下、森本
 バンドマン。高校3年。
 ラブラドールが好き。
 MEMちょとは投稿用の動画を一緒に撮る仲。
- 星野アクア(16)
 役者。高校1年。
 星野 愛久愛海を参照。
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- 星野 アイ(ほしのあい)
 以下、アイ
 アイドルグループ「B小町」の元センターであり、双子の母親。
 20歳の誕生日とドーム公演当日、ストーカーに襲われ亡くなる。
- ゴロー
 産婦人科医師。病院に入院したアイの担当医師。
 アイの出産日当日に何者かに襲われ命を落とし、気が付くとアクアに生まれ変わっていた。
- さりな
 ゴローの勤める病院に入院していた患者。ゴローとは仲が良かった。
 アイの大ファンであり、ゴローがアイのファンになるきっかけとなった人物。
 享年12歳。
【推しの子】第26話「嵐」
台風の中、歩道橋から飛び降りようとする黒川を間一髪で引き留めたアクア。
アクアはメムが黒川を心配して探し回っていることを知り、コンビニまでのルートを辿っていたところ、黒川の発見に至ったのだ。
アクアに諭され、泣き出す黒川。
と、そこへ一部始終を見ていた警察官が現れ、アクアと黒川は警察署へ移動することとなった。
一方その頃、苺プロの事務所にて、有馬は黒川の炎上騒ぎを見て、ルビーに誹謗中傷”される側”のメンタルについて語っていた。
そこへミヤコもやってきて、2人から話を聞いたルビーは兄のアクアを心配した。
その直後にミヤコの携帯が鳴り、ミヤコはアクア絡みで警察署に呼び出されたのだった。
警察署では、取調室で黒川が声を上げて泣いていた。
その傍らには、黒川の母親もおり、黒川はどうやらひとまず落ち着いたようだった。
アクアはというと、取調室の外で一連の事情を聞いたミヤコに褒められていた。
アクアとミヤコが話をしていると、黒川が取調室から出てきた。
それに合わせ、恋愛リアリティーショーの出演者たちも黒川の下へ駆け寄る。
真っ先に駆け寄った鷲見は黒川の顔に平手打ちを入れると、「相談してよぉ!」と泣きながら黒川に抱き着いた。
アクアは、黒川にこの先も番組を続けるかどうかを質問する。
「黒川あかね」という本名を晒して活動している以上、引き時の見極めは大切だというアクアの配慮だった。
そうして黒川の出した答えは、番組を「続ける」ことだった。
黒川の意思を聞き届けた出演者たちは、黒川を快く受け入れ、これからも協力して番組を作り上げていくことになった。
だが、”このまま”というのも気分が悪いとアクアは言う。
アクアは、煽った番組サイドも、好き勝手言うネットの奴らにも腹が立って仕方がなかったのだ。
そしてアクアは、この黒川の一連の騒動を警察署内の記者クラブにリークした。
黒川の件はすぐに記事になり、ネットでトレンドに入った。
その記事を見たミヤコはアクアを褒めたことを後悔すると同時に「着地点は見えているのか」とアクアに質問する。
アクアは、上手くいくかわからないが着地点は見えていると答えた。
そして片手にビデオカメラを構えると、「ここからが本当のリアリティーショーだ」と、そう言ったのだった。
まとめ/感想
よかったっ!!
黒川ちゃんがひとまず落ち着いてくれて本当に良かった!!
皆に心配かけたけど、ひとしきり泣いて落ち着きを取り戻し、恐怖に立ち向かい頑張ることを決めた黒川ちゃん。
一時は憔悴していたけどまた立ち上がるだなんて、実は芯が強い子なのかもしれませんね。
ただ、黒川ちゃんが再び立ち上がれたのも出演者たちの仲の良さがあってこそ。
鷲見が何かしてくるんじゃないかと疑っていた私も大概性根が腐っておりました。
いやぁ!現場の仲が良いって素晴らしい!!
それにしても、今回のお話はなかなか心に刺さる台詞が多かったです。
かなちゃんがルビーに語っていた誹謗中傷を”受ける側”の心理や、恋愛リアリティーショーで50人近くの自殺者が出ていることなんて、より多くの人に知ってほしいですね。
ツイッター然り、ユーチューブ然り、ネットや芸能に触れる機会のある人は皆【推しの子】を読んだ方がいいのではないかと割と本気で思います。
何気ない一言で誰かを傷つけ、追い込んでいるかもしれない。
公共の場で発言をする際はこういった意識を常に持って、むやみな発言はしないよう注意していきたいですね。
さて、黒川ちゃんは思いとどまり、これからまた番組に出演する意思を見せました。
しかし、アクアは炎上を煽った番組サイドや、好き勝手言いまくるネットの奴らに腹が立っている様子。
ここから既存の”芸能界”への復讐が始まる!!
だいぶ胸糞悪くなってましたからね。
是非とも一矢報いてもらいたいものです!
さらに、今回はアクア個人の復讐ではなく、出演者たちの気持ちが一つになるようなので、一体どんな形で復讐を果たすのか。
次のお話が楽しみですね!
それではまた次回!
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