どうも、重平です。
VtuberやVRに興味を持って以来、VR関連のニュースサイトなどを見るようになりました。
今回は、最近のニュースで私が興味深いと感じたものについて3つほど書いていきたいと思います。
なお、私が普段よく見ているサイトは「MoguraVR」さんと「Panora」さんです。
手の感覚をデータ化する!?
東大発ベンチャー、人の手に生じる力触覚をデータ化するセンシングシステムを開発
※引用:MoguraVR
まずは上記の記事について。東大発の会社さんが人の手の力触覚(物を触ったり掴んだりした時の感覚)をデータ化するシステムを開発したとのことで、これは非常に興味深いニュースだなと思いました。
今のVRコンテンツって、確か手の感覚までは再現できないんですよね。コントローラーの振動で雰囲気を出したり、視覚的に触っているように錯覚させたりする技術はいくつか認識していますが、感覚そのもののフィードバックはまだ一般化していなかったと思います。
しかし、この技術が一般化されれば、今後のVRコンテンツで実際に物を触っている感覚を得ることができそうです。物を触った時の”硬さ”や”弾力”、”重さ”などの感触を得られれば、VRの没入体験はさらに向上することでしょう。Vtuberとの握手会も夢ではないと思います。
このような技術がもう出て来ているなら、一般的に広く使われるようになる日も近いのではないでしょうか。このニュースは未来を感じさせる非常に興味深い内容だと思いました。
Vtuberは教育分野でも活躍できる
現役VTuberが講師の「バーチャル学習塾Wish」が開校 中学生5教科を動画配信、大人も受講可能 宇推くりあ、きら子等7名が参加
※引用:MoguLive
続いて面白いと思ったのはこのニュース。Vtuberが講師として授業を行う「バーチャル学習塾Wish」なるものが3/1(土)より開校したようです。中学生から大人まで、幅広い年齢の方が授業を受けられるみたいですね。
Vtuberと言えばゲーム配信やアイドル活動などのエンタメ活動をしている方が多いですが、実は非常に幅広い分野の人材がおり、中にはその辺の専門家も顔負けの専門知識を持ったVtuberさんもいます。
深い知識を持ち、かつ教え上手なVtuberさんたちの授業が受けられるサービスとは、なんとも面白そうなサービスですね。
ホロライブさんも英会話の教本や学研さんとコラボしたエンタメ参考書なるもの(いわゆるドリル)を出版していますし、”Vtuber”と”勉強”の相性は悪くはないのでしょう。まあ、ホロライブさんの場合は教育というよりはファンをターゲットとしたグッズの一つだろうとは思いますが、エンタメ経由であれ、学習に興味を持ってもらえるのは良いことです。
かくいう私も、Vtuberにハマってから海外勢のVtuberさんの配信が見たくて英語を勉強するようになりましたからね。学生時代はあれほど英語を毛嫌いしていたのに…不思議なものです。
今回の「バーチャル学習塾」がうまくいけば、今後はもっとこういったサービスが増えてくるかもしれませんね。Vtuberさんの活躍の場が増えてついでに学生の学力も上がってくれればWin-Winなので、こういった動きはもっと広がってほしいなと思います。

Vtuberへの誹謗中傷に対する判例について
※引用:MoguLive
最後はVtuberに対する誹謗中傷の裁判事例に関する記事について。こちらも非常に興味深い内容だと思いました。
Vtuberは言ってしまえば現実に存在しない人ではありますが、そんなVtuberに対して名誉感情侵害が成立したというのは、時代の流れからしてもいい判例になったのではないかと思います。
特に興味深いと思ったのは、この判例はVtuber以外の通称名を使用する活動者に対しても有効なのではないかと思ったところです。何も、イラストや通称名を使用して活動している人はVtuberだけではありませんからね。
今のネット社会では誹謗中傷も問題になっていますし、匿名で活動する人はこれからもさらに増えるでしょうから、時代に合わせてこういった判例が出てくると今後の参考になりますね。
もっとネットのマナーやリテラシーなどが周知されて、活動者もそうでない人も安全にインターネットを使える世の中になってほしいですね。
まとめ
以上、気になったニュースに関するお話でした。
今後も何か気になるニュースがあればこういった形で感想を書いていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
※アイキャッチ画像:いらすとや
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